【感想】ヴァンパイア・サマータイム

石川博品, 切符 / ファミ通文庫
(12件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
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4
3
1
0
  • 可愛い小説です

    これはアイデアですね。吸血鬼と人間。カルチャーギャップや、生活時間の違いによる離ればなれの生活といった、恋愛小説の道具立てが揃っておるではないですか。

    どちらかというと、冴原のキャラの方が立ってます。登場時はコンビニのショーケース越しに見える美少女で始まるのですが、どんどん人物に肉付けされていく構成です。

    序盤は日常ミステリーが混ぜてあって、後半は恋愛話に集中します。主人公達の心情が細かく書いてあって引き込まれますね。なんというか、少女マンガの青年向け小説といった感じです。ヴァインパイアの吸血衝動も話にうまく取り入れてあります。

    うーん面白かった

    二人ともおりこうさんなので、課題図書に選んでみては?という感じですね。
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    投稿日:2014.01.03

ブクログレビュー

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  • らいら

    らいら

    人間が昼に、ヴァンパイアが夜に生きる世界。基本、人間とヴァンパイアが交わらない世界で、同じ学校の昼夜の生徒の二人が、事件の解決を通じて仲を育むラブコメ。
    ヴァンパイアがコウモリを飼っているなど、かなり特殊な世界観を背景に、特殊な環境にあり、二人の間に種族という障害が有っても、なお惹かれる二人が描かれており、本作特有の面白さがあり良かった。続きを読む

    投稿日:2023.04.24

  • pbh23864

    pbh23864

    面白いらしいという話を聞いて読んだが・・・

    吸血鬼以外がどうにもパッとしない。

    高校生の日常、という点だと(多少ご都合主義な面があるものの)こんなもんなのかな、という感じはするが。

    投稿日:2022.09.13

  • bukuroguidkodama

    bukuroguidkodama

    高校生の主に恋愛ものだが
    高校は学校部活交友で出来ているから当然でもある
    「青春もの」でなく「高校生もの」らしい高校生もの
    前作『カマタリさん』とはまた違って「ライトノベル度」用い方が特徴的で
    すごく普通に高校生の恋愛ものとして読めるところが面白いが
    すごく普通の高校生が恋愛するお話に読めてしまうものでもあり
    余計な心配をしてしまう
    続きを読む

    投稿日:2018.11.12

  • しろかぎ

    しろかぎ

    人間と吸血鬼のラブコメだった。らぶらぶ。
    「吸血鬼」というからにはなにやらファンタジックで超常的な展開が待ち受けているのか、と思いきやそんなことはなかった。
    吸血鬼も普通に社会に生きてるので、人間と吸血鬼、というより「昼間部の人」と「夜間部の人」、くらいの距離感。もはや単なる恋愛要素の一つである。
    人間と吸血鬼であるという違いがちょうどいい具合に相手への恋愛的幻想をはぐくみ、一旦好きになってしまえば後はもうどんなであろうと全部好き!っていうあれですね。
    吸血鬼要素がゼロというわけではないけど、しかしすべては恋愛につながるのだ…。ええいリア充爆発しろ。
    まあでも主人公がまともにかっこよかったし冴原さんもかわいかったので、ニヤニヤしながら楽しく読んだ。うん、面白かった。
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    投稿日:2015.03.11

  • 柏葉

    柏葉

    うーん、いまいち。耳刈ネルリの作者だと読む前に気付いてしまったと思ったが、読んでみたらシュールなギャグなどなく、種族の異なる者の純愛物語だった。Amazonレビューによれば筆者らしいギャグセンスは健在らしいが笑いどころなんて全くなかったよ。徐々に引かれていく男女も不自然とは感じないが、胸を揺さぶられる程ではない。主人公が将来夜仕事するようになれば問題なしじゃね?ヒロインは夜しか活動できないんだから。甘酸っぱい高校でのハツカレハツカノを経験している人にはきゅんきゅんくるのかもしれないが、私には分からなかった。続きを読む

    投稿日:2013.11.23

  • birdheads

    birdheads

    ヴァンパイアと人間が共存する世界での、ヴァンパイアと人間の恋物語。

    この作品のひとつめの特長は、異文化の表現だと思います。
    ヴァンパイアの生活文化。それは人間と大差が無いようで、やっぱり新しい発見に満ち溢れています。
    この『日常的に見えて、どこか非日常的な世界』が、舞台全体の魅力に繋がっているように感じます。

    ふたつめの特長は、それぞれの視点から描かれる思春期の葛藤とすれ違いです。
    寝ても覚めても相手の事を考え、ちょっとした事で一喜一憂し、悶々とする。
    そんな甘酸っぱく、小っ恥ずかしい思春期ゆえの葛藤が、この作品では如実に再現されております。

    『思春期の恋』を再び感じたい方へと是非ともお勧めしたい作品です(^_^)
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    投稿日:2013.09.08

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