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雫井脩介 / 幻冬舎文庫 (49件のレビュー)
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総合評価:
九州男児
5
「殺気」に期待しては、いけない…
ちょっと長かったなぁ。 殺気を感じとる能力とか 書いてあるもんだから、 変に期待してしまい… 途中、退屈で仕方なかった。 ラストまで引っ張りに 引っ張った9年前の事件の 真相ってのも、そこまで驚く よ…うなものでもなかったしね。 作者が雫井氏だという期待を し過ぎると、ちょっとガッカリ するけど。 まぁ、普通の何でもない作品 だと思えば、最後は無難に まとめてたし、「あぁ良かった」 と思える人が多いかもしれません。 特殊能力は「オマケ」くらいな 感じで読むといいかもですね。続きを読む
投稿日:2015.01.18
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twp
1
魅力的で軽く読めます
人の殺気を感じることのできる主人公… 子供の頃の事件を追って行きながら 真相に近づいていく… 軽いタッチで読めて それぞれの登場人物も魅力的 ただ、「クローズドノート」の登場人物たち…と 少しダブってしまう感じもあるかな。 リックフレアーのさわりは好き続きを読む
投稿日:2014.05.16
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棚田 弘一
タイトルに惹かれて、内容も作者のことも知らずまずは読んでみた。ライトノベルだった。二十歳の若者達を中心とした、楽しくも苦味もある青春小説の面を持ちながら、後半は一気にサスペンスになっていく。 500…ページ弱でライトノベルとしては長い方かと思ったけど、続きが気になって結構楽しめた。続きを読む
投稿日:2024.04.06
evelyn123
雫井さん3作目にして、一番良かった。現実にここまで誠実な主人公は実在しないとは思うが、だからこそ小説という枠で存在させてみたことが成功だったと。クロスオーバー作品も気になる。
投稿日:2022.10.21
masato
ちょっと残念 想定と違った物語 超能力を使ったサスペンスとかミステリーとかと思ったら、青春群像劇みたいな展開。何を伝えたいのか、とっちらかった感じです。 ストーリとしては 12歳で何者かに拉致監禁さ…れた経験を持つ女子大生のましろ。 PTSDとなり、その記憶は封印されてしまいます。 また、その当時、父親を事故で無くした友達の理美子。 二人が再び出会うことになります。 さらにましろには他人の「殺気」を感じ取る特殊能力があることがわかってきます。 そんな設定のなか、ましろの周りには幼馴染や当時の友達を巻き込んで事件が起きていきます.. とは言いながらも、スリリング感がないんですよね。のほほんという感じ。 つまらないギャグ、コメディ、ユーモアが入っているのもいまいち。 さらに「殺気」を感じるって言いながらも、その使われ方もちょっと微妙。 後半、ようやく、理美子の父親の事故の真相。ましろの拉致監禁の真相が明らかになっていくという展開です。 しかし、その真相は単に過去が明かされるだけなんですけど... 青春ストーリはいらないので、単純にこの2つの真相を追っかける話でよかったのでは? 「殺気」などなくてよかったのでは? へんなコメディチックなところはいらなかったのでは? なんか、不思議な物語でした。続きを読む
投稿日:2022.06.18
いっちー
う~~~~ん、微妙な作品です。。。500ページ近いボリュームの作品なのですが、中弛み感が半端無いので読了するまで結構シンドイかも。肝心なストーリーなのですが、主人公・ましろは、過去の未解決幼児誘拐事件…の被害者であるが、現在は大学とバイト生活を満喫する大学生。或る日、小中学校で同級生だった理美子と再会した。理美子も小学生の時、不慮の事故で父親を失った悲しい過去を抱えていた事もあり、ましろとは色々と気の合う友人だった。久々の再会で意気投合する二人だが、お互いが経験した終わった筈の"過去の事件"が、何かの弾みで動き出そうとしていた。不可解な事件の真相とは!?続きを読む
投稿日:2022.06.15
nopace
雫井さんの名前は聞いたことがあったので手にする 本格サスペンスかと思っていたが今回は半分青春少女小説で私には合わなかった 最後に事実を明らかにすることで不幸になる側が描かれていないのが気になった、明…らかにしない方が良い事実を強引にこじ開けることの悪い面が読みたい気分だった 小説位ハッピーエンドがいい、という人は楽しめるかと続きを読む
投稿日:2021.12.28
Funya
人から向けられる殺気を感じ取る能力を持つ女子大生が、図らずも自分にまつわる過去の事件を解明していくミステリー。 * * * * * 幼い頃経験した拉致監禁。封印された記憶。加えて…父親の病死。 それらの不幸に見舞われたにしてはましろがあまりにもあっけらかんとしすぎている気がします。コメディタッチの作りからなのでしょうが、シリアスな場面とのバランスがとれているとは言い難く不完全さを感じてしまいます。 また、クライマックスシーンの構成にも不満が残りました。だいいち早瀬勝弘に説明させすぎでしょう。切羽詰まってましろの口封じに来たとは思えないほど多弁なのは不自然です。 謎解きは脇役をもっとうまく使って欲しかったと思います。加えて理美子の蛮行も余分でした。 雫井脩介さんは好きな作家なので残念です。続きを読む
投稿日:2021.09.21
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