【感想】フランクリン自伝

松本慎一, 西川正身 / 岩波文庫
(69件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
17
28
13
1
0
  • 読了した

    フランクリン自伝は、日本も明治期に盛んに読まれたそうである。アメリカ研究者が、読むべき本だそうだが、なるほど、
    僕も読んで良かったと思う。彼が、息子に伝えたかったこと、それは、金言であり、一族の歴史であったろうと思う。
    政治学や歴史学、ましてや独立戦争の話ではなく、しかし、私はこの本で有益な、インスピレーション、気づきを
    たくさんもらった。今の日本の現状や、指導者とはいかにあるべきかなど。評価は読む人によってだいぶ違う
    だろうが、どの方にも読むことをお勧めできる、良書である。教育論としても有益であろう。
    いろいろ言ったが、魂胆や背景は無しである。一度読んでみることをお勧めします。
    続きを読む

    投稿日:2015.08.10

ブクログレビュー

"powered by"

  • djuax

    djuax

    人間の幸福というものは、時たま起こるすばらしい幸運よりも、日々起こって来る些細な便宜から生まれるものである。▼相手を説得するために、正論など持ちだしてはいけない。相手にどのような利益があるかを、話すだけでいい。▼老いた若者は、若い老人になる。ベンジャミン・フランクリン -1790 政治家・科学者

    あなたが転んでしまったことに関心はない。あなたがそこから立ち上がることに関心があるのだ。▼もし木を切り倒すのに6時間与えられたら、私は最初の4時間を斧を研ぐのに費やすだろう。▼馬の行きたい方向に馬を走らせるには手間も労力も要らない。▼欠点のない者は取柄もない。エイブラハム・リンカーン -1865

    恐れはわれわれに自分の人間性を感じさせてくれる。▼逆境に勝る教育はない。▼愚か者はあれこれ思いをめぐらすが、賢い者は人にたずねる。▼人間は環境の創造物ではない。環境が人間の創造物である。▼評論家とは何者なのか。文学と芸術において成功できなかった人間である。ベンジャミン・ディズレーリ -1881

    絶対に失敗しない唯一の人間とは、何もやらない人間である。セオドア・ルーズベルト -1919

    屋根を治すとしたら、よく晴れた日に限る。▼あなたの敵を許せ。だが、その名前は決して忘れるな。ジョン・F・ケネディ -1963

    恐怖は逃げると倍になるが、立ち向かえば半分になる。▼凧(たこ)がいちばん高く上がるのは、風に向かっているときである。▼20歳までに自由主義者でなければ情熱が足りない。40歳までに保守主義者でなければ知能が足りない。▼過去をより遠くまで振り返ることができれば、未来をより遠くまで見渡せるだろう。ウィンストン・チャーチル -1965

    もしきみを批判する者がいないなら、きみはおそらく成功しない。マルコムX -1965

    あなたの今の生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方なのか。明日死ぬとしたら、生き方は変わるか? チェ・ゲバラ -1967

    あなたが正しいとき過激になりすぎてはいけない。あなたが間違ってるとき保守的になりすぎてはいけない。マーティン・ルーサー・キング・ジュニア -1968

    私はまた、私の敵にも感謝しなければならない。彼らが私を失望させようとしたことが、かえってこの仕事をやり通す力を私に与えたのである。ジョモ・ケニヤッタ(ケニアの初代首相) -1978

    考えは言葉となり、言葉は行動となり、行動は習慣となり、習慣は人格となり、人格は運命となる。マーガレット・サッチャー -2013

    勇者とは怖れを知らない人間ではない。怖れを克服する人間である。ネルソン・マンデラ -2013
    続きを読む

    投稿日:2024.01.07

  • おぬま

    おぬま

    図書館で借りた。
    ベンジャミン・フランクリン、アメリカ合衆国建国の父として並べられるうちの一人。と言っても大統領などトップに登り詰めた訳ではないので、知らない人も少なくないかと思う。
    政治家ではあるが、科学者や出版業者の側面もあり、私は「アメリカの渋沢栄一的な人かな?」と思った。私が知ったきっかけも科学者的側面だ。電磁気学の本で、有名な実験「凧揚げで雷が電気であることの証明」で知った。
    そんな人の自伝が岩波文庫として、しかも赤(アメリカ文学)として残っている。それはなぜかと言うと、社会人がよく読むジャンル「自己啓発本」としてベストセラーになったかららしい。

    たしかに怒るより好みから入り込むコミュニケーション術であるとか、女性の教育の考察であるとか、様々な側面で参考にはなる。現代でよく聞く定説が、ところどころで感じ取れる。
    ただ読んでみて私の感想は、おじさんの半生自慢の印象のほうが強いかな(笑)
    続きを読む

    投稿日:2023.07.03

  • 町田

    町田

    「13徳」の「規律」と「沈黙」は、まさに自らに課したいものであった。またそれ以上に付録の『富に至る道』で謎の人物「貧しいリチャード」が言及する言葉の数々が実にいい。

    投稿日:2023.05.07

  • YG

    YG

    気持ちが良いほどの勤勉さ、無欲。
    言うのは簡単だけどやるのは難しい。
    自分をもう一度見直してみようと思える1冊です。

    投稿日:2022.10.10

  • aaaamino

    aaaamino

    アメリカ建国の父フランクリンの自伝

    印刷屋見習いから始まり
    イギリスからアメリカへ渡り
    立身出世していく

    文体が古く、淡白な文章が読み難い

    投稿日:2020.12.21

  • soyjoy666666

    soyjoy666666

    フランクリンの生い立ちとかはあまり興味ないし読み物としてもさほど面白くもなかったので読み飛ばしたが、周囲から評価され社会に貢献し続けている人生だったということはなんとなくわかった。
    13の徳を積む具体的な方法、その週に重視し反省する徳目を定義するという話についてはかなりよさそうなので実践しているところ。そこだけ読めばこの本の6割くらいの価値はあるような気がする。続きを読む

    投稿日:2020.10.24

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。