【感想】とらドラ7!

竹宮ゆゆこ, ヤス / 電撃文庫
(25件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
5
10
7
1
0
  • ラノベ史に燦然と輝く名シーン!

    再読。
    Q:貴方にとって"とらドラ!"とは?
    A:「……竜児ぃぃぃぃぃーーーーーーっっっ!」です。
    …ということで本シリーズの、いやラノベ史に残る名シーンをガツーン! といただきました。
    本作の偉大な所は心理描写が実に緻密で、竜児や大河の気持ちを容易になぞられる部分にあり、故にこうした台詞にも熱い血が通うのだとつくづく思います。
    本当に有難う竹宮さん!
    因みに、本シリーズにおけるもう一つの名台詞
    「なんだよタイガ~! めっちゃ優しいとこ(中略)、俺今ちょっとぼっ」(春田浩次)
    も何気に本書です。名著との出会いに感謝!
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    投稿日:2014.02.06

ブクログレビュー

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  • 佐山 諒

    佐山 諒

    クリスマス回


    トラブルがありながらも迎えたクリスマスパーティー

    パーティーは大河と亜美のサプライズで盛り上がるが、、


    最後はそれぞれのすれ違いが切ない7巻目

    投稿日:2021.09.05

  • subook中村ボッチ

    subook中村ボッチ

    最高過ぎて言葉がありません。この巻はクリスマスの話ですが、王道の恋愛小説なので初心者でも、ライトノベルが苦手な方でも1巻から読むと大変面白いと思います。
    ライトノベルの中でも抜群に読みやすく、普通の恋愛が好きな人はるん♪ってくる事間違いなしです。続きを読む

    投稿日:2020.02.02

  • キじばと。。

    キじばと。。

    今回はクリスマス編です。

    北村の提案でクリスマス・パーティが開かれることになり、実乃梨に想いを寄せる竜児のため、大河もバックアップすると約束してくれます。ところが、肝心の実乃梨はソフトボールの試合でミスをして仲間に迷惑をかけてしまったことを理由に、パーティへの参加を拒否します。さらに、彼女はクリスマス・ツリーを壊してしまうというトラブルまで起こしてしまいます。竜児はそんな彼女のことを想いつづけますが、そんな彼の気持ちがますます実乃梨の心に重くのしかかってきます。

    それぞれのキャラクターの一途な気持ちがたがいに絡みあい、誰もが思ってもいなかった方向へと動き出す、これぞ王道ラブコメという展開ですが、やっぱりつづきが気になってしまいます。
    続きを読む

    投稿日:2018.08.12

  • reinou

    reinou

    このレビューはネタバレを含みます

     クリスマス編、そして、終幕編第1章である。クリスマス・イブからイメージされる世界を照らす星の瞬き、そして、恋人たちの語らい。しかしながら、その美しい関係は容易く手に入るものではない、大河も、実乃梨も、そして竜児もその冷徹なる事実を思い知らされる。
     「そして、暗転-。」本巻のラストがすべてを物語る。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2017.01.22

  • タカツテム

    タカツテム

     想像以上に登場人物の心理が細かく描かれていることには感心せざるを得なかった。

     難しい展開が続いている。竜児は大河の隠していた見えない傷に触れた事でこの辺りから大河を気に懸ける様になったのだろうか。大河の方は遂に自分の心に気付いてしまい、まさしく『夢は終われど現実は続く』状態だ。クリスマスにはサンタが来るという夢は終わり、自分はずっとそばに居てくれた人間が好きだったという現実にぶち当たる。

     それにしても実乃梨には辛い展開が続くなぁ。本人としては守りたい、心から大切にしたいものがあるからこその行動なんだけど、それが竜児にとっても実乃梨にとっても良い結果を残さない行動になってしまっているからうじうじと悩み続ける。恐らくはストレートにぶつかってしまえばこんなややこしいことにはならずに済むのだろうけど、人は誰しも傷付くことや傷付けてしまうことを怖れてしまう。そうすることで誰かの幸せを守れるのだと信じてしまう。それは決して悪いことではないだろうし、その方法で幸せになれる者もいるかもしれないが少なくとも『とらドラ!』ではそんな上手く生きている人間は居ない。そういった意味では非常に人間臭い作品なのかもしれない。

     壊れてしまったクリスタルの星。あれが竜児達を表しているのは確実だろうが、治るもの治らないもの。彼らどちらに辿り着くのだろうか。
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    投稿日:2016.08.29

  • vellstar

    vellstar

    このレビューはネタバレを含みます

    とうとう大河サイドは転換を迎えましたね。
    竜児はあいかわらずのもにょもにょっぷり。
    楽しいはずのクリスマスが散々な結果に終わって、読んでいるこっちまで残念感でいっぱいになりました。
    そして気になるのは川嶋。
    「他人に期待しすぎ」という彼女こそ、だれより期待をもって友人たちの動きに一喜一憂しているのでは……

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    投稿日:2016.01.28

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