【感想】史上最強の内閣

室積光 / 小学館
(161件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
24
53
54
16
4
  • 国会議員の教育用に最適!?

    今のもやもやした政治、国際状況の下、とてもスッキリ!!する内容です。本当にこんな内閣があって、たまに上京してくれればよいのに・・・

    投稿日:2018.08.10

  • こんな内閣があったら・・・

    あまりにも現実離れしてますし、こんなに上手くいくわけないってわかりますけど、こんな内閣があったらって期待してしまうほど痛快です。
    北朝鮮の金正男をイメージさせるような登場人物がいい味をだしていて、なんであんな人が暗殺されしまうのか!?って現実世界とごちゃ混ぜでアレコレ考えてる自分が面白かったです。
    良くも悪くも日本人だなぁって思いますし、きっとこの時代は強烈なリーダーシップを持った人を求めてるんだろうなぁ。
    続きを読む

    投稿日:2017.04.05

  • 今の内閣もさっさとギブアップしたらいいのに・・・

    読んでいて痛快!!
    実は日本には影の内閣があった、知っているのは一部の議員と他国首脳のみ というifの世界ですが、 現実の誰かと誰かを連想させ本当にそうなったらいいのにと思わせる作品です。

    投稿日:2016.07.02

  • 直感的な政策はカイカンだけど・・・

     歴史上の人物になぞらえて”影の内閣”が法律その他全て無視して突然参上。主に対北朝鮮、主にミサイル発射に対しての短期専門内閣ってところでしょうか。
     直感的に「こうすりゃいいのに」と思う政策をズバッとやっていくので、ある意味快感ではありますが、作中のTV記者がいうように「これはファシズムでは・・・」ってのもその通りに感じます。
    まぁちょっとやりすぎかな。
    続きを読む

    投稿日:2016.06.22

  • 深くて軽い敗戦記

    今読み終わり、感動しています。すべてがフィクションで洒落のきいた軽快で心地よい本に仕上がっていますが、最後のおまけみないなところで、一気に作者の意図が総括されている漢字で 最初からの話がリバイバルしてきて感動する仕掛けになっています。いやー読書は楽しいですね。続きを読む

    投稿日:2016.06.16

  • 北朝鮮のミサイル発射!の今(2016年2月)だからこそ

    政治パロディなのですが、パロディとなっている政権は、民主党時代のものです。頼りない表の内閣は、出てくる人物全てが「ああこの人ね」と分かるようになっており、影の内閣は主に明治維新時代の歴史上の人物のパロディとなっています。
    最初に前置きを長くするのではなく、いきなり本題に突入し、読者を小説の世界に一気に引きずり込みます。
    民主党政権(作中は民政党)の情けなさ、左派と呼ばれる人たちの対案のなさ、朝日新聞(作中では朝地新聞)に対する批判・・・いろいろな思いが詰まっています。

    ただ、中盤あたり少しだれてきます。最初の勢いが続かなくなってくるんですね。北朝鮮の将軍の息子が日本で大活躍するあたりから、ちょっとどうかなぁと雰囲気が漂います。
    芸能中心になってしまって、今ひとつの読み進めるのが苦痛でした。最初の「そんなのありかよ!」っていう勢いのまま突っ走って欲しかったのですが・・・。

    終盤また一気に話が良くなります。皆さんが書かれている「大丈夫。この国には、『サザエさん』がある。」のくだりは、ハッとさせられます。そうか、そうだったか、そうだよなぁって・・・。
    それから、北朝鮮、韓国、中国に対する批判がちりばめられ、よくそれぞれの国をとらえているし、日本人が思っていることを代弁しているなぁと感心します。

    肩肘張らずに気楽に読める本です。逆に右だ左だとうるさい人は読まない方が良いかもしれません。
    続きを読む

    投稿日:2016.02.11

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ブクログレビュー

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  • tomoyo

    tomoyo

    このレビューはネタバレを含みます

    艦艇も武器も盗まれたものだと日本政府が公式に発表した辺りで我慢できず中断。恥ずかしげもなく言うか?お前らの武器管理ガバガバだな、と。一般人に操作できる艦艇って何だ?漁船が?最後まで読んだら感想が変わるかもしれないので、また明日再開予定。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.01.06

  • ちゃんふじ

    ちゃんふじ

    うーん、思っていたより面白くはなかったかな。関西弁とか広島弁とか鹿児島弁とか多くて読みにくかったし。ただ「太郎」には感動した。

    投稿日:2023.10.11

  • 帆掛船

    帆掛船

    2013/4 初読時のメモより

    実は京都に、言わば一軍の「真の内閣」が有った、と言う荒唐無稽な設定。当時の麻生、鳩山内閣やその他野党の問題点をバッサリ斬っている所も痛快だが、それだけ現実の政治がお粗末と言う事なのだから、余り笑えない。中朝韓の歴史認識についてもチクチク書いていたが、これも現実に公人が発言したら国際問題になるかも。もっと話題にならなかったのが不思議。「サザエさんの幸福」論は感銘を受けた。日本の普通の家庭代表も連載開始が終戦直後だった事を考えれば、憧れの的だったのだ。続きを読む

    投稿日:2023.09.02

  • Soooo

    Soooo

    このレビューはネタバレを含みます


    北朝鮮が核ミサイルを発射すると発表という未曾有の事態に対応するため、2世議員ばかりで頼りない内閣の代わりに、京都から3両新幹線でやってきた史上最強の内閣。
    オリジナルの登場人物はキャラが濃く、パロディもりだくさんな展開はポップでハチャメチャだが面白かった!

    政治、政治家に期待できる世界っていいなあ

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.06.06

  • 崎新一

    崎新一

    エンタメとしては面白い。

    登場人物は皆んな、あーやってるわってくらいオマージュというか何というか癖が強くて笑ってしまった。歴史上人物、特に幕末の人物が多くて、楽しかった。勿論悪意もあるし、敬意もあるし、丁度いい塩梅で、小説というフィクションの中で大いに暴れていた。
    こんなの全く実現できないし有り得ないけれども、この内閣の精神を持ち、実現してくれる内閣が現れたらいいのに。
    これが書かれたのは、平成20年代。今の令和から見ると、あー懐かしいとか、この本人の方暗殺されたんだよなとか、色々なことがよぎった。
    やはり、マスコミの影響力の強さは計り知れないな。マスコミが世論を作って、虚構を生み出すことさえある。そして大衆が皆同じ方向に足並み揃えて向かう事の恐ろしさを痛感した。

    北朝鮮以外の内政についても描いて欲しかったな。
    今の時代についても書いてほしいな。

    サザエさんの話は鳥肌が立った。
    続きを読む

    投稿日:2023.03.15

  • つくゑ堂

    つくゑ堂

    10年前に書かれた小説ですが、
    現在に違和感なく置き換えられるお話しでした。
    とても面白く、未読ページがなくなっていくのが
    凄く惜しく感じながら読ませてもらいました。
    こんな内閣を選べる日が来て欲しいです。続きを読む

    投稿日:2022.11.23

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