【感想】浮遊学園のアリス&シャーリー2

むらさきゆきや, しらび / オーバーラップ文庫
(4件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
1
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  • 主人公の料理上手が遺憾なく発揮されます

    ううむ。ストーリーのひねりがないのはいいとして、主人公が能力をまったく使わないのはいかがなものでしょうか。最後の落ちはそりゃ綺麗でしたが、ああいうオチにするなら、厨二能力、空中浮揚都市、主人公の格闘能力etcみたいな設定は不要だとおもいます。

    氷梨がストーリーのキーパーソンになりそうですが、この展開は悪くないです。1巻を読んだら最初から登場していたんですね。

    自分はあまりイラストは見ないのですが、この作品はイラストが綺麗ですので、イラストが好きな人は買いでしょう。あと、アリスとシャーリーは活躍するので、彼女たちが気に入った人も満足できるかと思います
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    投稿日:2013.11.02

ブクログレビュー

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  • ゆめめん

    ゆめめん

    このレビューはネタバレを含みます

    鱗に覆われた禍々しい姿の妖精――ジャバウォックが巨大な翼を広げる

    「スターブラストォォッ!!」
          桜坂シャーリー
    「来なさい、《妖精進撃》!!」
          アリス・クロックハート

    【あらすじ】

     夏の盛りを迎えた浮遊学園都市《楽園》。
     柾貴とアリスとシャーリーの三人は、規律委員会の本部に呼び出される。
     そこでシャーリーは、委員長の須旺から規律違反による幻想具現化禁止を言い渡されてしまう。その須旺は、菓子作りの世界で高く評価されており、柾貴の憧れの人物でもあった。
     その頃、支援隊の氷梨は、とある噂を耳にする――特有幻想を強くするケーキがあるというのだ。真相を確かめるべく規律委員会は動き出す……!
     紅茶とお菓子の異能学園バトル、レベルMAXで第2幕スタート!!

    【前回のあらすじ】

     浮遊学園都市《楽園》――高度千メートルに浮かんでいる巨大な街。
     この一般社会から隔離された場所に、特有幻想という異能に覚醒した幻想具現者たちが集められて暮らしている。
     楠木柾貴は、お菓子作りが趣味の平和で平凡な高校生だったのに、最高位のレベル7と判定され、《楽園》に転校することになってしまった。
     初めて訪れた学園都市で、柾貴は七年前に転校していった幼馴染み――桜坂シャーリーと再会する。
     すっかり大人びた体つきに成長した彼女が、小学生の頃と変わらず恥じらいのないスキンシップをしてくるものだから、思わずたじろいでしまう柾貴だったが。
     シャーリーはシンプル思考で自分が正しいと思ったことは絶対に貫くという性格だ。その気性ゆえか、特有幻想《スターブラスト》は拳から絶大な破壊力のある閃光が放たれるというもの。こちらも学園最強のレベル7と評価されていた。
     「クラス分けがレベル順だったりして、みんな大事そうに言うけど……あたしは、どうでもいいと思うんだ! ――だって、使える食堂は同じだもん!」

     柾貴は転校早々、事件に巻き込まれてしまう。
     なにやら常軌を逸した様子の幻想具現者に殺されかけ、空き教室へと追い詰められた。
     天井を砕いて落ちてきたのは、トランプの兵隊と、帽子をかぶったネズミと、カモとインコとカニと子ガニと、巨大な猫と……
     そして、お人形のように可愛らしい少女だった。
     名をアリス・クロックハートといい、柾貴やシャーリーと同じくレベル7の幻想具現者らしい。摩訶不思議な存在たちは、アリスの特有幻想《妖精進撃》によるものだった。
     ただし、彼女は性格に問題を抱えており――

     「……この世界の王は、わたしですから……頂の見えぬ無知蒙昧な者どもは、強い力を全てレベル7として扱いますが、だからといって、わたしと並び立てると勘違いした道化などは疎ましく目障りです」
     アリスとシャーリは学園の治安維持を支える規律委員会に所属する二人一組のチーム《お助け猫》なのだが……意見の衝突からパートナーを解消中。
     柾貴はよくわからないうちに、アリスの新しいパートナーになってしまうのだった。

     レベルによって決まるクラス分けで、柾貴はA組に所属することになった。
     そのA組の悪童――威昌沼という男子が、環端末の怪しげなアプリケーションを使う。
     環端末とは《楽園》居住者の生活を支援する携帯装置で、通信通話各種ナビゲーションから脳波や心拍数の計測や、身体へ干渉しての簡易的な医療機能まで備えていた。
     違法なAPPDを使用した威昌沼は、一時的にレベルアップして、柾貴たちに暴虐を働こうとする。なんとか気絶させるが、副作用により昏睡状態に陥ってしまうのだった。

     APPDを調査した柾貴たちは――A組の担任教師である梁谷先生が提供者であることを突きとめる。追求された梁谷は、自らAPPDを使い、より強力な特有幻想を得る。
     さらに、アリスとシャーリーの苦手な場所へと誘いこむことで、彼女たちを追い詰めるのだが……
     柾貴は特有幻想《薔薇園》を発動させ、強引に戦いの場を移す。形勢は逆転!
     シャーリーが渾身の一撃で、梁谷をぶっ飛ばすのだった。

    【あとがき】

     今回は、柾貴とアリスとシャーリーだけでなく、規律委員会の支援隊である氷梨もがんばる話となりました。それと《お助け猫》にも大きな変化がありました。
     須旺礼時など新キャラクターが登場しました。
     いかがだったでしょうか? 楽しんでいただけたなら幸いです。

     物語はもう少しだけ続けたいと思っています。
     柾貴たちは、連れ去られてしまった氷梨の行方を捜します。そこへ、チョコレート色の髪の少年が現れる。
     さらに、柾貴とシャーリーが組んだことで、アリスの内面に変化が訪れて……
     なるべく早めにお届けできればと思っています。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2013.11.20

  • F.key

    F.key

    今回も面白かったですね。規律委員長もなかなか味のあるキャラで個人的には好きかも。しかし可愛い女の子ヒロインよりも男の方が菓子作りに熱を入れてるのは結構レアな気がする(笑)高能力者だけど戦闘向きじゃない印象が残ってた柾貴ですが、なかなか荒事もいけるんでしたっけ。そういや前巻の序盤でもあったような。まぁ戦闘担当は飛び抜けたのがいるし、前述のとおりお菓子の印象があるからかな。最後にボス感たっぷりのキャラも出てきてどう展開するか、次も楽しみです。続きを読む

    投稿日:2013.11.08

  • carele-smith

    carele-smith

    浮遊学園のアリス&シャーリー 2 (けーた)
    http://blog.livedoor.jp/akinator/archives/34225434.html

    投稿日:2013.10.29

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