【感想】ＮＨＫ「１００分ｄｅ名著」ブックス　フランクル　夜と霧

悩んで悩んで悩みぬくこと。苦しんで苦しんで苦しみぬくこと。絶望のはてにこそ、一条の希望の光が届けられてくる。人生の真実。

終始なるほどねーーーー。と思いながら読み進めていた。まあそもそも解説本だからこれに感銘を受けるとかはないのかもしれないけど、あんまり｢夜と霧｣そのものを読みたいとは思わなかったな。人生に絶望してないか…らかな。創造価値、体験価値、態度価値は腑に落ちた。人生に絶望したら読もうと思う。

ニシダが100分de名著を面白いと言って、正解のないクイズで岩崎大が夜と霧の話をして、Twitterで100分de名著を読み漁れとバズったのを見て、図書館で借りようと思った。長い道のりだったな。続きを読む

素晴らしい解説本だと思う。姜尚中さんの寄稿も非常に心にくるものがあり、私のように今人生最大の危機に陥っている方はぜひ読んでほしい。そして、人生に絶望せずに困難と向き合って生きてほしい。

印象に残った…フレーズを記載する。

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どんな時も人生には意味がある。
あなたを待っている誰かがいて、あなたを待っている何かがある。
そしてその何かや誰かのためにあなたにもできることがある。
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あなたがどれほど人生に絶望しても、人生の方があなたに絶望することはない。
———続きを読む

230101〜230103
夜と霧を読む前の導入本。
簡潔にまとめられているし、これ一冊でも心動かされる。