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秋田禎信, 菊池政治 / 講談社ラノベ文庫 (5件のレビュー)
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総合評価:
Queen M.
1
動じない理数系男とノリのいい魔法使い
物語自体にはそれほど魅力を感じなかったが、キャラで楽しめた。 異世界に召喚される主人公に頭脳派は時々いても、 「化学が同じかどうか知りたいから、第十三族元素を順番に言ってもらいたいんだけど」 なんて…真面目に言う奴は珍しいだろう。 ちなみにこの本のタイトルが「巡る」ではなく「巡ル」なのは、漢字と片仮名はあるのに平仮名がない世界だからですな。 その主人公にとりついた(リンクした、だけど似たようなもの)幽霊メイマスモゴリアさん。 すごいヒトなのに面白すぎる。 オーソドックスなヒロインとして火曜テイカもいるのだが、魅力的なのは断然メイ。 航斗とはわりとバランスがいいコンビだと思う。 他のキャラはあまり深く描かれないが、けっこう面白い。 航斗以外の一般的な「リンカ」は、何かの生物とリンクしてその力を得るのだが、なんでそんなものと、と思うような変テコ能力が続出。 キャラとしてはテイカがいちばんつまらないかも。続きを読む
投稿日:2013.10.31
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nannryou
かつての大ヒットライトノベル作家が現代的に描くと…。
何となく読者を楽しませるのも大変なんだなあ、と。 学園モノは実際に若い頃そちらで鳴らした人以外には上手く描けないところがあるのか、と少し思わずにはいられないような、そうでもないような。 …私はその…辺り全然なので、この作品をそこまで酷評できませんが。 うーむ。現代大衆芸術は難しいなあ…。 秘密の力があって、少年が魔法の力でモテモテで…、というのは基本なのですが、中々時代に合わせてそれをやるのは大変なようです。 さて、続きですが、主人公が選ぶのは魔法使いのメイなのかテイカなのか…。 まあ、シャンクで魔法使いを選ぶのはやってあるし、物語の流れ的にはテイカなのかなあという感じですかね。 秋田禎信の名前に期待しすぎる作品ではないかも…。 非常に厳しめの星4つ。続きを読む
投稿日:2018.08.27
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sevenexia
このレビューはネタバレを含みます
オーフェンシリーズと比べると大分、文章が分かりやすい書き方がされてるように感じた。 内容は今風秋田風俺ツエー系ハーレム。 しかしながら、女の子ばかりわらわら出てくる割にあまりハーレムって感じがしない。女性キャラが媚びてないからだろうか。
投稿日:2014.04.30
rant
初期オーフェンを彷彿とするのはなんかなぁ? 主人公がヒロインいじくって面白いところは短編に通じるものがあるかな。過去作品と比較しては作者に失礼かもしれないが。 主人公の持つ力が実は自身の力ではない…ところがミソかね? 多分、続くので様子見しながら。続きを読む
投稿日:2013.09.23
しろかぎ
「最近、異世界で俺tueeeeeってのが流行ってるんですよあと女の子出してください女の子。」って秋田さんに言ったらこんな感じになったんだろうか…。 異世界に召喚されてしまった主人公が、魔法の力を持つ…女の子たちの学園で一緒に生活することに!おまけに彼を呼び出したのは、この世界の魔法の基礎を築いた200年前の伝説の聖女で…!? っていうあらすじで間違ってませんよね。 (※ただし無謀編もしくはあとがき風味) まさかホラー風に始まるとは思わなかったのでびっくりした。 想像するとリアルに怖いんですけどこの主人公すごいな…試験勉強のし過ぎで精神が荒んでたのかな取り返しのつかないレベルで。続きを読む
投稿日:2013.09.03
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