のばらセックス

日日日, 千葉サドル / 講談社BOX
(11件のレビュー)

総合評価:

平均 3.4
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4
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0
  • カワイイは、グロい。

    日日日といえば、「ちーちゃんは~」以降「狂乱」「アンダカ」「ささみさん」と何気なく目を通してきて、その理に走った感のあるコンセプト設計とかそれでも読ませる文章力の器用さが何となく思い浮かぶ身ではあるのですが。その理に走った感を撓める事無く、多筆で培った文章力を伸ばし続けていったらこうなった、的な作品でしょうか。

    タイトルの通り、もはや成年向けライトノベルのように性描写が氾濫しております。全編色々と体液まみれ。乱暴に扱われる主人公・手練手管でなすがままにされる主人公・恋人と衆目下で愛し合う主人公とシチュエーションも様々。
    とはいえ、そこまでエロいかと言うと、著者自身が苦戦した旨書いているように、色々主人公にとって不本意な展開が多い上に主人公視点な描写なので、読んでいてメンタルに痛かったりするのでご注意を。

    それ以上に個人的に興味深かったのは、この主人公の立ち位置。
    かつて文化史的に「子ども」と「大人」しか居なかった所に、学生なる身分が生まれた結果、「少年・少女」という身分が生まれたと側聞しておりますが。
    まだまだ男性優位極まりなかったご時世での話なので、少女とは「妻・母になるまでのモラトリアムであり、男性にとっての商品価値を高める期間」的だったのですが、いつしかそれも一人歩きして。「カワイイ」文化を筆頭に、少女文化は男性の欲望とはかなり縁遠い独自の進化をしております。
    何が言いたいのかというと、この作品の主人公=「少女」概念の擬人化と捉えうるのではないか、という事です。更に言うとDVのサバイバー的要素もある。
    相棒の少年は?というと、頑強長命で理性よりも本能なフリークス(奇形種)なのにどう見てもロリータという、いわば「去勢された少年」。
    そう読み込んでいくと面白いというか、色々考えさせられるのだけれど、読みながら頭を同時進行で二様に使う格好になるため、かなり胃もたれ気分にもさせられる。更に言うと、終盤に向かってから物語を纏めるまでの辺りはかなりラノベ・漫画の方程式に準拠した感があって、そこが少々物足りない。
    そうは言ってもラストのイラストに象徴された、カワイイし平和な光景であるが同時に異様でもある結末は、中々味わい深いのではないかなと。
    続きを読む

    投稿日:2013.10.17

  • のばらセックス

    女性が絶滅した世界の話です。
    この世で二人目のおちば様が男だけの世界で悪戦苦闘し、
    成長するありさまが描かれています。
    かなり性に対する描写を突っ込んでいるので
    一見官能小説なのでそういうことに耐性のない人には、おすすめはできません。
    性に対してかなりつっこんで書かれている珍しい本なのでそれだけで一見の価値があると思います。
    続きを読む

    投稿日:2013.09.25

ブクログレビュー

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  • solala06

    solala06

    タイトルから既に不穏ですが、本当に血みどろグロもそういうシーンも満載です。
    女性が絶滅した世界線なので男性同士のそういう…それもあります。
    ひひひチャレンジしすぎ。
    あとひひひは父娘近親相姦は反対派だったんだな…ちょっと意外だった…いやなんとなく…。続きを読む

    投稿日:2017.08.16

  • bax

    bax

    このレビューはネタバレを含みます

    [ 内容 ]
    “男性”しか存在しなくなったはずの世界に発生した“女性”という怪異―世界で二人目の“女性”おちば様は、最初の“女性”のばら様が世界中にまき散らした災いと幸福の種を拾い集め、いくつもの“性”と対峙していく。
    軋んでいるのは、破滅の予兆か、新しい社会の胎動か―。
    “普通”のライトノベルでは不可能な、最先端の“性”の物語を描く実験作。

    [ 目次 ]


    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

    レビューの続きを読む

    投稿日:2014.11.05

  • いとう大地

    いとう大地

    このレビューはネタバレを含みます

    女性が唯一自分しかいない世界ってのはある意味地獄だろうか。
    男同士で恋したり子供産んだりとかBL好きにはたまらない世界観かもなとw

    辛い状況にもめげずに頑張るおちばちゃんの成長がなかなかに見所か。

    相変わらず筆者さんのそれが心配になる家族関係というか何と言うか・・・。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2014.06.09

  • bukurokuid

    bukurokuid

    えーと、性をテーマにしたSFを・・・みたいなことが後書きに書いてありましたが・・・う~ん、ただの野郎向けエロ小説??あと挿絵も野郎向けですね。

    投稿日:2013.05.16

  • よしこ

    よしこ

    このレビューはネタバレを含みます

    日日日作品を
    ひっっさしぶりに読みました。
    タイトルを見て
    相変わらずぶっとんでんなー!と^^

    中身のぶっとび具合も変わっていませんでしたが、
    アルト達や姉音のおちばへの行為は
    読んでて吐くかと思いました。
    他のグロやエロは平気なんですけど。
    精神的にきました。

    絶対に、世界に唯一の女性になんか、なりたくない。

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    投稿日:2012.03.07

  • nayu

    nayu

    予想以上にエロくて予想外にぐちょかった。”性”の問題を取り扱ったというのだけれど、あまりにも奇抜すぎてちょっとよく分からない(笑)。しかしそれなりに面白い。っていうか面白いよこれ。”愛”の物語だね。

    投稿日:2012.01.24

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