【感想】青天の霹靂

ベタだけど最後ホロっと

「陰日向に咲く」に続き読了。
さくっと読めるのに、結構ベタな内容なのに、、、
しっかりと泣かせてくれる。
大泉洋主演で映画化、ちょっと見たくなったな。
ひとりさんが描くダメ男ってホント目に浮かぶ。

さすが妄想の天才

映画化されているとは知らず劇団ひとりさんの本だから読んでみました。なんとも引き込まれるストーリー展開は、時間があれば一気に読み終えてしまいたくなります。短い通勤時間で読むと、明日の通勤時間帯が待ち遠し…くなります。続きを読む

少々軽めだったかも？

あっという間に読了しました。冒頭の「自分は特別な人間（本当は全くそうでない）」というモチーフがその後の物語と余りリンクしなかったり、前半の登場人物が生かされなかったりという少々消化不良ぎみな点はありま…したが、「タイムスリップもの」（本当にそうだったのかな？）にうまく親子の情愛を絡めたウェルメイドな物語だったと思います。才能がある方だと思うので、もう少しハードルを上げた作品を次作では是非！続きを読む

面白かったけれどラストが物足りない

晴天の霹靂と言うことで言葉本来の意味と現象二つかけてありますね。
自分について価値を感じなかった春夫が自分を見つめ直し前に進もうともがき始めた所に警察から電話がかかって来てまさに「青天の霹靂」にあうわ…けです。
そこから自分と良く思っていなかった親の関係を見つめ直す話になって行くのですが登場人物をうまくつかって前半部分の伏線がよく活かされています。
最後の方は続きが気になって一気に読み進めたくらいなので話は面白かったです。
ただ、ラストは少し短いなと感じました。
もう少し「青天の霹靂」後の春夫がどうなったか知りたかったですね。続きを読む

プロットよりも情感

「陰日向に咲く」がずいぶんと面白かったので引き続きこちらの本も読んでみた。「火花」の又吉さんもそうであるが、お笑いという業界の人たちは文才のある人が多いのではなかろうかと感じさせる本である。ストーリー…の仕掛けはタイムスリップもの のみであり、プロットよりも情感で読ませる作品である。続きを読む