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吉永南央 / 東京創元社 (13件のレビュー)
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総合評価:
つぶあん
一気に読めました
地方の老舗酒蔵を守る兄妹3人と、その長女の夫である主人公洋介、そして酒蔵の周辺で連鎖的に起きてる自殺。主人公の妻も自殺を・・・。その「なぜ?」を追っていくうちに、自分の知らなかった妻の顔とともに、謎が…解き明かされていく。 最初は少しだけ退屈な進行です。後半は一気に読めますが、やや詰め込み的な感じです。ただ主人公の悔しさ、辛さはよく伝わります。それと、代々続く酒蔵独特の他のものを寄せ付けない閉鎖的な雰囲気、また神聖な森の神秘的な情景は浮かんできます。タイトルもいいですね。 やや毛色が変わってるミステリーですが、一気読みできるのでおススメです。 続きを読む
投稿日:2014.05.13
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planets13
何がそこまで自死を誘うのか、何も語らぬ森(自然)への畏怖を感じた。けど、本当は人間が弱いだけなのかもしれない。
投稿日:2023.12.24
kaorukaeru
妻の自殺から1年 そこから夫が自殺の真相を追う 自殺ではなく他殺だったのでは? 妻の過去、酒造家の過去が徐々に明らかに なっていくにつれて・・・ 内容的には楽しめました ただ、ちょっと字が小さく感じ…ました続きを読む
投稿日:2019.06.23
mokamoca
自殺の名所と言われる森の近くにある酒蔵の娘であり、自殺防止のボランティアをしていた妻の香映が、自らの命を絶った。 その死を受け入れられず、そこには何かあるのではないかと真相を探り始める夫の洋介。 しか…し、その事実はあまりにも洋介にとって厳しいものとなった。 夫であったのに、何も知らされていなかった寂しさと、妻の残した真実へのメッセージ。 2019.3.24続きを読む
投稿日:2019.03.24
Tapy
読むのにとっても時間がかかってしまいました。 暗くて重くて、分かり難いです。 吉永さんは、短編の方がよかったなぁ。
投稿日:2018.01.09
まみ
このレビューはネタバレを含みます
あらすじ・・・・ 妻・香映の死を受け入れられずに不眠症を患った洋介は 謎に満ちた妻の過去から、死の真相を探る決意を固める。 老舗酒蔵である実家を手伝う傍ら、自殺の名所を呼ばれる森で 自殺防止のボランティアとして活動していた彼女に、 あの日いったい何が起きたのか__。 暴かれていく真実は、名酒を生み出す母なるあの森へと洋介を導く。 話題の著者が巧みな心理描写で端正に描く、長編ミステリ。 とにかく暗い・・・重い・・・ 最初はね何だかなかなか入れず、時間が掛かったわ~ はっきり言って、面白く無い様な気がした でもね、途中で読むの止められない人なの・・・私・・・ そしたら途中から意外な真相で一気読みしちゃいました 旦那が可哀想だわ~って思った・・・自殺の真相・・・ あっ途中までは実は自殺じゃなくて事件では無いのかって 思わせるんだけどね・・・・死に方も・・・ この著者は私も過去に読んでいる その日まで 萩を揺らす雨 の人です この2作も表紙とは違って何気に暗いんですよね~
投稿日:2013.12.23
紺野
やりきれない。 どんどん明るみになる妻の罪。 自分の知らない妻の過去。 積もりに積もった罪が最悪の結末に繋がる。 死ぬことでしか解放されなくなる前にもっと別の選択肢があっただろうに、と残念に思う。 残…された旦那さんはかわいそうだが、最後の最後で奥さんは自由をもらったんだろうか。続きを読む
投稿日:2013.01.20
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