【感想】封殺鬼 クダンノ如シ(上)

霜島ケイ, 也 / ルルル文庫
(12件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
2
6
1
2
0
  • ラブコメ桐子

    多分、本シリーズで神島桐子編が終わるはずです。まあ、志郎以外とくっついたらむしろびっくりですが、恋の行方やいかに!といった所でしょうか

    聖は相変わらずのいいノリですし、志郎のボケっぷりも変わらないです。物語にすっと馴染みめました。

    今回は桐子が学園に潜入します。こういうパターンだと、実際には学園生活なんてほぼ送らない事が多いんですが、結構がっつり楽しんでます。友達と一緒に弁当食うたり、普通の女子学生の楽しみを味わえて、ほんまよかったわ(聖風)。怨念のこもった髑髏みたいな、おどろおどろしいモノも出てこず、全体的に軽くて楽しい巻になっています。ラブコメモードですね。こういうのに慣れない桐子ですから初々しいのなんのって。

    陰陽話の方は、目指す怪異といきなり直面というところで終わります。

    それと、帝都万葉に出てきた虚無僧の意外な正体が明らかになります。物語にも深く絡んできて、コレはお見事

    完結シリーズでも面白さはまったく衰えません

    オマケ
    封殺鬼シリーズ 神島桐子編は以下の構成になっています
    花闇を抱きしもの
    鵺子ドリ鳴イタ(1)~(5)
    帝都万葉
    クダンノ如シ(1)~(3)
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    投稿日:2014.01.04

ブクログレビュー

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  • tomomi

    tomomi

    感想:http://tomtomcom.blog73.fc2.com/blog-entry-1474.html

    投稿日:2021.11.23

  • nagi0129

    nagi0129

    昭和初期、見合いから逃げる口実を探せと命を受けた聖が東京へやってくる。そこで耳にしたのは、神職の娘ばかりを集めた女学院に軍部が関わっているという話。早速、上京してきた桐子らだが…。

    あの桐子に友達が出来た!(押しかけっぽいけど/笑)
    赤飯炊いてケーキ焼いてお祝いしたい衝動に駆られました。
    過保護な鬼たち、桐子に仕える家人の存在がやさしくて、それだけで胸がいっぱいになる。
    続きを読む

    投稿日:2012.11.12

  • ななえ

    ななえ

    昭和初期、陰陽道の影の部分を受け継ぐ神島家の当主桐子は、見合い話から逃げるため東京の女学院に通うことに。

    桐子、女学校に行くの巻。
    女学校ライフが楽しくて、かわいくて好きです。
    穂積さんがわりといい人?妹の手紙に困惑するさまは普通のお兄さんでした。
    相変わらず昭和初期の薄暗い雰囲気がいいです。
    続きを読む

    投稿日:2012.11.11

  • kirimark

    kirimark

    今回は桐子が女学生になる!というお話。
    京都で見合い話に追われ、どうにか東京へ出てくる口実を探していた桐子。
    ある女学校に神主等の娘などが集められている。そこには軍が絡んでいるようで。
    桐子は自ら学院に乗り込むことを決めたが、なんだか言葉の通じない積極的なのばかり好かれてしまうようで・・・続きを読む

    投稿日:2012.08.02

  • 深夜

    深夜

    桐子さまが可愛らしいのでわたしはもう満足です。
    本当にこういう主人公の少女小説を求めていた……。
    桐子さまの物語はこのシリーズで一旦区切り? という噂を耳にしたのですが、もう少し続いてほしかったりする。あんまりだらだらなるとしまらなくなるかもしれないけど、この作者さんなら大丈夫じゃないかと、希望も交えつつ。続刊を楽しみにしています。続きを読む

    投稿日:2012.04.23

  • 絵夢

    絵夢

    このレビューはネタバレを含みます

    1年2ヶ月ぶり、シリーズ最新刊です。
    もう待つことにも慣れました・・・でも、もう少し早く読みたいな~(笑)

    さてさて、封殺鬼・神島桐子さまシリーズも3作目(1作目が全5巻・2作目は全1巻)
    神島桐子さまは、16歳になりました。
    神島本家は、京都ですが、このシリーズの舞台は帝都東京。
    桐子さま、東京の別宅がお気に入りです。
    今回、桐子さまは、女学校に入学?致します。
    初めての学校生活、このシリーズ初の女の子らしい展開。
    初めて女の子の友達ができて、別宅にも招待したりして・・・別宅の家人や使役の鬼ふたりに支えられて桐子さまも肩肘張らずにずいぶんと女の子らしくなってきました。

    そして、武見志郎。彼との関係も少しずつ進んでいるような気がします。
    お互いに何も言わないけど、そろそろお互い自分の気持ちに気づいている。そんな感じです。

    封殺鬼ですから、そんな日常のお話だけではなく、今回も事件は起きそうです。
    タイトルにもある「クダンノ如シ」
    この件(くだん)ですが、漢字をみるとわかりますが、人と牛。
    半人半牛の姿をした怪物(妖怪)として知られています。
    生まれてから数日で亡くなりますが、その間に予言をするそうです。
    またその予言がしたことが現実になったときに亡くなるとも言われています。

    帝都の護り竹取の一族の長 迦具也(朔)
    次代の迦具也 筒木清香
    帝華女学院に封じられている魔性 穂積妙子

    今のところ、女学院の中の出来事なので、そこから出てこなければ、男性陣は蚊帳の外ですよね。
    弓生、聖、志郎、どう係わっていくのかも楽しみのひとつ?

    全3巻(予定じゃないかな~・笑) 封殺鬼 クダンノ如シ 中 は、4月下旬の発売です。
    上巻、中巻の連続刊行は、嬉しいですが最終巻は、それから何ヶ月後なの~~ちょっと心配です。

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    投稿日:2012.04.15

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