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福井晴敏 / 講談社文庫 (170件のレビュー)
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総合評価:
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日本の暗部をさらけ出す
とあるグータラ警備員が偶然にも少年と少女を匿うことから、話は始まります。そしてこの二人との関係(主に少年ですが)が深くなるにつれ、とある事件に潜む影そして国を揺らがす陰謀が暴かれていきます。警備員は巻…き込まれるというよりは、自分から進んで行動します。 個人的には、政治の話や国家論のような所を語るシーンがあるのですが、そこが分かりにくく取っ付き難かったです。ただ単に読解力が無いだけかも知れませんが・・・。加えて本のタイトルが微妙です。何の意味なのかは作中でわかるのですが、極めて重要な内容であるとは思えませんでした。 しかし決して面白くないわけではなく、邦画のアクションエンターテイメントとしては、楽しめました。戦闘シーンはリアルで緊張感が漂います。続きを読む
投稿日:2013.10.21
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mayun
久しぶりにこの手の本を読んだので新鮮に感じた。何だかんだで主要な登場人物にとって丸く収まる結末だと思った。少し前の時代に書かれた物なので、フロッピーディスクに機密情報が保存されてる設定に現代との違いを…感じる。 前半は状況がイメージしやすくサラサラ読めたが後半の戦闘シーンはイメージしづらく読みとばした箇所も多い。 世界で起きてる事件や紛争のニュースを聞いても実際の裏事情なんか一般人には届いてないんだろうなと思った。 あと、「川の深さは」の問いを答えを知らずにされたら、私は淡白な回答をする気がした。 続きを読む
投稿日:2024.01.23
mugcup
もう会うことはないだろう知人から以前頂いた本 文章の書き方や表現がとても好きだった 熱い男たちが守りたいもののために命を懸ける そんな女になりてえもんだな
投稿日:2023.08.07
towa
このレビューはネタバレを含みます
自衛隊管轄の極秘情報機関「DAIS」の前身組織にまつわる壮大な冒険活劇と捕り物…と表現しても良いのだろうか。 渦巻く陰謀や思惑も壮大。少女の騎士たるパーフェクトスキルの少年と自称・冴えない中年男性のコンビはお馴染み感がある。 女性像についてはあまりにも理想的に描かれすぎて突っ込みたくなるものの、まさに長編アニメのような物語で読後は満足感があった。
投稿日:2022.01.15
ダイちゃん
●福井さんの著作には、自身を犠牲にしても大切なものを守ろうという不屈の魂がある。「川の深さは。誰にもある。終着点を目指して流れ続ける川の深さは。どんなに汚されても、流れ続ける川には未来がある。」不遇の…時でも、明日は開けると、言わんばかりに‼️続きを読む
投稿日:2021.05.21
なお
地下鉄サリン事件を思わせるテロ事件は市ヶ谷と呼ばれる非公開諜報機関が裏で糸を引いていた。隠蔽しようと関係者を消す組織から少女を守ろうとする少年の話。 作者の一作目であり、亡国のイージスや終戦のローレライの原型。ルックスもよく飛び抜けた能力のある少年が、大きな組織に歯向かい、まともで経験がありどこかお人好しな中年がそれを支える。構図は似てても、面白い。
投稿日:2020.09.13
風を食む本を食む
なんとなくタイトルに惹 かれて買った。 漫画チックではあったが引き込まれる勢いがあった。 ここまでやっちゃぁ・・・とも思うが、オウム事件じたいそれどころじゃなかったからなしではないな。 ヒロイズム過多で辟易する部分もある、けど一挙に読んだ。 福井晴敏って「亡国のイージス」とか「終戦のローレライ」を書いた人なんだ。今知った。どっちも観てないけど
投稿日:2020.02.12
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