【感想】親鸞(しんらん) 激動篇(下) 【五木寛之ノベリスク】

五木寛之 / 講談社文庫
(35件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
5
16
9
1
0
  • 激動、感動

    まさに激動の親鸞です。現代に生きている親鸞を見ながら書いているかのようなリアルな描写で、展開も面白いです。
    宗教や信仰とかに関係なく、誰でも読みやすい小説だと思います。
    続編が楽しみです!

    投稿日:2013.09.25

  • 続編として

    「親鸞」の続編です.そちらを読んでからでないと内容把握は極めて難しいので,順番通りに読みましょう.個人的には,前作(どのような環境で育ってあのような思想に至ったのかが描かれたもの)の方が好きですが,ある意味俗世にもまみれた親鸞にあっても家族との関わりに苦悩する様など初めて知りました.話しの展開も用意されているので,退屈になることはないと思いますよ. 続きを読む

    投稿日:2013.11.14

  • 争いへの疑問

    手術で入院、けがで自宅療養で自分を見直す時間ができると親鸞に関する書を読みたくなります。
    何度読んでも、心が動かされます。世界の至るところで自己主張のぶつかり合い、自己利益の優先
    から他を排斥する戦いが繰り広がれています。特に宗教の違いを人間の差別要件とする排斥闘争が
    人類歴史であるがごとく、そして過去から学ぶことを拒否するがごとく続けられています。なぜに。
    そんな疑問を抱きながら親鸞について読みつづけています。
    続きを読む

    投稿日:2016.10.05

ブクログレビュー

"powered by"

  • hidex73

    hidex73

    まさに激動な人生を歩んだ親鸞の心情がとても良く書かれていて、仏教や浄土真宗への理解も得やすいストーリーでした。

    投稿日:2023.02.19

  • ヒボ

    ヒボ

    このレビューはネタバレを含みます

    上巻は京より流された越後での姿が、そして下巻では家族で移った関東での約20年がおさめられていました。

    師と仰ぐ法然の死、関東での生活を支えてくれた香原崎浄寛の死。

    凶作、病、下人の逃亡で苦しむ実家の手助けをするため、恵信は子供を連れ越後へと戻ることを決意する。

    そんな中で60歳を過ぎた親鸞の決意とは、自らの決断にて都を目指すことに。

    さて、残すはシリーズ完結篇。

    このまま読み進めていきます。

    説明
    内容紹介
    雨乞いの法会を切り抜けた親鸞は、外道院と袂を分かち、越後に施療所を開設する。恵信とともに訪れる人びとと話し合う穏やかな日々を過ごしていた折、法然の訃報が届く。とうとう師を喪った親鸞は、自分自身の念仏をきわめることを決意する。そして同じ頃、関東から誘いがかかったのはそのときだった。ベストセラー第二部。


    激動の時代に、親鸞が走る!
    未知の世界を生きる力とはなにか。

    雨乞いの法会(ほうえ)を切り抜けた親鸞(しんらん)は、外道院と袂を分かち、越後に施療所(せりょうじょ)を開設する。訪れる人びとと話し合う穏やかな日々を恵信(えしん)とともに過ごしていた折、法然(ほうねん)の訃報が届く。とうとう師を喪(うしな)った親鸞は自分自身の念仏をきわめることを決意する。関東から誘いがかかったのはそのときだった。ベストセラー第二部。
    内容(「BOOK」データベースより)
    雨乞いの法会を切り抜けた親鸞は、外道院と袂を分かち、越後に施療所を開設する。訪れる人びとと話し合う穏やかな日々を恵信とともに過ごしていた折、法然の訃報が届く。とうとう師を喪った親鸞は自分自身の念仏をきわめることを決意する。関東から誘いがかかったのはそのときだった。ベストセラー第二部。
    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
    五木/寛之
    1932年福岡県生まれ。朝鮮半島より引き揚げたのち、早稲田大学露文科に学ぶ。PR誌編集者、作詞家、ルポライターなどを経て、’66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、’67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、’76年『青春の門』(筑豊篇ほか)で吉川英治文学賞を受賞。’81年より一時休筆して京都の龍谷大学に学んだが、のち文壇に復帰。2002年にはそれまでの執筆活動に対して菊池寛賞を、英語版『TARIKI』が2002年度ブック・オブ・ザ・イヤースピリチュアル部門を、’04年には仏教伝道文化賞を、’09年にはNHK放送文化賞を受賞。10年に刊行された『親鸞』は第64回毎日出版文化賞を受賞しベストセラーとなった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.09.10

  • Masaki Nishina

    Masaki Nishina

    五木さんが語っていたが、罪と罰
    を先駆けており、当然小説であるからして、盛ってはいるもののそして、何よりも宗祖と言うよりも一人の生身の人間としての親鸞に魅かれる。完結編が楽しみだ。

    投稿日:2022.06.16

  • ダヴィンチモーツァルト

    ダヴィンチモーツァルト

    京都の東本願寺、西本願寺、知恩院、六角堂、青蓮院、ゆかりのある史跡を訪れて、法然、親鸞の跡を訪れてみたいと思いました。5巻、6巻と、京都へ向けて何が起こるのか楽しみでなりません。

    投稿日:2021.10.30

  • satoko

    satoko

    親鸞は旅をする。恵信も一緒に付いて行ってくれる。優しい恵信。下巻は関東に。茨城県の笠間、稲田に移り住む。悩みながらも布教を続ける。またしても黒面法師が。彼はいつも親鸞の信心を問うてくる。激しく問うてくる。こんなの悩まずには居られないよね。頑張れ親鸞。次の舞台は京都へ。今の筑波山の周りも綺麗だけど、この頃もとても綺麗だったのだろう。写真が有れば見てみたい!続きを読む

    投稿日:2020.07.25

  • yusanya

    yusanya

    常陸(下巻)編。ここでも仲間が多く、念仏を聞いてくれる人が急増化していく。悟りを開くために血のにじむような努力をしているが、苦労を掛けていると分かっている妻と大げんかをするなど、人間臭さも多く持っている。夫婦共一つの土地に拘らない大らかな考えを持っている。続きを読む

    投稿日:2020.05.27

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。