【感想】トリガー 人を動かす行動経済学26の切り口

楠本和矢 / イースト・プレス
(13件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • シウマイチャーハン

    シウマイチャーハン

    行動経済学をただ解説するのではなく、マーケティングに実例として使えそうなモノを、独自のカテゴリ分けでわかりやすく紹介。さらに発想の落とし込み方まで説明してくださっており、私のようなマーケティングを勉強をしてこなかったものでもわかりやすく読めます。確実に今後の考え方のヒントになりました。続きを読む

    投稿日:2023.08.12

  • nary

    nary

    ・豊富な選択肢があると逆に買わない。生活者は選択肢が多くなると、混乱とストレスが生じ、物事を新たに選択することを回避し、今と同じ日常をそのまま送っていくことを選択しようとする。あえて選択肢を限定的にすることで、選択時におけるストレスを低減するとともに、一つ一つの選択肢により注意を払うことができるので結果として購入に結び付きやすくなる
    ・好感認知を獲得する。認知の段階からある程度の「好感」や「関心」を作らねばそこで終わってしまう
    ・一貫性の法則:自分で決めたことについて、最後まで一貫性を持った態度をとろうとして、それに反する行動を避けようとすること。自分が愛用したり、支持したりしているものについて、それを選択したことの正当性を、他者に進めることで再認識する
    ・生活者には「面倒ごとは先送りしたい」という心理(現状維持バイアス)があります。そのカウンターとして「必然性のありそうな節目」を設定し、意思決定を促す
    ・「豊富に品がそろっているそのサイトに行けば、いつでも好きなものを買える」という状況は、生活者にとっては大きなメリットかもしれませんが、逆に「いつでも帰るから今買わなくてもいい」という先送りの意識を生み出してしまうことにもなりかねない
    ・どんなものでも、利用開始のタイミングは、より良い利用方法があれば何でも知りたいと思う状態、つまり情報を受け入れやすい状態です。そんな「有利なタイミング」をいかし、提供側が自然に教え込む形で「継続しやすいモード」を最初から仕立て上げる
    ・提供側から「今このタイミングが更新すべき時だ」というシグナルを、何らかの方法を通じて発信する
    ・保有効果:自らが保有しているものの価値を、通常以上に高く評価し、手放したくないと考えてしまう傾向
    ・顧客価値の掘り起こしの具体例
     用事処理
     人間関係
     自己表現
     仕事/収入
     楽しみ
     学び/研鑽
     情報/知識
     回復/安らぎ
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    投稿日:2023.06.19

  • あかた

    あかた

    行動経済学の26の切り口はこれまで読んできた本で把握はできてたけど、なるほどそういう使い方があるのか、という気づきがあった。
    またアナロジカル・シンキングという思考法を知った。活かしてみたいな。
    122冊目読了。
    続きを読む

    投稿日:2023.04.30

  • 零郎

    零郎

    成熟化した現代社会においては、理屈に基づいたマーケティング戦略のみでは通用せず、消費者の行動心理に基づいた戦略が必要とされる。この現況を受けて、行動経済学が注目されているが、いかんせんその解釈とマーケティングへの転用が難しい、そこで、本書は、著者なりに行動経済学を体系化することで平易な理解を促すとともに、行動経済学を様々な状況におけるマーケティングに転用するアイディアが紹介されている。
    行動経済学に基づくマーケティング戦略は、消費者が合理的な判断能力に欠ける、という前提が必要。言い換えれば、心のスキをつく戦略と言える。これらの戦略を抽象化すると、マーケティングに関わらず、あらゆる場面のコミュニケーションにおいて、話が通じない相手を説得できるテクニックにつながるかもしれない。
    ここで紹介された切り口を抽象化し、自身の業務に活用するためにも、何度か読み直したいと思える一冊だった。
    続きを読む

    投稿日:2023.04.15

  • paris_keito

    paris_keito

    選択回避の法則や、物事を続けるコツなど
    普段の生活に活かせることがたくさんあった。
    たしかに、そうだなと復習的な感じにもなるので
    マーケティングを仕事にする人にもおすすめの一冊。

    投稿日:2023.03.16

  • 高岡  亮

    高岡 亮

    トリガー 人を動かす行動経済学とは?

    1.購読動機
    情報発信→関心↑→購買検討→契約

    BtoBサービスといえども、決裁者は、人です。
    ゆえに、その行動心理を理解した上で業務プロセスをつくるは論理的と考えます。

    そのために勉強です。

    2.基本
    行動経済学を知るまえに、仕組み、業務プロセスには基本があります。
    それを知ること、やることからです。

    アナロジカルシンキング=類推
    です。

    成功原因を特定、抽出し、それを解決時代課題に転用することです。

    3.課題と行動経済学の理論の転用
    ①認知をつくる
    ②新たな需要をつくる、認識させる
    ③魅力的に見せる
    ④選択させる
    ⑤継続利用してもらう

    この5個の課題は、どの企業の製品、サービスにも共通です。
    この5個の課題解決に、どの行動経済学を適用するのか?

    整理することができました。
    さて、やってみよう。

    続きを読む

    投稿日:2022.01.01

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