【感想】風の中のマリア

百田尚樹 / 講談社文庫
(600件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
100
202
190
34
8
  • 擬人化された大雀蜂の物語

    毎年、平均30人程度もの死者も出るといわれる人間にとって最大の被害を惹き起こすのが大雀蜂、熊よりも被害が大きい。
    昨今アメリカ合衆国にわたって問題になっている。
    人間にとってもとても恐ろしいが捕食される昆虫や蜂達にとってはもっともっと恐ろしい存在、それが擬人化された物語を通じて理解することが出来る。面白かったです。続きを読む

    投稿日:2020.06.09

ブクログレビュー

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  • m

    m

    オオスズメバチ視点が新鮮で臨場感とともにすらすら読める この本を読んでから昆虫に興味を持ち、生物学にのめり込んだ

    投稿日:2024.03.22

  • リーベル

    リーベル

    戦士マリアを通じて描かれたオオスズメバチの生態
    ワーカーとして生まれ、獲物を狩り妹達を育て、一生を帝国に捧げる。
    神が設計したような合理性で遺伝子を次世代に繋げる生態を科学的知見に忠実に表しながら実にワクワクする冒険譚になっている。
    繁栄を極めた帝国とマリアの運命はいかに!
    続きを読む

    投稿日:2024.03.15

  • bookrokuid

    bookrokuid

    このレビューはネタバレを含みます

    作者さんは戦争関連の2冊を読んだのと、その後メディアでのキャラがあんまり好かんかったので以降敬遠してました。
    が、人に進められて読んだ。いきもの好きの人に進められて、納得の内容。幼少の頃シートンとか椋鳩十とか読んだ頃の懐かしい気持ちになりました。しかしゲノムの説明はへたくそでした(笑)
    Youtubeで生態動画見ようと思って探してたんですが、なんか個人が買ってる虫で実験してみた系が多くてなんだかな~ってなりました。それはそれで興味を引く動画なのは否定しませんが、NHKとかどこかの博物館とか自然公園とかの動画の方がまじめでまともでした。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.03.13

  • 読書始めました

    読書始めました

    疾風のマリアの戦士としての苦悩や勇敢さに感動しました。 擬人化した描き方が、私の苦手な虫
    のお話でも自然に物語に没入出来る所が素晴らしい。 たった1カ月しか生きれない命、その1ヶ月の凄まじい生存競争。 非常に濃い1カ月です。
    続きを読む

    投稿日:2024.02.10

  • まべ

    まべ

    超!が付く程の虫嫌いなので、「うわー。」とか「おえー。」と思いながら読みました(笑)他の虫達を殺す描写がキツすぎて挫折しかけたんですが、読み進めていく内に興味が湧いてきて、いつの間にか読み終えていました。女王蜂は生まれながらにして女王蜂だと思ってたのでビックリ!!さらに蜂は蜂でも種類によって攻撃の仕方も様々だったり…と、色々勉強になりました。続きを読む

    投稿日:2024.01.23

  • turlinco

    turlinco

    スズメバチを擬人化してその生態を描いた作品。夏から秋にかけての短い一生を激しい生存競争のうちに過ごすが、数年前にスズメバチに刺された身としてはとても感情移入出来ない。

    投稿日:2024.01.13

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