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千早茜 / 新潮文庫 (67件のレビュー)
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総合評価:
理科好き
短編でもあり
パートナーそれぞれの立場からとか,たまたま隣に住んでいるとか,少し ずつ重なりをもつ短編が続いていきます。つい最近読んだこの作家の「から まる」という作品と同じ形式です。話の内容としては「からま…る」の方が好 きですが,違う立場からの描き分けがうまい。力量が感じられます。 続きを読む
投稿日:2017.07.06
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jam
この著者さんを読むのは2作目。 前回読んだ高レビューの本は私には全く響かなくてレビューすら書かなかったけれど、この本は好き本だった。 読んでよかった。 ふくらはぎまで、生ぬるいヌルヌルした水でがんじ…がらめにされてるような登場人物たち。 でも空からはたしかに微かに光が降りていて。 将来をどうしていくのかは日々の選択で変わってくるよね 光を見つけることが出来る環境とか自身のモチベーションとか偶然や必然の出会いとか。 みんながみんな、光を見つけられるわけでもない。 いろいろ私の人生も振り返ってしまいました。 オムニバス形式で、いろんな人の人生が絡んでるストーリーです。 1人の自死を選んだ男性から派生する人々のその後。 光が見える最後の2作品が私は好きでした続きを読む
投稿日:2024.04.13
シュク
短編集かと思ったら、1人の男で繋がってたんだと最後の最後で気づく。ちょっとわかりづらかった(私の読解力が低い)
投稿日:2024.04.09
nyahtec
千早さん大好きですが、こちらの作品は気怠くてあまりピンと来ず。 私の人生経験が足りないのかな。 こんな世界観もあるかもしれないけど、興味を持てず余韻なしでした。
投稿日:2024.04.06
すもも。
各章ごとに主人公は変わるけれど、登場人物が連鎖していく連作短編小説。内容は不倫とか、昼ドラみたいなちょっとドロドロ系っぽいけど、案外スラスラ読み進められた。
投稿日:2024.02.14
イトミ
短編集をあまり読み慣れていないが、連作集だったので世界観に没入しやすかった。各話主人公が異なり、視点が変わるので各々の思考・嗜好を味わえるのは短編の面白さだと思う。 性別・年齢・学歴が様々な人物たち…の価値観の癖を理解できるくらいには、自分は大人になった気がする。ひとつ目の「ほむら」は難しかったので、まだまだガキだなとは思いつつ。 学生時代に、「大学4年の卒業前に自分が死んだら葬儀の参列者は最多になるに違いない」と思ったけど、死んだらそこでみんなの記憶が止まり忘れ去られるだけなので、生き続けた方が「あとかた」は残せるんだろう。良くも悪くも続きを読む
投稿日:2024.02.07
༺優斗 ༻
ゆらゆらと掴みどころがなく得体の知れないモテオジリーマンが突然自殺するシーンがあって、ちょっと想像がつかなかったね。社会に疲弊しきって自殺するようなオジサンってもうちょっとこう、かっこよさとはあんまり…かけ離れたイメージあるけど、この物語の中の彼はなんかめちゃくちゃモテてましたよ。そういうもんなの?知らんけど。 いくつかの短編から成る本書でしたが、その自殺オジをはじめとして短編同士に共通して現れるキャラが何人かいて、そうやって話を跨いで登場する人達は何故かみんな揃って現実離れした性格でした(すれ違う男がみな振り返るほどの美少女が元同級生の高学歴男子大学生の家に居候しててセフレとか連れ込んでるけど、何故か家主の彼とはセックスしてなくて変にピュアなやり取りするくだりはラノベぽかった、作者女性なのに)。 全体的に読みやすい文章で、舞台となってる場所の地名が明言されてないから日本のどこにでもある小都市内の出来事として想像が容易く(それこそ作者出身の江別ぽさもあるし)、感情移入しやすいつくりになってるのは上手いと思いました。自分は固有名詞ゴリ押ししてる方が好きだけどね、そういえば最近知ったんだけど舞城作品によく出てくる福井県の西暁って地名、実在しないんだって。マジかよ。続きを読む
投稿日:2024.01.26
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