【感想】ゴブリンスレイヤー５

原点回帰！久々のALLゴブリン

最近は短編ばかりでゴブリンが出てくることも少なかったので、
拍子抜けした感があったんでしたけど、この5巻は久々のゴブリン尽くしになってます！
ゴブリンの怖さも1巻のような残虐性が出ているので、納得…いく出来栄え！
短編でなく1冊丸ごとの長編なのでストーリー性も抜群におもしろく、最後まで飽きさせません！

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TRPG風のリアルファンタジー(^-^)/

ザコキャラであるはずのゴブリンが、中々油断できないザコキャラ集団として登場する作品。
全てをゴブリンを殺すことに費やす主人公と、それに付き合う仲間たちの姿が良い感じです。

城攻め、学習するゴブリン

調子のよさそうな冒険者たちがゴブリンを退治する描写から始まるこの巻。
挿絵もついて魅力的なキャラたちと一緒に協力する話かと思ったら一転。
剣の巫女さんの情熱的な手紙から冒頭のパーティーのリーダーの…令嬢剣士を捜索して欲しいとの依頼が届き、いつもの５人で雪山に登ります。
途中で襲われている村を助けたりパーティーを発見したりするわけですが、いつものゴブリンの様子とだいぶ違うようで雪山の奥深くの遺跡を砦として神託を受けたがごとき知恵をもったゴブリンと戦うことに。
なんせ少人数で１０倍はあるかという数のゴブリンの城を落とすと言うことでその作戦も興味深いですねｗ
また、捜索を受けていた令嬢もひどいことになっていたらしく彼女とパーティ５人とのふれあいもあってよかったです。
このこなれてきた５人の中で一人等級が劣る神官少女ですが戦闘時の様子は見事に成長している所が見て取れて何だか頼もしくみえてよかったですｗ
最後に新しい年を迎えたゴブリンスレイヤーもお祭りの時と変わらずブレない対応をしているわけで、その理由も納得できてしまうあたりがおかしいですねｗ続きを読む