昨夜のカレー、明日のパン

木皿泉 / 河出文庫
(252件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
70
97
46
6
3
  • 想いに気付いて前に進もう

    夫に先立たれた嫁とその義父(本文中でもギフとよばれています。彼も奥さんをはやくに亡くしている状況)二人のフラットな生活。でもドライで無機質な日々ではありません。登場人物がそれぞれに故人にかかわる色々なこと、体温が残る想いに気付き、前にすすんでいきます。 あぁ、こういうのって生きていくって事だなぁと思います。思い出だけにとどまってばかりではだめなのですね。続きを読む

    投稿日:2016.12.02

  • 私は乗れませんでした、昭和のホームドラマ。

    昭和のホームドラマ的なムードで展開するほのぼの小説。
    唯一よかったのが、職場のお局様のエピソード。しかしこの言葉も死語。時代の行ったり来たりはうまいな!

    投稿日:2017.04.06

  • 何気ない

    義父と嫁のほのぼのとした日常を綴った本作。後家となった嫁の彼氏がスパイスとなり、時にはメインの登場人物の若い時の話に遡り読了した時には今迄の幾つかの点が1本の線へと紡がれてゆく。

    投稿日:2020.06.13

ブクログレビュー

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  • kulax3

    kulax3

    テツコとギフの暮らしのような、ちょっとヘンだけどゆっくりした気持ちのよい時間が流れている本だった。
    いずれ変わったり無くなったりするのが当たり前という流れに身を任せるのが気持ちよかった。

    登場人物ごとに時系列はさまざま。
    この書き方は混乱しがちなのだけれど、この本は悪くなかった。
    続きを読む

    投稿日:2020.10.10

  • Yukinao

    Yukinao

    こんなに淡々として、でも中心のテーマは「死」という本はなかなかない。私も大切な人を亡くしているから、読みながらグッと込み上げる文章がいくつもあった。
    私も、そろそろ顔を上げたいと思えた。

    投稿日:2020.10.06

  • どんぐり

    どんぐり

    本屋大賞2位の作品ということで
    期待して読んだが
    うーん…


    章ごとに主人公が異なる連作短編。
    感情移入する前に
    作品が終わってしまったかな。


    内容は読みやすかったのだけど、、、
    なんの話だっけ??っていう
    つかみどころのなさみたいなのを感じてしまった
    全体的にライトな印象です
    続きを読む

    投稿日:2020.10.06

  • yu

    yu

    最初はほのぼのとした日常を描く本かな?と思っていましたが、柔らかい表現の中でも人の死や生き方をまっすぐに捉え、読み終えたときに考えさせられるような本でした。
    テーマは重いように感じられますが、自然を描いているシーンや、日常にフォーカスした表現はどこか懐かしさが感じられ、心があたたかくなりました。続きを読む

    投稿日:2020.09.27

  • skippbeat

    skippbeat

    【No.237】「今さら誰かと暮らしても、何かが変わるということは、おそらくないだろう。むしろ引き受けるべき雑多なことが増えるだけ」「自分には、この人間関係しかないとか、この仕事しかないとかそう思い込んでしまったら、たとえ、ひどい目にあわされても、そこから逃げるという発想を持てない。呪いにかけられたようなものだな」「人は、感情にも、とらわれてしまうもんですよね。嫉妬とか、怒りとか、欲とかー悲しいかな、人はいつも何かにとらわれながら生きてますからねぇ」「会社でも家でも、何でもテキパキこなす人間なのに、やるべきことが決まっていないと、とたんに何をしてよいのかわからなくなってしまう」「だから、選ぶんじゃなくて、もう、それしかないんだって。卵が一番うまくおさまるのは、桐の箱でもなきゃ、チタンのスーツケースでもない。プラスチックの卵ケースなんだよ」「本当は殺伐としてんだよ。みんな、それ、わかってるから、きれいに着飾ったり、御馳走食べたり、笑い合ったりする日をつくっているのかもしれないな。無駄ってものがなかったなら、人は辛くて寂しくて、やってられないのかもしれない」「不本意だよねぇ。でも、私たちは、ここでやってくしかないんだよね。それが生きるってことだよね」「世の中、あなたが思っているほど怖くないよ。大丈夫」「思えば、自分は何もできない人間だった。自分が治らない病気になって、相当悪いと知った時、そう思った。自分がいなくなるのは、さほど苦しくはなかったが、何だか中途半端だなぁ私は、と思った」「一樹の代わりを自分がやるというのは、どう考えても違うような気がした。人間関係というのは、方程式のように、どんな数字を代入しても成り立つ、というようなものではない」「人は変わってゆくんだよ。それは、とても過酷なことだと思う。でもね、でも同時に、そのことだけが人を救ってくれるのよ」「動くことは生きること。生きることは動くこと。この世に、損も得もありません」続きを読む

    投稿日:2020.09.26

  • Andy_Mori

    Andy_Mori

    ホームドラマのような軽めのタッチながら、人の生き死にに真正面から向き合っていて、途中なんどもグッときました。目の前からはいなくなったけど、ずっとそこにいる。その事に向き合って、日々、自分に正直に生きていこうとする人達のお話。続きを読む

    投稿日:2020.09.22

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