【感想】仮面魔女の解放戦記≪レジスタンス≫

すえばしけん, マニャ子 / GA文庫
(1件のレビュー)

総合評価:

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  • すえばしけん にしては普通っぽいかな

    魔術師とは、自らの欲求実現を至上命題とする利己的な存在。
    それが日本を裏で支配する現状を憎み、魔術結社『暁の神殿』に攻め込んだテロリストたち。
    そんな敵味方双方が、時も場所もバラバラに異世界に放り出されるのが物語の発端。
    魔術師の水準が劣るこの世界において、彼らの存在は大きな影響を与えることになる。

    主人公の秋輔は、キャラクターとしては『祓魔科教官の補習授業』の悠志朗に近い。
    優しく温厚だけど、さらっと強い。と見えて、実はもっとやばい。
    悠志朗ほどわかりやすく壊れてはいないが、『魔術師喰らい』雪火の言葉を引用すれば、
    「まともなこと言ってるように聞こえなくもないけど・・・あなたの精神までまともかどうかは、判断できかねるわね」

    殺し合いがあるような世界を描きながら人への目線が優しい作風はいつもどおり。
    ただ、他の作品に比べると、わりとよくあるラノベっぽい印象で、この作者にしてはいまいち物足りない気がする。
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    投稿日:2015.08.25

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