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山井太, 日経トップリーダー / 日経BP (48件のレビュー)
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総合評価:
heruman
スノーピーク読本。
書籍説明を読んでスノーピークによるビジネス書か、若しくはライフスタイル書と思い購入しました。読んでみたら、山井社長のまるごと一冊スノーピーク本に感じました。山井社長の思い入れか社史は同じ文面が三度はあ…り、その強さを感じました。また、どんな学生に就職応募してほしいか等の詳細な説明は学生向きかと思います。従業員の仕事の評価に差をつけ賞与が100万円の人から3万円の人までいるというのは驚きました。会社にぶら下がるブランドを棄損する社員は辞めていくとの記述には凄みがある。巻末には会社の執行役員を占めるお母さんや妹たちが並んで微笑む写真がある。同族経営と初めて知った。スノーピークファンや就職活動中の学生にお薦めです。続きを読む
投稿日:2015.03.09
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星野 邦夫
山井社長の強い拘りと思いを感じられた。ただコロナ禍でのキャンプブームが去り、大きく営業利益を落とした決算発表後に読んでしまったため悪い先入観が入ってしまい、読んだタイミングが良くなかったかもしれない。…会社の向かう方向性や経営者の信念が揺るがなければ、いつか復活し、さらに良い製品を市場に届けてくれることを期待したい。続きを読む
投稿日:2024.03.21
カズンズン
スノーピークの会員で プラチナ以上が6%くらいしかいないが、 売り上げの25%を担っている。 要は熱狂的なファンの存在が大きい。 どうやってファンを作ってるのか?? ①2泊3日のお客さんとのキャン…プを毎年6回、17年以上やってる ⇒この時点で他のお店と比べて、鈴木さんが言ってたこれの方がいい!ってなるに決まってる ②売り場には社員がメイン ⇒直接お客さんと話すところにはアルバイトよりも社員を配置するみたい ③競合がいない=ラグジュアリー ⇒ブランドができてる。市場調査もせずに自分たちが欲しいものを圧倒的なクオリティでつくるから競合がいない。これは社員が優秀なのは絶対にあって、職場環境もめちゃくちゃ良くて唯一無二だし、採用も厳しい続きを読む
投稿日:2023.04.27
原 大貴
スノーピーク社長山井太さんの著書 とにかく"良い意味で)こだわりが凄く強く、徹底した経営戦略で事業拡大してきてる、ことがわかる本。 何個か紹介すると、 ①マーケティングはしない。 →業界のリーデ…ィングカンパニーや何かうまく行ってる会社をベンチマークにすると途端にアイデアが生まれてこなくなるという考え方。 よってマーケティングはせずに、山井さん自ら年間50回弱キャンプに行くキャンパーだからこそ、1ユーザーとして商品企画や各種販売戦略を取っている。 ここにウルトラCはない感じ。 ②製品は永久保証 →①の結果、自社商品には圧倒的な自信があるため、製品は永久保証。 まさに考え方としては高い(良い)物を長く使ってもらう、ということ。 キャンプ自体がそもそも多くても週1回くらいが現実的に行ける頻度(しかもシーズン考えると冬は多くの人が行かない)なので、数年単位で使われ続ける設計(子供の成長などを織り込んで) ③値引きは一切しない →ここもこだわりがあり自信がある商品だからこそ。 仮に売れ残り続けても廃棄するという徹底ぶり。 などなど。 学べる点としてはとにかくこだわりを持って、それを実行していくことに対する熱い想いが同社をここまで大きくできたのだなぁ、と。 3代目が色々あり再度現場に戻ってきたので、さらなる拡大に今後注目したい。続きを読む
投稿日:2023.03.20
naohirot
ハイエンドに集中する、だから顧客の喜びに集中できる、結果ファンが増え関係が深まる。ブランドが強くなる。 いい戦略。 そしてそれを担う分野は自分と仲間がが好きなところ。 いい会社。
投稿日:2022.09.26
藤井真介
コンパスが指す北の方角。 経営のコンパス。 ミッションステートメント。 企業理念がブレない。社員全員に浸透していることが大切だと思う。迷った時の判断材料はコンパスが指す北の方角(ミッションステートメ…ント)って中々言えないし、こういう企業は本当に凄いと思う。 続きを読む
投稿日:2022.01.26
noguri
スノーピークの商品は買ったこともないし、ファンでもないし、 ましてやキャンプ大好きなわけでもないのですが、 ちょっとした理由があってスノーピークの本を読んでみました。 今は、もう著者は社長じゃないん…でしょうかね(おそらく)。 前社長によるスノーピークの経営について語った本。 そんなに期待していなかったのですが、 期待をいい意味で裏切ってくれるくらいの良い本でした。 読んでいて一番印象的だったのは、 スノーピークの戦略や施策の整合性。 あらゆる戦略・施策がミッション・ステートメントの元で、 整合しているのが、見えない資産価値となってテコとして効いているのが、 この会社の強さでしょうか。 アウトドアブランドにおけるアップルというのは分かりやすいイメージですね。 「永久保証つき」というのが”顧客にとって” 分かりやすい(つまり、ユーザーの立場に立った)価値という主張は 「なるほど」とうならされました。 誰よりもキャンプに出ている経営者という点も興味深かったのですが、 それに加えて社長室の大量の本から、経営についてもしっかりと学んでもいる社長という点も自分には新鮮な気づきでした。 どっちかをしっかりやっている人は、それなりにいると思いますが(特に後者)、 両方やってる人って中々いないよな~と思いながら読んでいました。 よい経営の背後にはそれなりの努力(理由)があるってことですかね。 スノーピーク好きには、元社長の考えに触れることができるたまらない本でしょうし、 コミュニティやブランド作りに興味のある人にも参考になる部分のたくさんある本かと思います。 もう一冊、著者が本を出しているので、 そちらも読んでみたいと思います。 ※スノーピーク「楽しいまま! 」成長を続ける経営 https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4296103350#comment続きを読む
投稿日:2021.11.12
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