【感想】常識にとらわれない100の講義

森博嗣 / だいわ文庫
(27件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
4
7
8
1
2
  • ユニークな視点に視界が広がる

    普段、自己啓発本の類は手に取らないのですが、本書は著者名につられて購入しました。ミステリ作家である森博嗣がユニークな考え方の持ち主だということは、昔読んだブログ本やなんかで知っていたからです。
    題名の通り、100のタイトルに対してそれぞれ短めの本文がつけられているのですが、このタイトルがまたいい。「「やればいい」というのが究極の方法だと思う。」とか、「「この作者はいったい何が言いたいのか?」と問うのは、国語のテストだけ。」とか、「人が恋しいといっても、誰でも良いわけではない。」とか……。著者の視点はやはり新鮮で刺激的です。中には「自分とは違うなあ」と思うこともありますが、それをきっかけに自分の考え方が見えてきたりもします。
    行き詰まったときや、窮屈さを感じたときには、また読み返そうと思います。
    続きを読む

    投稿日:2014.09.01

  • 常識を疑うという姿勢

     奇妙で非常識な思考が面白い。
     常識を疑い、常識を覆す理屈を見つける。そこに「本質」があるのだろう。

    投稿日:2016.03.09

ブクログレビュー

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  • ykuro

    ykuro

    非常識な100の講義とも思えなくもない内容。
    その中で印象に残った文章
    ⒈ 新しいものを作りたかったら、付け加えるものではなく、削るものを考える。
    ⒉ 芸術とは、考えるものではなく、感じるものだ。
    メールを使わない、という商売が今でもあるが、いかがか。続きを読む

    投稿日:2020.11.29

  • はっとり

    はっとり

    このレビューはネタバレを含みます

    「わざわざ言葉にするということは、本当はまったく当たり前ではないから、一種の憧れというか、幻想に近い概念として、標語のように語られているのだろう。」

    当たり前とされている言葉に自分が合わないと感じても気にしなくていい。後ろめたさを感じなくていいんだと思えた記憶がある。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2020.09.18

  • 花嵐

    花嵐

    たまには小説以外の本も読もう、という事で読み始めた。本書に書かれている100の講義うち「なるほど」と頷ける事もあれば「うーん」と肯定できない事もあってまぁそれが普通だろうと思う。森博嗣らしいといえばらしいし、らしくないといえばらしくない一冊だった。続きを読む

    投稿日:2019.12.17

  • komoda

    komoda

    http://www.daiwashobo.co.jp/book/b101699.html ,
    http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/

    投稿日:2019.01.14

  • *kanamaru*

    *kanamaru*

    森博嗣という人間の考え方を垣間見ることのできる作品。
    同時に, 今まで彼の小説を読んできて, 「森博嗣の死生観に触れた気がした…, 森博嗣っぽい…」などなど感想に書いてきたが, 非常に的外れで恥ずかしいということに気付かされる。森博嗣という人はどこまでも私からは離れた思考回路の人間なのだと感じた。気持ちが良い位スパッと割り切った考え方をしていて, 共感できることも少なくないし, なるほどそう考える人もいるのねと「はっ!」とさせられることもある。
    小説ではない森博嗣のこの世界観, 個人的には好きなので次のシリーズもチャレンジする予定です。

    以下備忘録。
    *不満を持っている方が, 満足しているよりも幸せだ。幸せは, 満足へ向かう加速度のことだからである。
    *謙虚というのは, そういう偶然の自慢, 未然の自慢, 無関係な自慢をしないことでもある。
    *仕事というのは, 金はもらえるけれど, 多少は嫌な思いをしなければならない, その交換のことである。「仕事が楽しい」という場合, 「仕事の中に楽しさがある」という意味で, 仕事全体が楽しみだけでできているわけではない。
    続きを読む

    投稿日:2018.11.21

  • ryukya

    ryukya

    「常識」が、きっと私たちを苦しめている。
    「こんな考え、人として間違っている」
    そんな思いが自分を苦しめる。

    でもきっと、「思い」に間違いはないのだ。
    「行動」には、犯罪、自分本位など、やってはいけない制約がたくさんあるけれど。

    せめて思想くらい自由に羽ばたかせたい。

    印象に残ったのは次の一文。

    「羨ましい」という感情は、とても素直で前向きだと思う。「羨ましがるな」なんて叱る大人がいるけれど、そちらの方が歪んだ精神ではないのか。これは、「羨ましい」は「妬ましい」に必ずなるはずだ、という浅はかさから来るものだろう。

    そう、羨ましがったっていいんだ。
    それが、自分の行動力になることもある。
    前を向いている証しなのだ。

    森博嗣先生の本を読んでいると、
    様々な発見がある。
    続きを読む

    投稿日:2018.10.20

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