【感想】宇宙へ行きたくて液体燃料ロケットをDIYしてみた 実録なつのロケット団

あさりよしとお / 学研
(12件のレビュー)

総合評価:

平均 4.4
5
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1
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  • ホームセンターに行って、ロケットをつくる

    自分たちでロケットを開発し、宇宙に放つ。そんな壮大なプロジェクトを、国家に頼らず民間主導で成し遂げたチームがありました。「なつのロケット団」と命名されたそのチームには、宇宙機のエンジニアを始め、漫画家やジャーナリストなど様々な人員で構成されています。

    目指すのは、安価でロケットを量産できるようにすること。材料はホームセンターやネットショップで揃え、それを台所やお風呂場で加工していきます。

    もちろん始めからうまくいくわけもなく、時には爆発が起きることも(!)。でも、数々の失敗にめげずに、ロケットの開発から毎回の食事まで自分たちの手で行う彼らの姿は実に楽しそう。ロマンを追い続ける大人の姿は、こんなにもかっこいいのです。
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    投稿日:2016.06.20

ブクログレビュー

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  • enato

    enato

    自作でロケットを作り、本気で宇宙へ行くことを目指し結成した『なつのロケット団』。その内訳は、作家やイラストレーター、元IT社長と多種多様なメンバーで構成されています。ホームセンターで売っているような安価な部品を使って、どうやってロケットを作るのか。知恵を絞って着実に夢に近づいていく姿にワクワクします。続きを読む

    投稿日:2015.05.21

  • しましま

    しましま

    ロケットを作る本
    作ろうとするおっさんたちの本

    素人たちといいながら専門家がいるし
    強力そうなパトロンがいるけども
    正直な感想はうらやましい

    ホリエモンがかっこいいなと
    思えるのもこの本のいいところか

    ロケット開発のため
    仕事を辞めた人
    就職を辞退した人
    夢に殉じる人たちのかっこよさ
    続きを読む

    投稿日:2014.08.24

  • nkon

    nkon

    「実録なつのロケット団」のサブタイトルのほうがピッタリ。
    『なつのロケット』という、小学生がロケットを作って打ち上げる、というマンガがあり、それに触発されたオヤジがロケットを作って打ち上げる、というノンフィククション。
    まだ、衛星軌道に乗っていないのと、徐々にオヤジ達の夢から若手を育成しつつの事業化にフェーズが移ってきているのが、書籍化のタイミングと、本書から感じる「不完全燃焼」的なコストパフォーマンスの由来だろうか。
    元ネタともいえる小説『夏のロケット』との三部作で。ルーツは『オネアミスの翼』まで遡るのだろうか、それとも普遍的願望なのだろうか。
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    投稿日:2014.08.02

  • kurikuribook

    kurikuribook

    このレビューはネタバレを含みます

    人生をこんなにも楽しんでいる大人達がいるのか

    これが、読後の感想だった。
    ポップな表紙にあさりさんのキュートな差絵、勇ましい男達の集合写真やロケットの爆破写真。統一感があるようで、ない。本書は、自作ロケットで宇宙へ行こうとしている「なつのロケット団」の活動記録とも言うべき一冊だ。国家を頼らず、あくまでも民間主体で開発を進める集団。職業も様々で、ホームセンターで購入した材料で、自宅の台所や風呂場でせっせとロケットのパーツを作成し、月に一度、全員が集合し、検討を重ねる。正気の沙汰ではない。届かぬ夢だ、と思いつつ読み進めるも、気持ちは徐々に宇宙へと飛んでいく。会社を辞め、一人、富士の袖野でロケットエンジンを開発(!)していた仲間も加わり、植松電機の協力のもと、北海道で打ち上げが始まる。はたして民間宇宙開発事業の金字塔となりうるか。

    ここで彼らの熱き本気度を本文から引用する。
    「有人宇宙船が完成し、安全性の確認をする段階になったら「生きて帰って来れなくてもいいから」と念書を書いて一番乗りをするつもりだが、たぶんメンバー全員、同じことを考えているんだろう。」ちなみに、ほりえもんこと堀江貴文も、そのメンバーのひとりだ。

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    投稿日:2014.06.27

  • kiwi

    kiwi

    ありがちな、おっさんが少年の日の夢を追う、という話だと思ったら、ホリエモンまで巻き込んで、まじでロケットを作っているのだった。ちょっとびっくり。

    でも実は、ありがちな、おっさんが少年の日の夢を追う、という話が読みたかった気がしないでもない。大人の夢というのはたぶん、資金計画や、マイルストーンや、根回しやアライアンスといったものと無縁ではいられないのだろうけれど、それだったら一生懸命勉強して、JAXAとかNASAに入って、仕事としてロケットに携わるのが正道でもあり近道でもある気がする。本気でやりたいのか、そうでもないのか、なんかいまひとつ座りが悪く、入り込めなかった。続きを読む

    投稿日:2013.12.30

  • takkawata

    takkawata

    内容の面白さは5星だが読んでいてつまらない
    普通の人にわかるように読みやすくしすぎたから?
    題材が最高なのにもったいない

    投稿日:2013.12.24

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