【感想】エロスの記憶 文藝春秋「オール讀物」官能的コレクション2014

オール讀物編集部編, 小池真理子, 桐野夏生, 村山由佳, 桜木紫乃, 林真理子, 岸惠子, フィリップ・トルシエ, 高橋克彦, 井上理津子, 東海林さだお, 鹿島茂, 角幡唯介, 本橋信宏, 花房観音, 春日太一, 柴門ふみ, 大矢博子, 北尾トロ, 南伸坊, 平松洋子, 川上宗薫, 団鬼六, 阿部牧郎, 永田守弘, 渡辺淳一, 弘兼憲史, 野坂昭如, 勝目梓, 石田衣良, 山田風太郎, 池田満寿夫, 佐藤陽子 / 文藝春秋
(3件のレビュー)

総合評価:

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  • 50点

    値段の割にはページ数が多いので後悔はしないでしょうが、官能小説を期待して、ダウンロードすると後悔します。
    真面目なエロ小説かなぁ?

    投稿日:2015.04.13

  • 軽い読み物として

    ちょっと読んでみたい作家も含まれていたので。
    玉石混交という感じでしょうか。個人的には全く興味をもてない箇所は読み飛ばしました。
    これをきっかけに特定の作家の本を読んでみるきっかけになればよいのではないかと。続きを読む

    投稿日:2014.12.24

  • 他人におすすめしやすい官能特集総合誌

    文藝春秋の『オール讀物』は特に官能小説雑誌という印象はないものの、1作くらいは官能的な内容の短編が入っているかと思います。
    やはり、バリバリの官能小説雑誌は買えないものの、誰でもちょっとは読みたい小説、それが官能小説というものなのでしょう。

    前半は、女流作家の官能小説。中盤は、官能小説座談会。後半は、男性作家ものになり、最後は池田満寿夫のラブレターで表現される愛で終わる、そつない編集です。

    さて、ネット・AVでマッサージものを観たことがあることと思いますが、小池真理子が書くと「千年萬年」となります。
    舞台は、大きなスーパーの影響で寂れつつある商店街の指圧院。指圧師の淡々とした仕事と主人公の燃え上がるカラダと抑制するココロの表現が動画ではなく小説でなければ味わえないものとなっています。

    中盤の「四人の女たちが熟読!官能小説品定め」や三人の男が語る「四苦八苦の官能表現」は特におすすめで、いわゆる官能小説を読んでいるだけでは分からない読み手・書き手の話が座談会形式で楽しめます。

    歴史的な経緯がよくわかり、次の一冊を選ぶ基準になるでしょう。

    当レビューでは、主に最初の一冊としておすすめ出来る作品を中心に紹介してきましたが、「エロスの記憶」については、数冊官能小説を読んで、少しマンネリ感を感じ出したような方が読むと良いと思います。

    それにしてもボリュームが多く、かなりお得な価格設定です。少し文学よりなので、官能小説に抵抗があるような人に読ませてみる一冊として最適でしょう。他人におすすめしやすい官能特集総合誌です。
    続きを読む

    投稿日:2014.08.03

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