【感想】歌舞伎町より愛をこめて : 路上から見た日本

李小牧 / CCCメディアハウス
(2件のレビュー)

総合評価:

平均 5.0
2
0
0
0
0
  • ユーモアあふれる新宿から見た日本見聞録

    Newsweek日本版で連載していたコラムをまとめた本です。

    かなり期間に幅があるので、言っていることが変わってきている部分がありますが、
    そこも含めてとても興味深い新宿から見た日本見聞録だと思います。

    ユーモアがあちこちからあふれているので、読んでいて退屈する本ではありません。
    ただ、下ネタ?風の記述はけっこう多いので、そこは好き嫌い分かれるかもしれません。
    続きを読む

    投稿日:2019.02.18

ブクログレビュー

"powered by"

  • 有坂汀

    有坂汀

    「新宿歌舞伎町案内人」こと李小牧が「ニューズウィーク日本版」に連載していたコラムをまとめたものです。あらゆる欲望が渦巻く街で見続けてきた人間が書く記事は他の人間にはかけない切り口があります。

    「その国のことを知るには、他の国から来た人間の残した文献を読むのが一番いい」
    現在は退職なされたそうだが、 僕が大学時代、唯一まじめに受講していたO教授の授業で彼が残した言葉である。後に僕が、新宿歌舞伎町に入り浸るようになった頃、何人かの「住人」と交流したり、彼らの生態を見るにつけ、一般社会のルールとは違う「掟」にのっとって生活しているような気がした。

    だから、一度この街を離れたときに李小牧の本を手に入れて全て読んだ事があるが、
    「あぁ、なるほどなぁ」
    と思うことがいくつも散見できた。今回紹介したこの本は、『ニュースウィーク』の日本語版で連載されていた彼のコラムを単行本化したものである。20年以上も『不夜城』である歌舞伎町で「案内人」として路上に立ち続けていた李小牧が見た(僕は彼にあったことはないけれども) 『路上の記録』でもある。

    この本を読んでいると、体が無性に疼いて歌舞伎町ののネオンに誘われている自分がいるので、少しそういうところが厄介ですが…。
    続きを読む

    投稿日:2011.07.27

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。