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吉村仁 / サイエンス・アイ新書 (7件のレビュー)
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総合評価:
竃猫
【内容ではなく媒体の問題として】
ゼータ関数を本当に表層的に調べている中で、ついで程度のつもりで本書を買いました。 内容は、十分面白いですよ。でも、ね・・・。 うっかり表示を見落としましたが、専用機でしか読めないんです。 しかも、字…が小さいんです。 さらに、文字サイズの変更が出来ないんです。 そのうえ、フォントの濃度が薄いんです(薄墨みたい)。 つまり、超絶見難い紙面なんです。 一緒に購入した「素数に憑かれた人々」も文字サイズの変更はできませんが、PC上のブラウザで読めるのでまだ逃げ道があります。が、こちらは逃げ道なし、何としてでも専用機で読むしかない。 紙面の印字領域だけを拡大して凌いでいましたが、本当に泣きたくなりましたorz フォントの濃度が薄く見えるのは、原本の印刷の影響だと思いますが、どうなんでしょうか? また、写真、図表も多いのですが、写真や図表のある頁はロード時間が凄く重いです。それもイラッとくるレベル。 私は専門書こそ電子書籍化が望ましいという自論を持っているのですが、課題が多そうですね。 それと、セミの接写写真が多いので、虫がキライな人は避けた方が良いかも。 昔なっかしいジャポニカ学習帳は、昆虫写真の表紙を、虫が苦手という教師や保護者、生徒・児童の苦情で止めるのだとか・・・。 続きを読む
投稿日:2015.03.28
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nekohoumu
米国で、13年・17年起きにセミが大発生するそうなのだが、これに素数が関係していたというから驚き。その他、北アメリカやヨーロッパに虫の数が比較的少なく、日本は比較的多い理由も興味深かった。我々の文化の…一部となっている虫たちがこうして多様化したのだなと感慨深いです。続きを読む
投稿日:2016.07.26
kiwi
読み始めたあとで、著者がこのテーマで本を書くのは2冊めだということに気づく。これは失敗。なんか肝心なところで未消化な部分が残ったけれど、1冊めで詳しく説明してるのかもしれない。1冊めを読んでみよう。
投稿日:2014.01.20
mirai-sss
このレビューはネタバレを含みます
内容情報 [日販MARCより] 北アメリカで17年や13年のサイクルで大発生する周期ゼミ。この周期ゼミの謎を解き明かした著者が、仮説やモデルを使った検証をもとに、周期ゼミの全貌を解き明かす。生物進化の本質に迫る1冊。 [BOOKデータベースより] 北アメリカで、17年や13年のサイクルで大発生する周期ゼミ。この周期ゼミの謎を解き明かし、生物界を“あっ”といわせた著者が、仮説やモデルを使った検証をもとに、周期ゼミ(素数ゼミ)の全貌を解き明かす本書は、生物進化についても衝撃的な展開が盛りだくさん。「生き残るための条件とは?」「メイトチョイスとは?」など、生物好きを夢中にさせること間違いなし。 プロローグ セミの大発生に街は大騒ぎ! 第1章 日本のセミと素数ゼミの違い 第2章 素数ゼミの秘密に迫る!第3章 素数ゼミを追って! 第4章 素数ゼミの謎はどこまで明らかになったか 第5章 進化の歴史とムシの多様性 第6章 メスの「オス選び」と種分化の歴史 第7章 素数ゼミの秘密はどうして解けたのか
投稿日:2012.09.24
bax
[ 内容 ] 北アメリカで、17年や13年のサイクルで大発生する周期ゼミ。 この周期ゼミの謎を解き明かし、生物界を“あっ”といわせた著者が、仮説やモデルを使った検証をもとに、周期ゼミ(素数ゼミ)の全貌…を解き明かす本書は、生物進化についても衝撃的な展開が盛りだくさん。 「生き残るための条件とは?」「メイトチョイスとは?」など、生物好きを夢中にさせること間違いなし。 [ 目次 ] プロローグ セミの大発生に街は大騒ぎ! 第1章 日本のセミと素数ゼミの違い 第2章 素数ゼミの秘密に迫る!第3章 素数ゼミを追って! 第4章 素数ゼミの謎はどこまで明らかになったか 第5章 進化の歴史とムシの多様性 第6章 メスの「オス選び」と種分化の歴史 第7章 素数ゼミの秘密はどうして解けたのか [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]続きを読む
投稿日:2010.07.13
ESD
素数年ごとに大発生する北米のセミの生態と進化について。素数である理由については10年以上前に高校で聞いたことがあったけれど、その進化についての仮説がまた面白かった。
投稿日:2009.11.25
keithewisdom
『17年と13年だけ大発生?素数ゼミの秘密に迫る!』 (吉村仁、2008年、サイエンス・アイ新書) アメリカでは、13年と17年おきに発生するセミ(周期ゼミ)がいます。 実はカギは13と17がともに…素数であるということにありました。 また、 アメリカの面積と日本の面積を比べた場合、日本はアメリカよりも面積がかなり小さいのにアメリカに匹敵するような虫の種類が生息しています。 これはなぜか。それは本書を読んだお楽しみにしておくということにしますが、この理由がわかったとき、日本人が何故虫の音にしみじみと感じるのかがわかったような気がします。 (2009年8月17日) 続きを読む
投稿日:2009.08.17
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