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レオ・マルティン, シドラ房子 / CCCメディアハウス (16件のレビュー)
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総合評価:
Starbo
やっぱり、スパイマスターは、メンタリストだった
続編の「元ドイツ情報局員が明かす 心を見透かす技術」から読んだのだが、余りに面白かったので、こちらも興味深く読んだ。 どうやって、相手の心の深いところに入り込むか、そのテクニックをこんな形で開示して…も良かったのだろうか?と心配してしまった。 異性相手に、こんなことをやられたら、「惚れてマウやろ~」と叫んでしまいそうである。更に続編が出ている様なので、早めに入手して続きを読んでみたいものである。続きを読む
投稿日:2017.05.31
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波瀬龍
【由来】 ・ 【期待したもの】 ・ ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。 【要約】 ・ 【ノー…ト】 ・まずは20分ほどで流し読み。今の漂着の状況とあいまって、目的意識がハッキリしているので可能だったんだろうな。こんな読書でいいのかな。続きを読む
投稿日:2018.10.28
reokichi23
元ドイツ情報局調査員の筆者が他人に信頼されるようにするまでの行為・思考法を筆者自身の経験を交えて解説した本。人に信頼されるようにするためには必ず相手の良い点を見出すこと等至極当然のことではあるが実践す…るとなると中々難しいものが重要であるということが理解出来た。流石、元情報局員だなと思えるような内容ではあったのだが、筆者自身の経験談のところが若干フィクション臭が強めに出てた感じが否めない。まぁ、この部分は置いといても今後人付き合いしていく上で、この本に記載されている内容を心掛けていけるようにすれば良好な人間関係を構築していけるのではないかと思われる。続きを読む
投稿日:2017.09.18
nabehiro
・話しかける際に必要なのは意図した自然さ ・洞察とは観察から導きだされた行動の背景を読むことにある ・話しかける際に、どんな切り口で話しかけるかを常に観察して磨く。→相手に警戒されない話しかけられ…方を身につける 質問によって相手の意思決定に及ぼしている要素を把握することが大事=自分とは異なる相手の価値観を知る続きを読む
投稿日:2017.02.02
hiro1379
第一章について ・自分の思考に注意すること。相手に抱いているネガティブな気持ちはいくら外見(言葉や態度)で繕っても隠すことが出来ない。まずは、どんな相手でも良い面、褒められるべき面を見つけること。 …・感情をコントロールし、平静さを保つためには、何を個人的に受け止め、何を個人的に受け止めないか(こっちの方が重要)を自分で決める。 ・自分が属したいグループに合わせてカメレオンのように変身する。(外見、価値観、考え方、行動などをグループの共通点を調べて合わせる)第一印象から抱く先入観は今後の関係構築に少なからず影響を与えるので注意する。 ・人間の基本的欲求(安心感、愛情、称賛)を満たしてあげることから始め、信頼を得る。 第二章について ・最初の接触では意図的であることがバレてはいけない。相手との視線を合わせるのではなく、自分から横から話しかける。その時に陳腐なセリフ(よく来るの?、一緒に飲まない?、天気、政治について)は使わず、その時の状況と関係のあるテーマで話を切り出す。質問のし過ぎは避ける。(接触を求めている印象を与えてしまう)すぐに答えを言わずに相手に推量させるようにする。 ・人間関係の根底にあるのは責任。責任を果たして相手に頼りになる人だと思わせることで信頼を得られる。(約束は必ず守る) 第三章について ・将来の働きを見越して自分から投資する。その時にすぐに見返りを求めない。援助のタイミングがあれば必ず援助する。相手のことを信頼しているとということを相手よりも先に伝える。 ・自分の行動によって相手がどう判断するかを常に意識しておく。(他人を悪く言えば、誰のことも悪く言うと思われるなど…) ・オープンクエッションは相手に多くのことをしゃべらせることが出来るので上手く使う。クローズドクエッションは答えを限定するので早く目標に近づけたいときに使える。続きを読む
投稿日:2015.05.07
Kaoru
元ドイツの連邦情報局で諜報機関で犯罪組織の情報収集をしていた人のアドバイスする、よりよい人間関係を構築するための本。 この本の読み方には、たぶん二通りあると思います。 一つは、自分の人間関係の構築…のために役立てる読み方。 そして、もう一つは、実際の諜報活動の緻密かつスリリングな詳細を知っていろいろと楽しむ読み方。 私は主に後者の読み方で読みました。 特に、青池保子さんの「エロイカより愛をこめて」のファンの方はこの読み方だとかなり楽しめます。 (なんといってもドイツが舞台だし!) 犯罪組織の中の人に目を付けて、こちらの情報提供者(V人材とよばれています)にするんですが、この本のなかではロシアマフィアにつながるV人材として、ティホフという男性をスカウトして、いかに信頼を築き上げて行くかがドラマ仕立てで書かれています。 人間関係についての抽象的な例をあげるだけではなく、ティホフとの交流ストーリーを挟みながら話が進むので、理解しやすく、かつ信頼度もあがる。 情報局の人間関係テクニックは、通常よりかなり特殊かと思いきや、「言ったことは必ず守る」とか「相手の長所を指摘する」とか、一つ一つは当たり前のことでもあるのが意外でした。 ただ、その「当たり前のこと」がとても高レベルで行われている印象があり、これが人間関係のプロか……という印象。 テクニックだけ覚えても、実際に著者のレベルに達するのは難しいかも。続きを読む
投稿日:2014.01.13
oak
元ドイツの情報局にいて対象とする犯罪組織内の情報提供者を育成(?)していた人の話。 魅力的になり、良く聞いて、少しは自分のことを話す。 魅力的になるには目標を立てて少しずつ成長していく。 人に対しては…良い面を見て、悪口を言わず、誠意を持って接し、約束は守る。聞いたことは覚えておいて、再開のときに話題にする。 嘘はばれるので言わない。自慢もしない。 ある人を情報提供者に仕立てるのは「影響力の武器」でも触れてた、好意を持たせ、最初は簡単な依頼をして相手側に行為の正当性を認識させてだんだんと難しい依頼へとしていく。 タイトルとか実際にあったストーリーは情報局という仕事のスリルや特別感があるが、人と人の信頼作りや共同作業の進め方は普遍的かと。 ロシアが犯罪者の供給源となっているのですね。犯罪歴がなくなるってすっごい国。続きを読む
投稿日:2013.11.27
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