【感想】小野妖怪よろず相談処~平安編・弐~

鋼雅暁 / いるかネットブックス
(2件のレビュー)

総合評価:

平均 4.5
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  • 平安の都を舞台にした、ほのぼの日常妖怪伝奇

     まだ魑魅魍魎の存在が普通に認められていた平安の世。彼らは決して人に仇なす者ばかりではなく、心優しい者、おっちょこちょいな者、調子のいい者等々、人に劣らぬ個性派揃いでした。
     なれば当然、人と同様に悩みやトラブルに見舞われる者もいるわけで、時の帝が設立したのが、妖怪相手のお悩み相談所。
     霊力に秀でた二人の少年の元には、日々、妖しくも愉快な人外の依頼人から、おかしな相談が持ち込まれるのでした。

     作者様は、同名義で「小説を読もう」等のWeb小説サイトで作品を発表してらっしゃる方です。一度それらをお読みいただき、波長が合ったならば、この本もきっと楽しめます。

     あっけらかんとしたテイストが楽しい、ほのぼの和風ファンタジー。こちらのストアにはまだ「弐」しか置いていませんが、単体で読んでも問題なさそうです。
     興味を持たれた方、是非お読みくださいませ!
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    投稿日:2013.10.03

  • きゅきゅう~っと、しゅりしゅり。

    きゅきゅう~っと抱きしめたい!しゅりしゅり頬ずりしたい!そんな感じの少年 篁や春明そして子鬼の剛奇たち。
    平安の色彩豊かな身にまとうものや、衣擦れの気配。そして妖たちの姿形や動きを、もちろん天皇や少年たちも。
    それらを一人一人一つ一つ丁寧に思い描いてゆくと、そこに見えてくるものは?
    甘いもの食べた時のような気持ちと、いつのまにか微笑んでいる自分。
    これからの少年たちの成長を見守りつつ、来るべき難儀な妖怪に一緒に立ち向かいたい。
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    投稿日:2014.09.25

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