【感想】焔の眼 1巻

押切蓮介 / 漫画アクション
(22件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
5
8
5
2
0
  • 不条理と暴力と無力と

    戦争をベースにしたお話。
    占領された日本で日本人が虐げられている。(占領しているのは架空の国)
    その中で暴力に飲み込まれそうになる主人公と、それを圧倒的な暴力で救う男(表紙の人)の物語。

    この作者の世界観はなんか独特で設定が変なのだけど何故か引き込まれます。
    個人的にはこの作者の絵柄が好きなのだけど、人によってはあまり好きじゃないのかな?
    作中で出てくる悪い人が、わかりやすいほどにあくどい顔をした下衆なのが、読んでいて非常にわかりやすく、そいつがぶっ飛ばされるのは痛快だと思います(個人的には)。
    暴力描写があるのでそういうのが嫌いな人はご注意。好きな人はどうぞそのまま。

    世の不条理を、力いっぱい吹き飛ばしたい人に是非。

    追伸:六巻で終わるらしい?
    続きを読む

    投稿日:2014.04.18

  • ハイスコアガールとは別物です

    押切蓮介作品はハイスコアガールが初めてでした。
    続けてこちらの作品も読んでみましたが、魅力的な登場人物、迫力ある格闘シーン、続きが気になる展開にグイグイと作品世界に引き込んでくれました。
    ハイスコアガールも好きですが、こちらの作品もいいです\(^A^)/
    続きを読む

    投稿日:2013.10.08

  • 暴力表現の新境地を見た

    よくある暴力系ダークファンタジーと違って、設定が日本だけにリアルな恐怖を感じる。心をえぐられるようなえげつない暴力シーンなんだが、著者独特のタッチとキャラ設定が和みを生む、不思議な読後感のある逸品。

    投稿日:2013.09.26

ブクログレビュー

"powered by"

  • moi

    moi

    全体的に暗い内容だが最強生物クロと女の子が絆を深めていく話なのかな。
    異人の血が混じっている女の子の正体が気になる。鬱々とした世界の中に覇気と熱量の塊のようなクロの存在が映える。

    投稿日:2016.09.12

  • はちの

    はちの

    もう見ただけで気持ちが暗くなるような雰囲気。クロは強いけど、それが作中の日本を変える何かになりうるのか。主人公の少女はどのような存在になっていくのか

    投稿日:2015.01.20

  • オル

    オル

    外道には一撃必滅拳!これが一番!

    奴隷国になってしまった日本で生きていく事を余儀なくされた少女。  己の拳のみで生き抜いてきた男との出会いによってもたらされる少女の運命を描く。

    絶望的な世界観を創り出すのは十八番。この漫画でも嫌悪感を抱く人間達ばかりが出てくる。
    このハードな暗さはエグい。特に今回は奴隷という嫌な題材を取り上げてきているので気が沈むような話が多い。

    ここでもう一つ。熱い展開を魅せるのがうまいのも得意なところ。
    今回は絶対的な強さをもつ男。一撃必滅!の下に全てを破壊する。
    嫌悪感を吹き飛ばす、その力の使い道は因果応報を示していて、少し気が晴れる。

     その男(いろんな格闘ゲームのキャラクターをミックスさせたような風貌)はゲーム好きならハマるはず。ゲーム好きが考えそうなところがまたいい。

    目には目を歯には歯を。個人的には推し!
    続きを読む

    投稿日:2014.10.30

  • kickarm

    kickarm

    焔の眼(ほむらのめ)の1巻

    以下、アマゾンよりコピペです。
    1945年、敗戦国、日本。異国の植民地となったこの国において、日本人は奴隷のような生活を強いられていた。死と隣り合わせの日常の中、売春宿の下女として働く少女は出会う、神をも恐れぬ戦慄の拳に……!! 暗黒の日本を生き抜く屍山血河のバイオレンスファンタジー、ここに開幕!!続きを読む

    投稿日:2014.07.04

  • tukinokatati

    tukinokatati

    絵は独特なので好き嫌いは分かれるかもです。
    戦争で負けた日本は、敵対国から徹底的に虐げられている生活を送る。絶望しかない日常に一人の日本人男性が拳を振るう。
    二人の関係はなんと表現していいのか、親子か恋人かまた師弟なのか。また、それとも違うような気がしないでもない。
    前半から後半までダークな雰囲気を盛り込みながら、後半で徐々に光明があるような気がする。
    でも、個人的な感想で言えば、最後のシーンはいい意味でバッドエンドで終わって欲しかったような。バッドだからこそ強く想っていられたんじゃないかなーと解釈はしていたのだけれど。でも、一気に読んじゃうくらい魅力的な作品です。
    続きを読む

    投稿日:2014.04.28

  • トラPウサギ

    トラPウサギ

    敗戦した日本の陰鬱としたドロドロした描写が続く。
    押切氏の作品は、観る人を選ぶ作品かと。
    胸糞悪くなる絶望だが、痛快すぎる希望がグイグイ作品に引き込まれてしまう。
    『ツバキ』でもそうだけど、押切さんの描く女の子の眼は力強い。続きを読む

    投稿日:2014.03.16

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。