【感想】花も刀も

山本周五郎 / 新潮社
(4件のレビュー)

総合評価:

平均 3.3
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  • 人生からまわり

    強いのに道場からは訳もわからず破門され、助けた伝法な女性を更生させようとしても思いは通じず、友人と妹、実の母は自分の知らないところで、婚姻の話しを進め、また、再び勤めた道場も辞めさせられ、その挙句に飲めない酒を飲み人を切る。主人公平手幹太郎のダメダメ独りよがり人生を書いたもの。その他、女性がからんだ物語を中心に侍の姿を描いた短編集です。続きを読む

    投稿日:2014.06.04

ブクログレビュー

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  • flounder532002

    flounder532002

    表題作。巡り合わせの悪さは自分だけではない。救いは人間関係だ。「古い樫木」も良かった。13.5.28

    投稿日:2013.05.28

  • tedesuko

    tedesuko

    花も刀も

    山本周五郎の初期から後期までの幅広いジャンルの短編集。ちょっとおかしいのからシリアスなのものまで、時代劇も現代物も合わせて。

    三部大作を読み終えたあとでは短編ではやはり物足りない感があるのは事実だがそれでも読み応えはある。

    タイトルにもなっている花も刀もは剣術に生きる主人公が剣の道、人との付き合い、食べていく方法で大いに葛藤する姿を書いている。誰も間違ってはいないが信念が受け入れられない主人公の歯痒さをつい自分の経験に当てはめて読んでしまう作品だ。
    続きを読む

    投稿日:2012.02.06

  • kujila-no-shio

    kujila-no-shio

    20歳のころから何回か読んでいる。繰り返して小説を読むことが少ないぼくですが、この「花も刀も」は励まされます。

    投稿日:2011.12.18

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