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火坂雅志 / NHK出版 (11件のレビュー)
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総合評価:
future4227
真田家ダイジェストとして
つい先日、火坂さんがお亡くなりになったと聞いて、ふと読んでみようと思いました。 上巻は真田幸隆から真田昌幸の上田城築城まで。 歴史を駆け足でなぞっている感じで、一つ一つの合戦や武将たちの心理描写が粗く…なってしまっているのが残念。 まぁ、真田家三代分を一気に描こうというのだから、それもやむを得ないか。 あくまでも真田家ダイジェスト版として読むには最適。続きを読む
投稿日:2016.10.11
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hancock
真田三代…昌幸・幸村を中心として物語か展開されることが多いが、武田に仕えた幸隆の時代は中々ないが、でも昌幸の生き方はこの人の生き様からきているのかもしれない。いかに乱世の戦国時代を生き抜くか…悪い言い…方をすれば長い物には巻かれろ的な生き方はある種賢く緻密な考えだと思う。真田の所領である沼田を奪われ、家康との因縁、そして上田城の築城…さあ下巻、よく知る家康との戦いへ繋がっていく。続きを読む
投稿日:2015.03.23
すたうお
真田三代というと、真田幸隆、昌幸、幸村(信繁)という組み合わせが多く、昌幸の長男である真田信之があまり目立たないです。 が、この本では昌幸の時代にいくつか活躍の場面があったので、うれしかったです。 …全編に渡って語られているのは、小大名である真田家の誇り、信じる道についてです。 この誇りは、各人によって内容が異なるのですが、根底には小さな勢力である真田家をどう絶やさずに過ごしていけるか、というところがあったように思えました。 ↓ ブログも書きました。 http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/post-37b9.html続きを読む
投稿日:2013.03.02
ゆにこ
真田幸隆⇒真田昌幸 上杉、武田、北条といった大勢力の狭間で 必死に土地と人と名前を守った小土豪。 上杉・武田が衰退したと思ったら、織田、徳川の台頭。 知恵を絞り、人の心を利用して生き残った。 兄弟…関係が、なんだか好きです。 兄・真田幸隆 と 弟・矢沢頼綱 兄・真田信綱 と 弟・真田昌幸 兄・真田信之 と 弟・真田幸村 兄弟には、仲良くいて欲しい。 最近、忙しくて本を読んでいる暇がない・・・。続きを読む
投稿日:2012.11.01
pauli
真田幸村が直江兼続をあが崇め過ぎ。 猿飛佐助・霧隠才蔵・三好兄弟等の真田十勇士が出てくるので歴史小説ではなく時代小説というべき。 事実に即した歴史小説を期待していたのだが、その点は個人的に少し残念。 …しかし、それならそれで時代小説として読めば良いのだが、真田十勇士の名前を出す割には、真田十勇士にほとんど活躍の場面は無くて、幸村との会話は佐助を相手にしたものだけ。消化不良な感じ。続きを読む
投稿日:2012.07.17
nagareyama9292
作家得意のフィールドの作品で、冒険が無かったです。自分が持っている真田家のイメージ通りで、伏線もインパクトが薄かった。手堅いと言えば、手堅い作品です。
投稿日:2012.06.25
黒森
このレビューはネタバレを含みます
人は信用してはならない。しかしたまには義を重んじるべし。 策略家の真田氏ですが、幸村は義を重んじる…のか(←下巻を読もう)。 「知恵のいくさなら、小が大を倒すことも十分に可能と」幸村
投稿日:2012.06.04
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