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朱戸アオ / PHP研究所 (6件のレビュー)
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総合評価:
ペンギンず
1
「ベストを尽くします。」
「Phase(フェーズ)」とは、WHOの定義したパンデミックの警戒レベル。 とある埋立地に突如発生した致死性を持つ感染病により、次々と倒れていく人々。そして地区一帯が封鎖されていく様が非常にスリリング…。 病気に医師として敢然と立ち向かう女性医師・鈴鳴や、天才肌の疫学者・羽貫など、登場人物達も魅力的。愛する人間を失いながらも、困難に向き合い、立ち上がっていく人々の姿が、心を揺さぶる。 羽貫が「災害ユートピア」と評する封鎖地区で、人間はウィルスに打ち勝つことができるか-。緊迫の医療ドラマ。続きを読む
投稿日:2014.01.25
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ryunico
理性的なパンデミックもの
湾岸埋立地域で発生した感染症をめぐり、医療関係者や隔離地域の住民が力を合わせ、解決を目指す物語。 綿密な取材や物語構成力が目立つ秀作だと思います。 治療法がない感染症(致死あり)なので、隔離地域でもっ…とパニックが起きても不思議でない状況ですが、物語は状況に対して冷静に進むのが特徴的。 「災害ユートピア」という概念にも考えさせられるものあり。 正直、『ネメシスの杖』ともども、ドラマなど別メディアの原作になっても何ら不思議でない物語ですが、 惜しむらくは画力でしょうか……。これで絵力があったら評価が更に飛躍すると思う作家さんです。続きを読む
投稿日:2014.04.28
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ykikuchi
"ウィルスのパンデミックを描いたマンガ。科学的知識に裏付けられたサスペンス系のものを描いた朱戸アオさんの作品は本作で私は2作目になる。こちらの方が先に世に送り出された作品。 面白い。"
投稿日:2018.10.28
foxdie
このレビューはネタバレを含みます
王道パンデミックもの。 最後の一話で急激に収束してしまう展開には物足りなさを感じたが、それはそれでリアルなのかもしれない。実際のところ、病気や感染の流行って治療方法が不明なまま沈静化することも珍しくなさそうだし。 ただ、物語としてはやはり物足りない。 羽貫の死亡も血筋のエピソードを力づくで掘り起こして美談化しようとした匂いがして、少し冷めてしまった。 全てを円滑に収めるためにも、あと二話は欲しかった。
投稿日:2015.03.12
ゆんゆん。。
若干ロングセラーの「エマージェンシー」より面白いかもしれない。 画力と描写が追いついてないけど。 もっと掘り下げてもっかい描いてみてほしいかも。 全然他人事じゃない内容なとこがいいのよねー。 …こういうパニックホラーは。続きを読む
投稿日:2012.03.19
nekobeck
1時間もかからずにで読了。パンデミックものとしては、少々物足りなく感じましたが、もしこの漫画の情報量を文字だけで表現していたら絶対こんな短時間に読みきれるはずも無く、漫画家の注ぎ込んだ力を思うと彼らも…大変だなと思いました。 小説や映画ほどのインパクトを感じなかったのは、ウイルスを封じ込める機関がほとんど出てこない所為かな。悪くは無いけどもう少し長い時間、物語にのめり込みたかったというのが私の感想です。でも、漫画を支える多くの読者にはそこが良いのかもしれないですね。続きを読む
投稿日:2012.02.26
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