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榎田尤利, 茶屋町勝呂 / SHY NOVELS (29件のレビュー)
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総合評価:
sasa
4
多くの人に読んでほしい作品
「夏の塩」の下巻にあたる作品です。必ず「夏の塩」から読んでください。 人は生まれて、そして必ず死を迎える。 「身近な人の死」に何度も直面し死んだように生きてきた主人公が、ゆっくりとそれらを受け入れて…人間らしくなっていく姿。 人が人と関わるということ。「生きていく」ということ。それらの意義を、きれいごとではなく誠実に描いた作品だと思います。 BL作品のエンターテイメント性であるとか、そういった描写を求めている方には期待外れかもしれませんが、読んで損はないです。 むしろこの作品がBL作品としてカテゴライズされているために、読む方が限定されるであろうことが残念でなりません。 苦手に思っている方も、電子書籍だと購入のハードルもだいぶ下がるかと思いますので、騙されたと思ってぜひ読んでほしい!続きを読む
投稿日:2013.09.28
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鰯の頭
BL小説という一つの括りに置いておくには惜しすぎる。 別作品出すのも何だけど、映画「インターステラー」を見た後と似た感情を抱いた。言葉に書くと陳腐になってしまうので書かないけど。 語彙力無くしたまま本…作の感想述べるなら「人生じゃん...」ですね。 また大切な作品が増えちまった...続きを読む
投稿日:2022.12.30
あすみ
しまった、塩の方が先だったか・・・ なんだかこういう関係と距離感が素敵だなあと思ってしまった。 魚住くんの過去も今も包み込んでくれたり、見守ってくれる周りの友人達が温かくて好きです。 太一くんの話…にちょっと涙腺緩んだ続きを読む
投稿日:2017.06.16
あおい
大好きな本が、またひとつ増えました。 とても、よかった。 人は産まれて、生きて、死ぬんだっていう、当たり前だけど普段意識していないことを、改めて感じさせてくれるお話でした。 悲しかったり、苦しかっ…たり、切なかったり、幸せだったり、甘かったり、懐かしかったり、とにかく色んな気持ちが湧き上がって、心がいっぱいになりました。感想として言いたいことがたくさんあるのに、ひとつとしてうまく言葉にできません。 小説だから当然作られたお話だし、感動させようとしてるだとか、こんなので泣くなんて安っぽいだとか、そんな風に思う人もいるのかもしれない。だけどわたしはこのお話に出会えてよかったと思います。たくさんの人に読んでほしいなぁ。続きを読む
投稿日:2017.02.24
あんこ
傷ついたり泣いたり、泣けなかったりパニックになったり、生きたり、死んだり、愛したり。 様々な感情がぎゅうっと詰め込まれてて。 感じたそれらを言葉にするのはとても難しい。それぞれがそれぞれに抱くもの。…そのどれもが私とは違うものなのに、どこかに共感させられる。 夏の子供とハッピーバースデーに今までの彼らが歩んできて得たもの感じたものがぎゅうっと集められて解放された感じだった。続きを読む
投稿日:2016.03.08
shisobook
マスカラの距離、アイワナビーアフイッシュ 2つのお話が好きだ。 ずたぼろでも進んでいく。癒やしや決意が付随して。
投稿日:2015.02.20
qp1
苦しくなる。死んだり生きたりすることに対して何も言えない、干渉できないけれど、魚住が不運から一転していくのを喜べるのが幸せだと思う。あと久留米は幸せすぎだからキレそう。生きるのは難しいしいつかは死ん…じゃうけれど、こんなすてきな本を読んで、幸福で苦しい二人のことを見ていられるんだから、うちは仕合せだなあと思う。 魚住のリストカットが、精神疾患が、不幸が、不謹慎にもじわじわ可愛くてこころに萌えが滲むみたいで、ずるい。続きを読む
投稿日:2014.11.16
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