【感想】身代わり伯爵の脱走

清家未森, ねぎしきょうこ / 角川ビーンズ文庫
(16件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
2
10
3
0
0
  • 生まれてこの方一回も風邪引いた事無いって、ミレーユ、それってバ

    シアラン編のプロローグ的な位置付けです

    前巻の終わりでほぼ口説かれてしまったミレーユは、三日三晩徹夜で小麦粉をぶったたき続けます。リヒャルトに誤解を解かれた(良いのかリヒャルト?)ミレーユが王宮に出かけると、驚愕の状況がミレーユを襲うのでした。というのが全体の1/3。そして、リヒャルトの真実がついに明らかとなります。フレッドやジーク、セシリアなど王宮の登場人物の抱える事情はこれまで書かれましたが、リヒャルトもあからさまに胡散臭かったですからね。ここからページ数を割いて書かれる情報はシアラン編での重要な設定です(と思うんですが・・・)。

    後半はシアランまでの道程です。リヒャルトに何度も置き去りにされても前進するミレーユがすがすがしいです。突き進むミレーユに引きずられて仲間も出てきます。それにしても、見方を変えると、リヒャルトってヘタレですねえ。最後はこっそり唇まで奪って去って行くし。とはいえ、作品中唯一の常識人でイケメンですから、こいつを逃してはいけないミレーユ。

    がんばれミレーユと応援したくなる第5巻でした
    続きを読む

    投稿日:2014.05.18

ブクログレビュー

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  • みずたま

    みずたま

    再読中。シアラン編はなんでこうも胸がきゅんきゅんするのでしょう。ホントに苦しくなるからすごい。すれ違いやらかんちがいやら大切に思う気持ちが裏目に出るやら、でまだまだ2人がくっつくのは先だけれど、この後ますます盛り上がるのですよね。あーもう何度目だろう読み返してるのは。続きを読む

    投稿日:2018.09.01

  • mojae

    mojae

    ついにシリアス展開に
    エセルバートの正体とか、キリルとかたのしいな
    もっとみんな活躍してほしいな
    人が増えてきてちょっとごちゃごちゃしてきた

    投稿日:2016.02.06

  • akiquetto

    akiquetto

    ハナシが動いてきた。
    がヒロインがどうしてそこまでするのかは伝わってこない。
    どこを好きになったの?
    何をしてくれたの?
    男性側は、確かに、そこまで頑張ってくれたらって、ほだされちゃうのはわかるけど。

    投稿日:2013.08.27

  • 寿

    寿

    このレビューはネタバレを含みます

    パン屋の娘ミレーユと双子の兄の親友リヒャルトが巻き起こす西洋風恋愛物語。

    リヒャルトはシアランの大公で、政権奪還に動き始めるけど、後ろ盾としてアルマテリスの姫を連れて行く予定だったけど、それがミレーユが選ばれたということで、予定を変更して一人で行くことになったらしい。
    母親のことがトラウマになって、置いてかれるのなら好きにならないといった件には胸が痛くなった。本当は好きなんだけれど、ミレーユ的には絶対認められないんだろうな。
    ヒースと一緒にシアランに向かうことに。がんばれミレーユ!と応援したくなる話だった。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2011.10.23

  • 永杜

    永杜

    脱走というよりは殴りこみ…。
    そうですね、と納得してしまう次回へ続く、でした。
    いやでも、ちゃんと途中までは脱走?
    前に『大』をつけてもよい脱走だったかと。

    前から引きづっていた話が、ようやく始動(?)しました。
    覚悟を決めたヒロインと、いばらの道を突き進む事を決めたヒーロー。
    このまま微妙に政治介入!? とは思いますが
    すごいぞ王道ラブ、と呟いてしまいましたw
    でも今回それほどいちゃつきが…。
    何せ政治介入してますから(多分理由違うかと)

    個人的には紅の人達が面白かったです。
    あんたら何故にそこまで金額に詳しい、から
    雪合戦の下りまで。
    いやもうすごいと言いましょうか論点が違うといいましょうか…。
    しかし己の基準から考えると、どう考えても令嬢じゃないですから。
    背景知ってるのに、それでもそこにあてはめようって
    馬鹿じゃないかと思いました、思いっきりw

    でもいいんんじゃないでしょうか。
    やってる事はあれですが、すごく平和に思えますし。
    うん、やってる事はあれですけど…w
    続きを読む

    投稿日:2010.12.01

  • はる

    はる

    謎が明かされた今巻。リヒャルトが不器用過ぎて、ミレーユが鈍感すぎて周囲が可哀想になる…(笑)ここから新章がスタートです。続きが気になる…!

    投稿日:2010.08.17

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