【感想】奇策―北の関ヶ原・福島城松川の合戦

風野真知雄 / 祥伝社文庫
(5件のレビュー)

総合評価:

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  • 老将、本庄繁長が伊達政宗に挑む!

    歴史上あまり語られることのないマニア受けしそうな福島城松川の合戦。
    関ヶ原の合戦の最中、東北では伊達家と上杉家の攻防が繰り広げられていた。
    二万の軍勢を率いる伊達政宗、それを迎え撃つ本庄繁長の軍勢三千五百。
    これまたマニア好みの武将。
    圧倒的不利な状況の中、意表を突く作戦で面白いように伊達政宗を翻弄する。
    いやぁ、まだまだ凄い武将がいるもんだなぁ。

    作者の風野さん、忍城の攻防を描いた作品といい、この作品といい、判官びいきなのかな。
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    投稿日:2016.07.27

ブクログレビュー

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  • Yukirobbinson

    Yukirobbinson

    関ヶ原の戦いの結果を知り、上杉家の武将本庄繁長が守る福島城に迫る伊達政宗。歴戦の強者である老将繁長はいかに城を守るのか。

    投稿日:2020.01.11

  • 紀伊守

    紀伊守

    上杉家の武将、本庄繁長が主人公の小説です。上杉家を裏切ったこともあり、あまり評判は良くないかもしれませんが、上杉家屈指の猛将として活躍したのも事実。この小説では若い頃ではく、晩年の関ヶ原の戦いが舞台ですが、これがまた面白い。関ヶ原の局地戦ということも興味深いですが、あの伊達政宗にいかにして立ち向かったか。有名でない武将の小説は展開を先読みしにくく、楽しいですね。

    読了日 2009年7月
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    投稿日:2011.04.03

  • rojiy

    rojiy

    上杉家に属し、以前には謙信に反旗を翻したこともあるつわもの本庄繁長と伊達政宗との戦いの話。繁長が城主と知って恐れる政宗、そりゃ健康法レベルじゃないよと突っ込みたくなるほどタバコを飲み続ける政宗、翻弄される黒脛巾組、なんか政宗を尻に敷いている気がする小十郎親子、上杉となぜ手を結ばなかったのかと振り返る政宗…と伊達家というかほぼ政宗には余り良いところはなかったですが、本庄さん家もまた一筋縄ではいかなくて、裏切り者が居るんじゃないかという話になって、それがまたどんどん真実味を帯びていって…と終始目が離せない展開でした。続きを読む

    投稿日:2009.10.25

  • みん

    みん

    けっこうマイナーな武将、本庄繁長と伊達政宗との戦いを描いた作品。小説的にはいまいち盛り上がりきれないが、こんなマイナーな戦いに焦点をあてたことは面白い。

    投稿日:2005.11.20

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