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賀東招二, 四季童子 / 富士見ファンタジア文庫 (14件のレビュー)
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総合評価:
豚山田
心の流れがまるでミステリのよう
再読。自分的点数で、5点満点の5にします。 自分でも驚いています。初読の時、こんなに面白かったっけ? とにかく、主人公ふたりの心の動きがいいですよね。 宗介は決して最強ではありません。敵は強大。自分の…不足を知り、葛藤し、しかし自分を強くする存在に気づいていき、当然の結末へと向かいます。 その過程は読み手の心を嵐の海の小船のように乱しますが、それでも終わってみれば論理的とも感じてさせてしまう。 一つ一つのふたりの出来事を、伏線の糸を手繰るように辿り結末まで導いていく様は、大げさだけどまるでミステリのようです。 最高。続きを読む
投稿日:2014.01.28
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琴吹唯
うだるような夏。ちょっとした冒険もなく、ロマンスもなく、ひたすら生徒会の雑務に追われる千鳥かなめの夏休みは、そのひと言で激変した。 「ふたりだけで、南の島へ行こう」世界最強の戦争ボケ男・相良宗介らし…かぬ突然の誘い! 戸惑いながらもかなめは、ときめきを隠せない。だが、それは甘酸っぱいひと夏の出来事であるわけもなく、命がけのスリルと恐怖への特急券であったのだ! 危険な化学兵器解体所を襲った“猛毒”と呼ばれる朱い鋼鉄の悪魔が宗介とかなめを追いつめていく! テロ事件の裏に潜む巨大な陰謀! そしてふたりに、残忍な殺人鬼は迫っていた!! 宿敵との決着を描く絶体絶命の超展開!続きを読む
投稿日:2017.01.19
radio24km
やっぱりフルメタの長編大好きだー!個人的にはアニメも見ていたせいか、ガウルンの存在が大きいんだけど、作品の雰囲気を一気にシリアスな方向に変えるだけのインパクトがあって魅力的!
投稿日:2016.07.31
あのヤロー
宿敵と占拠と潜水艦の話。シリーズ六冊目、長編第三弾。パサデナとの交戦では専門用語と造語が入り交り、脳が消化不良を起こしかけたものの、閉ざされた空間での事件譚は好物で、シリーズ今までの中では一番緊迫感が…あって面白かった。終わり方も気持ちがいい続きを読む
投稿日:2013.03.09
A
今までにない緊張感が漂う一冊。TDDでの封鎖戦は読んでるこっちがはらはらしっぱなしで頁をめくる手が止まりませんでした……!!キャラの魅力も存分に堪能できます。
投稿日:2011.11.15
domarin
フルメタ長編3巻目。十分面白い1、2巻目を遥かに越える面白さ。 短編にも通じるようなフルメタらしいギャグを上手く交えたはじまり方から、閉鎖空間下での絶体絶命の状況までを綺麗に書ききっている。終盤のLC…での「かなめ」の台詞から先は、文章自体にもスピード感があり、息をつかせぬまま一気にクライマックスまで持っていかれた。テーマ的にも今までは良い方向に作用してきた宗介の真面目さをここにきて悪く作用する話にしているため前作までとは違った魅力もある。 なお、この巻を書く上で賀東先生は軍隊物のアメリカ映画を見直したのかと思わせるような「それっぽい」展開や台詞回しもフルメタの世界観に効果的に作用していると思う。続きを読む
投稿日:2011.10.19
けんの
長編第三弾。 長編の第一弾でサガラを苦しめた、ガェインが再び。 今度は舞台が潜水艦のトゥーハ・デ・ダナンなので、緊張感もひとしお。 テッサの艦長としての強さと宗介の前での弱さ、キャラの魅力も十分描…かれてます。続きを読む
投稿日:2010.07.03
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