【感想】最後の晩餐

開高健 / 文春文庫
(1件のレビュー)

総合評価:

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  • 食の世界を隅々までまで渡り歩く

    文学、歴史、政治まで広範囲な領域を横断し、
    最底辺の食事から王侯貴族の晩餐まで、
    作家開高健が1977年〜79年まで雑誌「諸君」に連載した
    古今東西、人の食にまつわる欲望のすごみを知るエッセイ集。

    元々は壽屋(現・サントリー)宣伝部に所属していた開高は、
    コピーライターとしてお酒や食べる、飲むということについて
    広く万人に伝えるべく表現を駆使した。

    その後作家として、小説と同じかもしくはそれ以上に
    食や酒、釣りを書く作家としても知られるようにもなる。

    本当にうまいものは別腹なのかと、
    フランス料理フルコースを1日5食を食べ続ける実験を行い、
    最後のデザートまで完食。

    にも関わらず、ホテルに帰ってお茶漬けを食べたくなるというのは日本人だから?

    そして食の世界を隅々まで見渡した開高は、究極の食“食人”にまで行き着きます。
    果たしてそれは。
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    投稿日:2016.07.04

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