【感想】上海

かわい有美子, 竹美家らら / 幻冬舎ルチル文庫
(15件のレビュー)

総合評価:

平均 4.4
6
7
1
0
0
  • しっとりとした恋の物語。

    エドワードがあまりにも健気で、一途で…。使用人で、東洋人であることがレイモンドに対する想いを秘めたものにしていくけれど、溢れてしまう気持ちは通じるものなのですね。感涙です。なのに「時代」のうねりは、2人を引き離してしまう…ああっどうなってしまうの…ネタバレになるので詳しくは書けません。けれど、読後に幸せ感がいっぱいになることは保証します。BL小説なのですが、ハードな表現はありません。
    表紙イラストのエドワードはちょっと私のイメージとは違うかな?この電子書籍に挿絵は入っていません。竹美家ららさんのやさしいイラストは大好きなので、挿絵まであればまた違ったかもしれません。残念です。

    続きを読む

    投稿日:2013.11.08

ブクログレビュー

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  • shirotae16

    shirotae16

    映画のようなお話。あらすじだけでラストまでの流れが読めてしまうにも関わらず、一気読みしてしまった。ひっそりと野に咲く花のようなひたむきな風情の受けもいいけど、育ちの良さと闊達さを兼ね揃えたノーマルっぽさ全開の攻めも良かったです。ラストはあっさりしていましたが、苦難に満ちたストーリーの行き着く先だと思うとそれも良し。ド定番なメロドラマですが、幸せな物語を読みたい人にはおススメ。続きを読む

    投稿日:2014.04.13

  • (ᄒωᄒ)

    (ᄒωᄒ)

    オススメ
    ひたむきに思う気持ちが辛くてつらい
    まあでもちょっとすんなりしてるな~とも思いました。

    投稿日:2012.12.08

  • matsuych

    matsuych

    英国御曹司レイモンド×使用人エドワード
    二人の人柄や境遇、時代背景などすべてがうまくまとまっていていいお話でした。

    投稿日:2012.09.22

  • 野々

    野々

    このレビューはネタバレを含みます

    英国貴族御曹司×拾い子執事というだけで、もう垂涎もの設定なんですが、30年くらい作中で時間が流れるのがたまらない。
    気持ちが通じ合っても、受けのエドワードが控えめで慎ましやかで、
    執事の分を超えないというのが萌えを最高に刺激してくれます。
    おまけに舞台は第二次世界大戦直前…激動の時代を生き抜く
    ふたりの行く先が気になって、ページをめくる手が止まりません。

    あのタイミングで『ここで、お別れです』って。エド!!!

    描写が美しく、上海独特の湿度すら感じます。
    英国、パブリックスクール、シノワズリ、執事、主従、オリエンタル…
    そんな単語に反応する方はぜひ!

    レビューの続きを読む

    投稿日:2012.03.12

  • いちこ

    いちこ

    かわいさんの作品の中でも特に大好きなお話
    これだけ受けの設定が悲惨だと、悲壮感たっぷりになりそうなのに、こんなにほっこりできるなんて素敵
    受けのエドワードは不運な子だったけど、レイモンド(攻め)の家に受け入れられて、周りは良い大人と兄のような存在のレイモンドだけで、悪い大人が出てこないのが良い
    攻めも受けもすばらしい

    挿絵も雰囲気があって可愛らしくてとても良かったです
    続きを読む

    投稿日:2010.10.20

  • とうや

    とうや

    ビーボーイノベルズ「上海-うたかたの恋」の文庫化。
    イラストレーター変更 
    書き下ろし有

    ・初出 
    上海……ビーボーイノベルズ「上海-うたかたの恋」(1998年8月) 
    歌姫……ビーボーイノベルズ「上海-うたかたの恋」(1998年8月) 
    China Rose…書き下ろし
    続きを読む

    投稿日:2010.06.12

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