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アレクサンドル・デュマ, 泉田武二 / グーテンベルク21 (2件のレビュー)
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総合評価:
shohji
2巻は「開けゴマ」の呪文がぴったりのシーンから始まる。
いよいよ復讐の始まりかと思ったがまずは元船主を倒産の危機から救うのだった。ここで物語が終わっても良いのだがダンテスは復讐を誓ったのだからここからが本番なのだ。復讐の種を蒔きモンテ・クリスト伯爵と名乗る…。若き似非セレブ集団が本物貴族と接触する社交界に華やかにデビュー。ダンテスの言葉にドキリとすることも多かった。14年も地下牢に幽閉され苦しみ抜いた迫力である。元々は2年続いた新聞連載小説なので長いがエピソード毎に読みきりの面白さがある。物語は3巻へ続く…続きを読む
投稿日:2018.08.15
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ポトト
天の采配か、それとも人の執念か。
登場人物たちの入り乱れた関係が明らかになったりさらに絡まりあったりしてゆく第二巻。 神の采配なのか、モンテ・クリストの陰謀なのか、それとも彼の執念がそのような運命のイタズラを呼び寄せるのか。まだ大きな…動きはないけれど、それへの「お膳立て」がジワジワと揃ってゆく感じがぞくぞくさせる。続きを読む
投稿日:2015.09.03
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