【感想】俺と悪魔のブルーズ 迷い児の十字路(1)

平本アキラ / ヤングマガジン サード
(17件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
6
3
4
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0
  • 狂気じみた音楽を、読んでみてください

    伝説的なブルース歌手、ロバート・ジョンソン。あまりに熟達したギターさばきに、「十字路で悪魔に魂を売り渡された」という伝説まで生み出した彼は、27歳という若さでこの世を去ります。悪魔と契約した人間が生み出す音楽。『俺と悪魔のブルーズ』は、狂気に近いその生き様を圧倒的な筆致で描き出していきます。

    『アゴなしゲンとオレ物語』『監獄学園〈プリズンスクール〉』と、勢いあるギャグ漫画を描いてきた平本アキラ。しかし、本書ではそうしたギャグは一切鳴りを潜め、狂気じみたブルースの世界に読者を引きずり込みます。

    2007年に4巻が発表されて以来、連載中止となっていた本作。このまま打ち切りかと思われていましたが、2015年に待望の最新刊が発売されました。鬼気迫る表紙と、666円という悪魔めいた本体価格。手に取りづらい雰囲気を醸し出す作品ですが、一度ページをめくれば、きっとあなたもこの世界の虜になるはずです。
    続きを読む

    投稿日:2016.01.15

  • 名作です!

    絵の上手さ・世界観に驚きました。
    面白いです。
    引き込まれます。
    一気に買って読んでしまいました。

    投稿日:2017.03.14

ブクログレビュー

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  • stkmdf

    stkmdf

    「アゴなしゲン~」とは打ってかわってシリアスな作品。ハロルド作石さんが7人のシェイクスピアを書いた時の感覚に似ていたが、これがグイグイ引き込まれる。休載して、ずっと監獄学園を書いていたようだが復活するそう。凄く楽しみ。続きを読む

    投稿日:2018.05.19

  • ノーネーム

    ノーネーム

    アゴなしゲンとオレ物語や監獄学園などで知られる平本アキラ先生が笑いを抜いて描いた。作品、画風と内容がマッチしていて内容としては面白い作品です。監獄学園も漫画としてとても面白い作品ですがこちらも素晴らしい作品だと感じました。続きを読む

    投稿日:2015.12.08

  • dr-mugemu

    dr-mugemu

    着想はよかったが三巻目で力尽きた?のか。大震災で書架内で行方不明。一巻目だけ見つかった。BLUESの巨人だが人生の終わり方が不倫相手に毒殺されたというもの。ミシシッピーデルタブルースは訛の強い隠語が解らないと単調なだけの音楽に聞こえるから別な歌い手に題をとっても良かったかな?続きを読む

    投稿日:2013.02.23

  • siru

    siru

    今の場面はなんだったんだ?妄想だったのか本当だったのか、分からないけど、でもなんかブルーズって題材が本当にいかす。実話じゃないってのが残念だけど。こんなやばい人生ないか。

    投稿日:2012.06.30

  • bunkiti

    bunkiti

    ブルースのために悪魔に魂を売った男・ロバート・ジョンソンと『俺たちに明日はない』のクライド・バローを主人公とする。
    『あごなしゲン』と同じ作者だとは信じてもらえないだろう程に、緻密に書き込まれており、また、構成力も非常に高い。
    各巻末に掲載されている、仲井戸麗市や鮎川誠ら大物アーティストのエッセイも読み応えあり。
    ちゃんと完結してくれるのか不安なため、面白さに対して評価は気持ち抑え目。
    続きを読む

    投稿日:2009.06.29

  • kratch2407

    kratch2407

    ロバート・ジョンソンがモチーフ。
    ただ、どんなに硬派なストーリでも
    『アゴなしゲン』が頭から離れない・・・。

    投稿日:2009.02.04

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