【感想】にゃんこ亭のレシピ4

椹野道流 / 講談社X文庫
(9件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
2
1
5
0
0
  • なぜ第四巻だけ?

    ゴータが経営する料理店「にゃんこ亭」を舞台に、同居人でパティシエのサトルと共に
    銀杏村を守る神・おきつね様の子供コギの里親となり、村の住人たちに助けられながら暮らしています。
    第一巻では、ゴータがなぜにゃんこ亭を始めたのか、サトルがにゃんこ亭のパティシエになったキッカケと
    コギが生まれ、おきつね様がゴータとサトルにコギを預かってほしいと依頼されたことが書かれています。
    第三巻で三人の間に少し波風が立ちますが、その波風も銀杏村の不思議な力で収まってしまいます。
    それにしても、Sony Readerさんは何故第四巻だけ出したのでしょう?
    各巻は読みきりですので、第四巻だけでも楽しめますが・・・
    私は気になったので、第一~三巻は紙の本を入手して読みました。
    作者のあとがきでは続編があるような感じで書かれていたので、続編を期待しています。
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    投稿日:2014.04.29

ブクログレビュー

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  • 愛

    相変わらずコギがかわいすぎます。ゴータやサトルだけじゃなくて、隣の一家にも大切に可愛がられていて、もう目を細めて見守りたくなります。隣のフデコさんとお雛様をつくるお話、かなり笑えました。コギに勝てる人は目下だれもいません。ゴータたち、いろんな家族の形の一つですが、家族って、帰る場所になってる、そんな単純だけど大切なことなんでしょうね。サトルのお菓子の方が目立ってる気がしますが、ゴータの料理にももう少しスポットを当ててほしいです。次巻も待ち遠しいですが、かなり間があくみたいなので。早く続きをお願いします。続きを読む

    投稿日:2017.08.06

  • ユイ

    ユイ

    ええんやけど、借りるときにちょっとコッ恥ずかしい表紙・・・(笑)!
    ええんやけどね・・・!! 結局、楽しんで読んでるんやから失礼な

    今回はコギちゃんのイベントのお話ばっかり3つ。
    これが
    「なるほどなー!」
    と、思ったのが、イベントの準備というか、イベントに対するゴータとサトルの心境を主にクローズアップしていたため、イベントそのものを詳しくは書かれていなかった。
    それでも、
    「きっと楽しくやれたんやろうな」
    と、読み手には思わせるこの話の切り方が、著者のしつこすぎないところやと思うわー!

    このあと、ひなまつりにしろコギちゃんの誕生日のことをゴータとサトルとコギちゃんの三人がどう過ごしたかをくどくど書かれると、読んでて面倒臭くなると思う(笑)。

    (設定が設定だけに)

    著者は、なんでもさらっと書くよねー!
    それはこのシリーズと「最後の晩ごはん」シリーズだけかもしれへんけども。
    「時をかける眼鏡」は、たしょうコッテリしてるもんな。ファンタジー設定が。


    それにしても・・・・・。


    今回はゴータが、成長するコギちゃんを見て右へ左へユラユラ揺れる展開が多かった。
    それをスマートに支えるサトルで、そのサトルが嫌味にならないのは前作があってのことやろ。うんうん。よろしいな。

    しかし、毎回同じことをいうけれども、コギちゃん(=子供)の成長を複雑な気分で見守る主人公の心境のどこに、ホワイトハート読者は共感すんねやろう、イヤほんまマジで(笑)。

    もちろん、40さいの私はあちこちと身につまされることも多かったけれど、それってあくまで保護者目線よ?
    現役ホワイトハート読者に保護者目線はないやろ(笑)?


    子育てっていうのは、家族っていうのは、あれをしてあげようとか、これをしないといけないという繋がりよりも、自分はちゃんと自分の仕事をしてさえいて相手のことをふつうに思いやれれば、きちんとした形で成り立つんやなと思いました。

    (本気か)

    せやから逆に、自分のことだけしか考えられないようなバカは家族としてカウントせんでもエエやろ。
    家族というのは一番小さくて一番身近なコミュニティなんやから、ここを円満に過ごせないと社会性のかけらも育たんのやなと思いました。
    まっとうな社会性がない人は、あかんよね・・・。

    (本気や)

    そのためにも、まずは家族というコミュニティで自分のやるべきことをちゃんとやらないとな・・・。


    あれっ、この本そんな重い本やっけ!? 違う違う。たぶん違う。


    ちゃんと最初から最後まで楽しみましたよ!
    一番以外やったのは、ババロアが寒天と生クリームでできているらしいこと。

    あー・・・。あれ、生クリームやったんやねー・・・。

    (2016.02.06)
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    投稿日:2016.09.17

  • チョビン

    チョビン

    ゴータとサトルやと、ゴータ派です。(`・ω・´)
    4巻から本の紙の、質感とか文字色が普通になってしもてて、ちょと残念。(´・ω・`)

    当たり前に想ってるコトは、案外説明するのって難しいんやなぁ、と。
    息子がもう少ししたら、なぜなぜ期に入るやろうけど、サトルみたいにペラペラ話せる可能性はかなり低いな。。
    続きを読む

    投稿日:2011.08.04

  • isutabi

    isutabi

    ・ひさしぶりのにゃんこ亭、第四弾。
    ・おきつねさまの娘コギと彼女の養育をおおせつかった二人の青年、ゴータとサトルのうれしくてなつかしい田舎ぐらし。
    ・はじめてのバレンタイン。
    ・はじめてのひなまつり。
    ・はじめてのたんじょうび。
    ・はじめて町に行く。
    ・みんなコギちゃんにメロメロ。
    ・十分なことをしたか、ではありませんよ。十分な想いを込めたかどうか。それが何より大事なことです。 by朗唱 p.109
    ・生まれて初めてだよ。誰かに自分のことをずっと覚えててほしいと思うなんてのは。 byサトル p.135
    ・もう、お前の「帰る」ところは、あっちのお家ですなあ byおきつねさま p.183

    2011.07.29読了
    続きを読む

    投稿日:2011.07.29

  • サメツキ

    サメツキ

    バレンタインデーに桃の節句。コギたちには嬉しい行事がたくさんの一冊でした。ひな祭りで、初節句だの女の子の行事は分からないだのと慌てる保護者(?)ふたりの姿が微笑ましかったです。

    気になるのは、本命チョコの結末。どんなの作ったんだろう。

    行事盛りだくさんな今回でしたが、その中で少しずつ(本当にわずかだけど)ゴータとサトルの心の距離の近づきが伺えるところは、嬉しかったです。まあ、真ん中にはちゃんとコギがいるわけですが。
    続きを読む

    投稿日:2011.03.08

  • nataryan

    nataryan

    3巻から数年経ってて、もう続刊はないのかと思っていたので、4巻発売は嬉しいですね。
    ゴータ・サトル・コギの3人、すっかり安定してるなぁ(ほのぼの) ← ゴータ的にはいろいろ葛藤してますが(笑)
    恒例のレシピもこの寒い時期にぴったりのあったかメニュー。続きを読む

    投稿日:2010.02.07

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