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芦原すなお / 東京創元社 (15件のレビュー)
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総合評価:
yakitori
4
侮れない
主人公の里子が男以上に男前。第一話からえっ?と思うような展開でいい意味で裏切られた。中盤の二話もやり切れない結末なのだが里子がアッサリしているのでさらっと終わってしまう。そして最終話、旦那の死んだ真相…に迫るのだがこれも一筋縄ではいかない・・・でもハードボイルドしてる。はっきり言って捻りはなく直球勝負なのだが、なかなか魅力的な主人公で出来れば長編で読んでみたい。とにかく女探偵ものと侮るなかれ。続きを読む
投稿日:2014.06.08
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Kazuko Ohta
探偵だった旦那が浮気相手と事故死して、その稼業を継ぐことにしたアラフォー女性が主人公。 彼女のプライドの高さといったら、富士山ぐらいあるんじゃないかと思うほどなのです。男にナメられないようにするため…なのか、常に上から目線。でもモテるのよと言いたげだし。肩の力を抜いているふうを装って実は常に緊張していそう。そんな彼女を好きにはなれなかったけれど、なんとなく気になってしまう、そんな存在。ミステリーとしては物足りない。ハードボイルドであることは間違いない。 表紙に女性が描かれていることに気づいたのは読後。こんな可愛い人でしたか。続きを読む
投稿日:2019.02.27
oooba3
女探偵が主人公の、究極のハードボイルド。 笹野里子は、女性を同乗させ自動車事故死した夫の後を継いで探偵となる。 実にタフでクール、おまけに超がつくほどのヘソ曲がり。依頼人から話を聞いても、少しでも気…に食わないところがあれば、「お気に召さないのでしたら、どうぞよそへ」と断ってしまう。 依頼者の代理人が迎えにいくと言っても、「知らない人にはついていっちゃだめと、母から言われた」と返す。 そうした受け答えがいちいち小気味よい。 調査を引き受ければ、必ず落とし前をつける。 そのためには、引き金もためらわずに引く。 こんな女探偵を、ワタシはもう一人知っている。 若竹七海さんが描くところの、葉山晶だ。 この二人が大好きだ。続きを読む
投稿日:2017.09.04
なつ
このレビューはネタバレを含みます
探偵、笹野里子が主人公の4編の短編集。 サラリと読めるし、 情景描写もイメージしやすいし、 笹野のキャラクターも そのキャラクターが織りなす会話のやり取りも テンポよくするする読めてよかった。 笹野が躊躇なく撃ち殺した時はびっくりしたが。 他にもシリーズが出ているみたいだから読んでみようと思った。
投稿日:2016.08.26
muueye
つい最近、愛読していた『ピアノの森』が遂に最終回を迎えた。 日本人初のマズルカ賞。 ただそれが頭によぎったので読んだ。全然、全く、関係ないのだけど。 それでも、面白かった。 短編で1話読み切りみたいな感じで、テンポ良くて。 あっと言う間に読めた。(今、2冊目読んでるけど) 知り合い及び家族又は本人。 彼女の旦那のような最期は迎えたくないし。 知りたくない。 無理なこじつけよ。 ただの性癖が産んだ事故だと思うのだけど。 本当にあった○○な話の雑誌に投稿するくらいの最期だった。
投稿日:2015.12.19
空きみ
あらすじ(背表紙より) 夫が残したものは、滞納した事務所の家賃とリボルバー、そして苦い思い出だけ。夫の跡を継ぎ、私立探偵となった笹野里子の活躍を描く、直木賞作家・芦原すなお初のハードボイルド連作集。非…行女子高生の行状に迫る表題作ほか、「氷の炎」「アウト・オブ・ノーウェア」「ショウダウン」を収録。最強(最驚!?)の女探偵がたどりつく衝撃の結末とは。続きを読む
投稿日:2015.08.13
keroruu
芦原すなおさんのミステリー小説はほんの少ししか読んでいない そして、読んだ本が結構ほのぼの系のミステリー なので、女性探偵のハードボイルドぶりに度肝を抜かれました クールなんだよね、とっても 楽しみなシリーズです
投稿日:2015.03.22
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