【感想】凸凹デイズ

山本幸久 / 文春文庫
(78件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
16
36
18
3
1
  • 生きがいとなる仕事

    この作者の「会社デイズ」と並んで,若者(?)が自分の仕事にどう意義を見出していくか,がメインテーマになっています。
    といっても,職場はわずか3名の弱小デザイン事務所。その事務所が発足した過去のいきさつも絡みながら,仕事,友情,恋愛に悩みつつ成長しようとする20~30代の姿が描かれています。
    気軽に読める内容です。
    続きを読む

    投稿日:2016.05.26

ブクログレビュー

"powered by"

  • osugis

    osugis

    お仕事小説は良いよね〜。こう頑張ってる人達を見ると応援したくなる。
    反面、今自分は何してんだろ…とも思う。

    凹組というデザイン会社?の物語。

    理想を追ったり、生活のためにやりたく無い事もやったり、仕事ってのは本当に複雑だ。

    多分このままじゃいけなくても、そのままでいてしまう。何か抜け出すきっかけがあると物語は動き出す。新たな物語に入っても、色んな違和感を感じつつ、その物語に慣れなければいけない。
    前の物語の方がよかったように思っても、そうなると何かを捨てなければいけない。

    凸凹生きる人生だから楽しいのかな。
    続きを読む

    投稿日:2024.01.25

  • ふち

    ふち

    ちっぽけなデザイン事務所・凹組を舞台としたお仕事系、青春系のお話。テンポ良く、読みやすかったが、ラストが唐突。えっ、これで終わりなの的でした。磐井田さんと翔子さん、このまま終わり?

    投稿日:2023.05.08

  • pbh23864

    pbh23864

    主人公以外のキャラがしっかりと立っており、テンポよく物語が進むため、飽きがこない。

    ラストの尻切れ感が強いのが残念。

    投稿日:2022.09.11

  • luckypapa

    luckypapa

    凹組の面々のお話し。凪海の成長も頼もしい。何もかもうまくいくわけではないが、後味のいいお話になっている。

    投稿日:2022.09.03

  • tomo

    tomo

    凪海(ナミ)が働くデザイン事務所、「凹組(ボコぐみ)」をめぐる物語。

    お仕事小説でもあり、『遅く訪れた青春』小説のようでもあり。

    何だか楽しい読み心地。トラブルやハプニングも起こるのだけれど、あまり心を乱されずに読めた。
    凪海(ナミ)視点の時にも大滝視点の時にも、語り口がちょっと呑気だからかも。

    この作品だけで完結なのかな。シリーズで読みたいような気持ちもある。ゴッサム・シティやQQQのこともあまりわからないままだったし、それぞれの恋愛模様もほぼ見えてこなかったし。

    短編の「凸凹ホリデー」は、ちょっと不完全燃焼。なんか、切ない気持ちになったなあ。もう少し報われる感じが欲しいと思ってしまった。


    274ページ 4行目
    どんとん→どんどん
    続きを読む

    投稿日:2021.05.16

  • khs5001e2503

    khs5001e2503

    デザイン事務所の楽しい話。
    弱小のデザイン事務所で働く、キャラクターデザイン好きの女性と、一緒に働く天才的な人と実直な人を中心に展開する話。
    自分の周りには誰もいない広告デザイン関係の仕事の話なので、楽しく読めました。続きを読む

    投稿日:2019.05.30

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。