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川又千秋 / 東京創元社 (17件のレビュー)
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総合評価:
alan-kalan
テンポ良い。
構成がよく、テンポ良く読めました。 想像力が刺激され引き込まれます。 「言葉の力」には、もしかしたらと思わせられます。
投稿日:2013.10.14
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わせみかん。
コトダマ系ファンタジーです。
作者得意の火星を舞台にしたファンタジーです。 読みやすいのですが、麻薬のような詩という設定や、それを実現する理屈にあまりリアリティを感じられなかったのが残念でした。
投稿日:2014.07.13
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あみちゃん♂
SFはこれまで「アルジャーノンに花束を」ぐらいしか読んだことがないが、珍しく読んでみた。 結構恐い。SFとは分かっていても、本当にあり得ないことなんだろうか、と思ってしまう。普段から言葉の力は思い知っ…ている訳で。 シュルレアリスムという言葉は聞いたことあるようなないような知識レベルだが、結局何が現実なのかは捉え方次第なんだろうな。 とはいえ文字や言葉は目の前にあるわけで、それを介する限り、現実はそう遠くないところにあるんだろう。 ちなみに構成が独特。起承転結という言葉を借りれば、起結承転という感じ。先に結論がある。このせいで先を読みたくなる。続きを読む
投稿日:2022.11.23
sho3dai
このレビューはネタバレを含みます
世界の破滅が詩によってもたらされていく物語。 指し示すものの性質を持ち合わせた詩と”幻語”。それをめぐる物語です。 主に描かれていくのは現代日本(昭和末ぐらい?)ではありますが、未来や過去も描かれていきます。 一貫してあるのは人々に作用する3つの詩。『異界』『鏡』『時の黄金』 それぞれその性質を宿した詩は人々に作用し、世界への破滅に繋がっていくのです。 ブルトンやシュルレアリスムの詩人たち、現代の編集者、そして未来が詩によって繋がっていきます。 SFとして心地よい着地も必見です。
投稿日:2022.07.04
霽
「シュルレアリズム」と「アンドレ・ブルトン」共に始めて知りましたが、もう少し調べてみたいと感じました。 言葉が今以上の機能を将来発現させる可能性は、大いにあると思います。
投稿日:2022.02.22
蓮子
タイトルに惹かれ手に取りました。シュルレアリスムの中心人物であるアンドレ・ブルトンが出会った天才詩人が書いた一遍の詩から物語が始まる。『時の黄金』と題されたその詩は麻薬のように読む者を異界へ誘い、狂わ…せる。やがて『時の黄金』は時を経て昭和末期の日本にも齎され、緊迫した事態へと展開してゆく――。様々なシュルレアリスト達が登場する場面がとても楽しかったです。言葉が持つ魔力に人が取り憑かれてゆく様はSFというよりは若干ホラーよりかもしれません。終盤は物語のスケールも大きくなり、ページを捲る手が止まりませんでした。物語の核となる『時の黄金』について、もう少し説明があっても良かったのかなとも感じました。続きを読む
投稿日:2022.02.09
りり
著者は、読者に与える影響をコントロールすることはできない。今の時代に、こんな創作物があったとしたら、誰も止められないのだろうな。他人に、世界に向けて公表する前に、全ての創作者はよく考えなくてはいけない…のかも。これに危険はないのかどうか。続きを読む
投稿日:2021.12.05
jooo
SFは普段あまり読まないけど、下北の古本屋でタイトルに惹かれて購入。 かなり衝撃的だった。面白かった。 言葉をこんなふうに使うという発想。 実在したらゾクゾクする。 SFだからなのかストーリーがメイ…ン。 もっとストーリーどうこうというより、状況や文章のアンニュイな深さ、抽象的な表現の幅、みたいなものを感じる文章の方が好きだから、物語が佳境に差し掛かっていくほど、読者をコントロールさせているような感覚になるけど、 それでも所々にある状況を説明する文章がグサッと刺さったりして、読んでいてなかなか面白かった。 言葉の可能性を感じさせる物語は、本を読むってまだまだ新しい発見をくれるなぁと改めて思った。続きを読む
投稿日:2021.11.13
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