アマゾン化する未来―――ベゾノミクスが世界を埋め尽くす
ブライアン・デュメイン(著)
,小林啓倫(著)
/ダイヤモンド社
作品情報
好むと好まざるとにかかわらず、アマゾンは世界経済においてますます大きなシェアを占め続ける。ベゾノミクスがどのように重要な転換点をもたらすのか、どのように社会を揺るがすのかを知り、ハッキングせよ!
もっとみる
商品情報
- 著者
- ブライアン・デュメイン, 小林啓倫
- 出版社
- ダイヤモンド社
- 書籍発売日
- 2020.10.27
- Reader Store発売日
- 2020.10.28
- ファイルサイズ
- 4.8MB
- ページ数
- 472ページ
以下の製品には非対応です
この作品のレビュー
平均 4.1 (10件のレビュー)
-
楡さんの「ドックファイト」を読んで、
amazonの強さ・えげつなさを再認識したいと思って読んでみました。
※ドッグファイト
https://booklog.jp/users/noguri/arch…ives/1/4041082102#comment
amazon礼賛本かと思っていましたが、
意外にamazonの闇の部分にも触れられていて、
著者はなるべく客観的であろうとしているようです。
個人的に驚きだったのは、
amazonがビジョナリー・カンパニー2の「弾み車」の概念を信奉して、
「AIフライホイール」として愚直に経営している点。
こういう基本を忠実にできるのがamazonの強みなんだなと再認識しました。
※ビジョナリー・カンパニー2
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4822242633#comment
中国勢のヤラセ対策がイタチごっこで対策が不十分な点は、
悪いのはヤラセ企業なので、多少の同情はしますが、
「顧客のため」という大義名分のもとでエゲツナイことをやっていることもまた事実。
私は、amazonユーザーではありますが、プライム会員ではなく(アメリカではプライムだったけど)、
企業としてはそこまで信用していないので、
あまりのめり込まない様にしたいと感じました。
amazonはあらゆる業界に侵略を進めようとしているので、
amazonの戦い方を今のうちに理解し、
将来に備えておくことは、多くの人にとって必要なことだと思います。
「amazon 世界最先端の戦略がわかる」と一緒に読みたい本です。
(「amazon 世界最先端の戦略がわかる」が無駄がなく、読みやすい。)
※amazon 世界最先端の戦略がわかる
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4478105057#comment続きを読む投稿日:2021.03.22
アマゾンの弾み車は有名であるが、ここまで組織が巨大化しても高速で回し続けているのだから本当にスゴイ。
個人的にはGAFAの中でも特にアマゾンが気になって、よく解説の関連書籍を購入してしまう。
お陰でア…マゾンに詳しくなった訳であるが、本を読むたびに新しい発見があるのもアマゾンの特徴だと感じてしまう。
確かに創業者のジェフ・ベゾス氏は「火星人」と例えられるぐらい飛躍した思考の持ち主であるが、たった一人だけでここまでの企業を作り上げられた訳ではない。
ベゾス氏に共感し、同じような思考を持ち、情熱を持ち、実行した人たちが今のアマゾンを作り上げているのだ。
そういう意味で、各業界がアマゾンに駆逐されると言われているが、既存の企業達は本当にアマゾンに対抗して戦えるのだろうか。
「アマゾンは普通の企業じゃない」という言葉もべゾス氏の言葉だったかと思う。
アマゾンが異なる業界に進出してきた際、その業界のいわゆる普通の企業群は慌てふためくだけだった。
まさに「ベゾノミクス」のインパクトは凄まじい。
業界1位を奪取するだけではない。その業界を根こそぎ破壊し、すべてアマゾン色に塗りつぶしてしまうのだ。
その業界の既存のルールを、アマゾンの都合のいいルールに変えてしまうのだから、たまったものではない。
その業界の既得権益者は大きなダメージを受ける訳であるが、これは決して悪い話だけではない。
アマゾンの弾み車の起点はあくまでも「顧客第一主義」である。
今までの既得権益者だけが甘い汁を吸い、もし顧客から多くの物を搾取していたのであれば、そこはアマゾンが容赦をしない。
顧客のためになることを、文字通り徹底的に行う。
そして、今までの既得権益者を駆逐してまでも、顧客第一主義を貫き通すということなのだ。
文字通り「破壊者」と言われているが、結果顧客にとって喜ばれ、選ばれたのは既得権益者ではなくアマゾンなのだ。
何かのズルをした訳でも、顧客を騙した訳ではない。
真の実力で顧客から選ばれたアマゾンは益々力をつけていくのだ。
アマゾンが次にどこの業界を狙っているのかは分からない。
しかし、だからこそアマゾンの動きを追いかけておくのは非常に重要なのだと思う。
おそらく「音声」の部分は、アマゾンAlexaが独り勝ち状態になりそうだ。
Alexaによって、人々の生活はどう変わっていくのだろうか。
今人々が想像している範囲以上の効果を生み出しそうな予感がある。
それは、Alexaの先にあるAIが、凄まじい勢いで進化をしているからである。
アマゾンが物流を変えているが、この進化も留まることを知らない状態だ。
ほぼ自動化が実現し、物流に人間の手がほとんど関わらなくなった時に、世の中の商流は一体どうなるのだろうか。
そういう先の未来世界までアマゾンは見ているのだろうか。
やはり、変化してから対処していたのでは遅すぎる。
アマゾンを徹底的にベンチマークして、対策を立てない限り、ある日突然に転覆させられてしまっては遅いのである。
本書では、アマゾンの裏をかく戦い方も指南している。
本当にこういう発想が必要なのではないかと思ってしまう。
そのためには、アマゾンをよく知る事である。
変化はデジタルの世界に限らない。
前提を疑い、バイアスを排除して考えなくてはいけない。
生き残るためには、常に考え続けるしかないのである。
(2023/3/5)続きを読む投稿日:2023.03.30
新刊自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
※新刊自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新号を含め、既刊の号は含まれません。ご契約はページ右の「新刊自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される「増刊号」「特別号」等も、自動購入の対象に含まれますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると新刊自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約・新刊自動購入設定」より、随時解約可能です続巻自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
- ・優待ポイントが2倍になるおトクなキャンペーン実施中!
※続巻自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新巻を含め、既刊の巻は含まれません。ご契約はページ右の「続巻自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される特別号等も自動購入の対象に含まれる場合がありますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると続巻自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約自動購入設定」より、随時解約可能ですReader Store BOOK GIFT とは
ご家族、ご友人などに電子書籍をギフトとしてプレゼントすることができる機能です。
贈りたい本を「プレゼントする」のボタンからご購入頂き、お受け取り用のリンクをメールなどでお知らせするだけでOK!
ぜひお誕生日のお祝いや、おすすめしたい本をプレゼントしてみてください。※ギフトのお受け取り期限はご購入後6ヶ月となります。お受け取りされないまま期限を過ぎた場合、お受け取りや払い戻しはできませんのでご注意ください。
※お受け取りになる方がすでに同じ本をお持ちの場合でも払い戻しはできません。
※ギフトのお受け取りにはサインアップ(無料)が必要です。
※ご自身の本棚の本を贈ることはできません。
※ポイント、クーポンの利用はできません。クーポンコード登録
Reader Storeをご利用のお客様へ
ご利用ありがとうございます!
エラー(エラーコード: )
ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。