「好き」の設計図
関野 吉記(著)
/クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
作品情報
インターネットの普及やデジタル化の進展で、新しい製品が毎日のように市場に登場し、どんなにいいものをつくっても、すぐに古くなり、飽きられてしまう。
こういう厳しい環境で企業が生き残っていくには、武器がいる。
著者が考える最も有効で強力な武器、それが「ブランド力」である。
▼ 人を「心の底から動かす」ために必要なものは何か
この本の主旨は、企業経営者や会社の広報・宣伝・マーケティングなどの関係者(とくに専門職ではない方)に向けて、「ブランディングの基本的な考え方」をわかりやすく伝えることだ。
本書で解説する「ブランディング」の主な特徴としては、次の3つの点が挙げられる。
・ブランディングは難しいものではなく、身近なものだということ
・こちらのことを深く知ってもらう前に、まず「好き」になってもらうのが重要なこと
・ブランディングでは「アウター(社外向け)」以上に「インナー(社内向け)」が大切だということ
とかく小難しい話になりがちな「ブランディング」だが、その本質は「相手に好きになってもらうこと」。
ブランディングを「異性にモテるようになるために知恵を絞ること」にたとえつつ、専門用語をできるだけ使わず、圧倒的にわかりやすく解説。
現場での経験をもとに、ブランディングに関する基本的な考え方と、正解を導き出すための原理原則を解き明かす。
会社のソトにもウチにもファンをつくっていくための基本的な考え方を、本書で身につけてほしい。
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この作品のレビュー
平均 3.2 (14件のレビュー)
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イマジナというブランド支援会社のブランド=「好き」を言葉にしたもの
ブランディングの究極の目的は、相手に「好き」になってもらうことである
気になったことばは次です。
・日本企業は、せっかく実力が…ありながら、それをどうもきちんと伝えきれていない
・何もせずに相手が自分のことを理解してくれるということはない。誰かに「これを知らしめたい」「このことだけはわかってほしい」と思うなら、どうやったそれが伝わるか必死で考えることだ。
・中身がいいのはもはや前提で、それをどうやって伝えるかが、この時代においてより大事なことなのである。
・胸を張って自慢できるような、会社や社長に関する情報を網羅したのであれば、たくさんの人にそれを読んでもらう工夫や、読みたくなる仕掛けをつくればいい。
・自分の魅力を伝えるには、まず自分に「関心」をもってもらう必要がある。さらに、「好意」をもってくれないと、「この人の話を聞いてもいいかな」という気持ちにはならない。意中の相手を振り向かせ、なおかつ好意を抱かせる。ブランディングはここから始まるのである。
・自分たちの魅力を相手に伝えること:これはマーケティングだ。では、ブランディングとは何か。相手にこの企業やこの製品にはこういう魅力があると思ってもらうこと。大事なのは、自分たちが伝えたいことではなく、相手がどう感じ、どのようなイメージを抱くかのほうなのである。
・ブランドというものは、「自社が大事にしているもの」をきちんと伝えることである。
・要するに、広告宣伝だけでつくった、実を伴わないブランドは、真のブランドとはいえないのである。
・素晴らしい製品を売っている企業であるほど、言葉の使い方ひとつでお客さんに製品のよさが伝わらないのは、個人的にも残念でならない。
・人が人に点数をつける限り、公平になりようがない。
・信頼関係:そういう組織であるために、何が必要か。「自分たちはこういうものを大切にしています」という共通の想いなのである。
・ブランディングを行う上で、これは絶対外せないという大切な要素が3つある。
①トップが真剣であること
②すべての部門・会社の施策を一気通貫でつなげるストーリーがある
③社内にブランディングの大義を伝えるミドル社員が育っている
目次
はじめに
第1章 なぜ多くの会社が「好き」を集められていないのか
第2章 本当に「好き」を集められる会社の考え方
第3章 私はこうして「好き」を集める原理を身体で覚えた
第4章 イマジナ流「好き」を集める設計図
おわりに
ISBN:9784295403616
出版社:株式会社インプレス
発行:株式会社クロスメディア・パブリッシング
判型:新書
ページ数:192ページ
定価:1080円(本体)
発売日:2019年12月01日続きを読む投稿日:2023.01.26
とりあえず好きになってもらわないと意味がない。どれだけいい会社でも誰かの目に留まらないと意味がない。その会社にあったブランディングがあるのであって、100発100中当たるわけではない。代表の想いを全社…員に浸透させみんなが同じ方向を向いていなければ意味がない。パンフレットにつらつら信念を書いたところでだめ。ミドル社員を育成し、新人のお手本、尊敬する先輩となる。お客様が関わるのは会社ではなく人。続きを読む
投稿日:2022.11.15
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