ヤマケイ新書 登山者のための法律入門
溝手 康史(著)
/山と溪谷社
作品情報
「登山の世界に法律を持ち込むべからず」――かつての山の常識が崩れつつある。本来、社会の枠から離れ、自己責任により自由に行なわれるはずの登山の世界に、「管理」や「規制」が増えている。山岳事故の訴訟も増えた。そんな山の法的トラブルを回避するために、“知らない” では済まされないイマドキの山の世界のルールを紹介。また、加害者・被害者にならないための方法をこの1冊にまとめました。どこでもテント泊できる? 山で焚き火をしてもよいのか? 高校生の冬山は禁止できるか?ツアー登山の事故と責任は?などなど、気になる疑問にも答えます。[序章]山岳事故が起きれば法律が適用される登山が法律で規制される場面が増えている [Ⅰ章]登山の規制①登山の自由とその制限②登山の規制のあり方③山のルールやマナーと法律④昨今の規制問題 [Ⅱ章]山岳事故の責任 ①山岳事故の紛争が増えている ②どういう場合に責任が生じるのか③被害者にならないために④加害者にならないために[Ⅲ章]登山のリスクとどのように付き合うか
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商品情報
- シリーズ
- ヤマケイ新書 登山者のための法律入門
- 著者
- 溝手 康史
- ジャンル
- スポーツ・アウトドア - 登山
- 出版社
- 山と溪谷社
- 書籍発売日
- 2018.01.12
- Reader Store発売日
- 2018.01.23
- ファイルサイズ
- 5MB
- ページ数
- 232ページ
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この作品のレビュー
平均 4.0 (3件のレビュー)
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登山に関わる事故、事件、行動の制約など、海外と日本の違いや、法律の曖昧さや勘違いなどを書かれている。
多くは土地所有者の黙認、自由を尊重する法律の下で登山は成り立っている。
単独登山に冬山登山など…の是非が議論されて来たが、決着は付いていない。
山での事故は誰の責任なのか。グループ登山のリーダーや引率者たちは、事故が起こった場合に、どう責任を問われるのか。
十分な経験と、装備、技術を持ってして挑む冬の富士山。
では、その経験、装備、技術の評価は誰がするのか。
登山道の整備、道標のリボンなどは、勝手に付けてはならないが、実情は有志による整備が散見される。
登山は、自然の中でのスポーツである。
危険回避行動は、人間がする。
危険だからと、自然を改造しては、本来の登山が無くなってしまう危険があるではないか。
様々な事例が出て来て勉強になる。
多くは黙認され、曖昧さの残る法の下で運用されていることがわかる。
愛犬は山へ入れてはならないのか。
裏山で山菜取りはできなくなるのか。
山で朝の散歩が1人では出来なくなるのか。
考えれば考えるほど、矛盾した問題山積みである。
知ることで行動も改まるし、より安全な登山を目指すことの重要性を知らされる。
ゴミは持ち帰る。晴れていようと雨具、ヘッドライト。
登山届、山岳保険、忘れずに。続きを読む投稿日:2020.12.05
登山が好きで、ときどき登山道を外れたコースを地図を見ながら歩くトレーニングをすることもある。そんな時、ここが私有地だったら、不法侵入にあたるのかな?と疑問に思ったのがきっかけで読んだ。
結論から言え…ば、そこが私有地であっても、現地での所有者の明確な意思表示がない限り、立ち入ることはなんら問題ない、という認識を持った。
他にも、友達を連れて登山に行った時に起こった事故の責任など、グレーゾーンで行われる登山の危うさを感じた。
ときどき読み返したい一冊。続きを読む投稿日:2022.12.11
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