この作品のレビュー
平均 3.7 (27件のレビュー)
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「走る男になりなさい」に引き続き、
本田さんがビジネス小説を出しました。
今回のテーマは、読書・英語・人脈の3つ。
三人のダメダメ主人公がそれぞれのテーマを
身につけていく様子がわかりやすく…書かれています。
今回は放送作家の安達元一さんとのコラボレーションです。
小説としての面白さは、前作をはるかに上回ります。
さすが、安達さん!といったところ。
面白くてタメになるのは「夢をかなえるゾウ」に近い。
面白さは夢ゾウにはかないませんが、
3つのより具体的な戦術としては良書だと思います。続きを読む投稿日:2011.08.21
・DMWL. Doing More With Less. 小さな力で、大きな成果を得る。てこの原理。
・すぐに始めよ。始めたものが成功する。
・深く考えずに始める。やる気がなくても作業を開始すると脳の…側坐核という部分が興奮してやる気が出てくるという、「脳の仕組み」。
・DMWLにはとりあえずのゴールが必要だが、ゴールはとりあえず仮のものでいい。
・したくないことを100個挙げれば、逆に自分のやりたいことがあぶり出されてくる。やりたくないことをやめて、少しでも楽しいと思うことをした方が結果もついてくる。
・「したくないこと」を選んでいたのは、他でもない自分自身。だったら、それをやめれば良い。そうしたら、人生の効率が確実に良くなる。
・ゴールへの最短距離を行くには、長・中・短の目標を持つこと。①『10年後の自分』は具体的にどんな感じなのか。「こうなっていたい」というイメージを挙げる。 ②『10年後の自分』を実現するために、その中間地点である5年後はどうしているだろうか。さっきイメージした『10年後の自分』から『今の自分』を引き、今の自分に足りないものを5年後までにどの程度手に入れておくべきかを決める。 ③3か月後までに最低ひとつ、『今の自分』に足りないものをゲットするとしたら何だろうか?
・本を読んだら、読んだことを実践すれば良い。成功した人間のノウハウなのだから、真似したら良い。読書で得た知識を実践しなければ意味はない。
・人生の取説とも言える本を読まないから、何事にも永遠に時間がかかる。
・本は目的を持って読むこと。意識したとたん、それに気がついて目につくのも脳の仕組み。目的を意識すれば、脳は無意識に目的のものを探そうとしてくれる。
・本は目的を持って選ぶこと。長・中・短の目標があれば、「今の自分にはどんな本が必要か」が明確に分かる。
・「読書の流れ」を理解せよ。①制限時間を設ける ②全体を俯瞰する ③読書開始。読書は娯楽でなく投資。
・アウトプットこそ、読書の神髄。読書メモを作り、繰り返し読むこと。メモはテーマ別のフォルダーで分類する。
・脳の仕組みを使って暗記する。①「手書き」&音読 ②覚えたメモは捨てる ③赤ペンを使う ④寝る前に暗記する ⑤ビジュアル化
・英語ができなければ、仕事はなくなると思え。社員が英語ができるかどうかを問題にしない会社に未来はない。英語ができないということは他のこともできないと判断されかねない。パソコンができなければ仕事ができないのと同じ。
・メンタルブロックを外せ。英語は通じれば良い。「間違えたら恥ずかしい」というメンタルブロックを外すこと。とにかく英語を口にすること。外国人にとって恥ずかしいのは、話せないことでなく黙っていること。
・ゴールまで最短距離で行くためには、「やらなくていいことは徹底してやらない」と強く決意すること。
・よくある英語勉強法に騙されるな。数でなく、どんな単語を覚えるかで効果が違ってくる。これ以上、遠回りしてどうする?
・狭い範囲の「偏った英語」で、単語を100個、言い回しを20個覚えること。得意分野、関心のあることが望ましい。使用頻度の高い言い回しをセレクトする。
・単語は嗅覚を除く「四感」を駆使して「三回転」で覚える。①100個全部から意味の分からない単語をあぶりだし、それを書き出し意味を調べておく。 ②まだ覚えていないものがあったら、それをノートにさらに書き出す。 ③覚えられなかったものを単語カードにする。覚えるのは朝と寝る前が良い。
・会話の主導権は、きっかけ語と相槌語でつかむ。
・自己紹介がうまくなること。また言い回しがたくさんある単語を極める。
・人脈とは「誰を知っているか」ではなく「誰に知られているか」。最高の人脈とは、志の高い仲間のこと。
・どうやったら人を見る目ができるか。それは「自分の大事な人に紹介できるかどうか」。直観的な判断でかまわない。また「その周囲の人はどんな人か」。さらに、その人と自分が「長期的に付き合っていく姿を想像できるかどうか」。
・人脈術の基本はコントリビューション(貢献)。貢献を重視することで、人間関係が生産的になる。「してもらう」ではなく「してあげる」。相手に対して、自分はどんな貢献ができるかということを常に考える。
・コントリビューションは、相手に見返りを期待しない。自分が好きでやること。
・コントリビューションしたければ、会いたいと思われる人になること。そのためにはパーソナル・ブランディングを極める。
・パーソナル・ブランディングとは、自分はこういう人間だと世間にアピールすること。まずは「この人は何か面白そうだ」と思わせる魅力的なプロフィールを作ること。過去の仕事、実績、どんな分野に強いのか、わかりやすく自分にキャッチフレーズを作っても良い。もっと心をオープンにして、自分にはどんないいところがあるか「教えてあげる」と思えば良い。「教えてあげる」ということもコントリビューションである。自分の良いところを自分で言うのはサービスである。
・毎日のファッションも、話し方も、趣味も、どれも全部ゴールのためのパーソナル・ブランディングである。
・常にインプットをしている人になること。情報という財産は、人を引きつけ、コントリビューションすることができる。自分は、人に教えられる情報を常にインプットしているだろうか?
・他人の時間は財産と心得て、尊重すること。
・コントリビューションには4つのレベルがある。①情報 ②プレゼント ③ノウハウやアドバイス ④コネクト(相手の役に立つ人脈を紹介すること)続きを読む投稿日:2019.04.29
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