感性思考 デザインスクールで学ぶMBAより論理思考より大切なスキル
佐々木康裕(著)
/SBクリエイティブ
作品情報
米国・デザインスクールのプログラムへようこそ
Airbnb共同創業者ブライアン・チェスキーとジョー・ゲビア。
いま、世界で活躍するビジネスエリートたちはなぜ、次々と革新を起こせるのか?
その秘密は、アート的な感覚とビジネスを同時に学べる「デザインスクールのプログラム」にあった!
このプログラムを受けることで、同プログラム卒業生たちは、自分自身の中に「ビジネスとデザインの最適ミックス」を創り出し、それを武器にMBA(経営学修士)では実現できない、世界を動かす強烈なインパクトを生み出している。
本書では、いま世界のビジネスエリートが殺到する米国デザイン系大学院の1年間のプログラムのエッセンスを紹介しつつ、変化が激しく問題の見えづらいVUCA時代に、彼らがなぜ活躍できるのかを解き明かしていく。
ポイントは、いわゆる「センス」は不要であるという点。
上記のビジネスエリートたちのような強烈なアウトプットを生み出す力が、同プログラムでは実践的な「方法論」として身に付けられるのだ。
では、その強烈なアウトプットを生む思考法は、従来のビジネススクールで学ぶような論理思考とどのように違うのか。それが本書のタイトルにもなっている「感性」を大切にする思考法『感性思考』である。
また、本書はデザイナー出身ではなく、ビジネス出身の著者が実際に同プログラムに飛び込んだ際のとまどいや失敗を元に解説されているため、これまでデザインとはまったく縁のなかったビジネスパーソンでもできると思える一冊になっている。
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この作品のレビュー
平均 3.3 (15件のレビュー)
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デザインファームTakramの佐々木氏によるデザイン思考の本。
著者は、ID(イリノイ工科大デザインスクール)に留学していて、その時のIDの授業のコンテンツなどを紹介してくれています。
デザイン思考…と言えば、IDEOとかスタンフォードのやり方が有名ですが、
そのやり方とはちょっと異なりますが(根っこの部分は同じ)、
色々な手法が載っていて参考」になります。
個人的には、「D2C 「世界観」と「テクノロジー」で勝つブランド戦略」の方が著者の個性が出ていて好きですが、
IDへの留学を検討している人は、授業の様子などがよく分かる貴重な資料だと思います。
(最近はブログなどもたくさんありますが、
こうやってまとまっている資料は留学検討者には貴重です。)
※D2C 「世界観」と「テクノロジー」で勝つブランド戦略
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/491006303X#comment続きを読む投稿日:2021.07.03
上司の勧めで読む。今の自分の仕事にはすぐいかせそうではなく読むのが辛かったものの、今までの疑問点が晴れた部分があり嬉しかった。
1つ目は学生時代に1番優秀な友達がなぜデザインスクールに留学したか。こ…れは友人に先見の明があったとしか言えないが、8年?たった今わかった。ロジカルなだけではイノベーションは産まれないないし、希少な人材にはなれない。今からでもMFAに行くべきか
2つ目はエクスペリエンスの重要さ。やたらとオフサイトミーティングしたがるクライアントがいたが、デザイン・感性の視点からは非常に大事で、より深い共感、柔軟性を呼び起こし、物事が前に進むらしい。確かに。新しい概念を導入する際はいいのかもしれない
この本には、コンサル時代に感じた“イケてる”アウトプットを出すメンタル、考え方、方法論が書かれている。関連の本も読み、デザイン、感性も取り入れながら仕事を進めていきたい
以下、気になった点
・バッケージクレームの事例
→そもそもの問いがイケてなかった。経営コンサルとデザインコンサルの違いではない
・感性モード、五感に働きかける仕組みづくり
→ より深い共感、柔軟性を呼び起こし、物事が前に進むらしい。確かに
・10 types of innnovation
→その時になったら使いたいフレームワーク
<Configuration>
・Profit model, Network, Structure, Process
<Offerings>
・Product performance, Product system
<Experience>
・Service, Channel, Brand, Customer engagement
・人の無意識を「解読」しないと、人に選ばれる製品を生み出せないのだ
→顧客の立場になって考える、というのは良くやるが、無意識までとは。でも確かにそうだよね
・計画→実行、という進め方はVUCA時代にそぐわない。必要なのは計画→実行モデルではなく、実験→修正という実行主導型のプロセスである
→偉い人もよく中計は要らないのではないか、という発言がある。ただステークホルダーを考えるとやはり中計は必要な枠組みだと思う。特に日本では。ただ現場で言うと、確かに実験→修正というプロセスが必要かも。PoC的なね。
・ユーザーの反応が芳しくなくてもそれは失敗ではない、ヒットにつなげるための必要悪的なステップと捉える
→失敗を良しとする企業文化が必要だよな
・論理的な思考では到達し得ないようなアイデアを探索する「枠外発想」
・枠外発想を通じた新市場の開拓をすることでTAMが広がる
→企業が伸びるときはシェア競走ではなく市場が伸びる時。枠外発想でTAMを伸ばすことは本当に大事だと思う。ただ、論理的な思考でも到達しうると思う。この人はイケてない論理的思考すぎるのではないか
・ブレストの功罪
・ブレストには組織内の記憶力(誰がどんなアイデアを持っているか)を高める効果と、メンタルモデル(行動規範、価値基準)を揃える効果がある
→個人的には異なる専門性を持つ人が行うことで、新しい方向性が出てくる、と言ったことはある気がする。筆者のいう効果を達成するなら雑談で十分かなー
・自虐的な話をすると心理的に「抑制」が取り払われることで見栄がなくなり、他者との比較が気にならなくなる。自虐的なエピソードの後のアイデア出しは盛り上がる
→なるほど。自虐的な話はあまり自分はしてこなかったかも。。。
・インタビューした人の写真を貼り、ドラマチックに語りかける。そうするとプロダクトの機能をただあぴーるするよりも共感をよび、コンセプトや企画が通りやすくなる
→Sonyや日立の説明資料を見ても写真が多い。こういう効果を狙っているのか?中途半端な気もするけれど。後から資料だけ見てみても伝わらない。動画を見ろということか続きを読む投稿日:2021.12.28
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