芸人芸人芸人
コスミック出版編集部(編)
/コスミックムック
作品情報
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芸人芸人芸人、特集は「第七世代」 ■表紙 霜降り明星 巻頭は霜降り明星、ハナコの王者特集 ■金属バット 好きだ。 金属バットインタビューと三浦マイルド、陣内智則の応援メッセージ ■関西芸人の肖像 ゆりやんレトリィバァ、ミキ、ロングコートダディ、からし蓮根、コウテイ ■thank you,elite tokyo やさしいズ、空気階段、EXIT、令和ロマン ■GIFTED ZAZY、Aマッソ、アンゴラ村長、まんじゅう大帝国、ランジャタイ、街裏ぴんく ■巻末 面白いのが、好きだ かが屋
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商品情報
- シリーズ
- 芸人芸人芸人
- 著者
- コスミック出版編集部
- 出版社
- コスミック出版
- 掲載誌・レーベル
- コスミックムック
- 書籍発売日
- 2019.06.18
- Reader Store発売日
- 2019.11.01
- ファイルサイズ
- 97.3MB
- ページ数
- 96ページ
- シリーズ情報
- 既刊2巻
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この作品のレビュー
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このレビューはネタバレを含みます
コスミック出版による『お笑い第七世代』を特集したムック本。何を以て『お笑い第7世代』とするのかは未だにイマイチはっきりしないのが現状だが、お笑いナタリー『お笑い第7世代特集ムック登場、霜降り×ハナコ、Aマッソ、かが屋、金属バットら』曰く、この本では2010年以降にデビューした若手芸人をお笑い第7世代としているらしい。
レビューの続きを読む
ただ好きな芸人さんのインタビューが載っているからという理由で買ったのですが、改めて全部読んでみると特集している芸人さんのラインナップが結構マニア向けだなと思いました。
ちなみにラインナップは以下の通りです。
霜降り明星/ハナコ/金属バット/ゆりやんレトリィバァ/
ミキ/EXIT/かが屋
からし蓮根/ロングコートダディ/コウテイ/
空気階段/やさしいズ/令和ロマン/ZAZY
Aマッソ/アンゴラ村長/まんじゅう大帝国/
ランジャタイ/街裏ピンク
第7世代の定義がそもそも揺らぎがちではあるのですが、「特集 第七世代」と銘打っている割には霜降り・せいやくんがこのインタビューで答えている「芸人に限らず20代の若手」という定義から外れる人もいて、ちょっと「第七世代特集…?」と思いました 笑
それに加えて、これは個人的な考えなのですが、私は「第7世代」はTVを通して広く世に広まった概念だと思っています。ただ単に面白い若手が増えたからではなく、上が詰まっているTV業界で、面白い若手がTVで取り上げられ活躍するようになったから広まったものと言うか…なので、いくら面白い若手芸人さんでもTVにほとんど出ていない方々を「第7世代」として特集したムックに載せられると、イメージとの齟齬が生じてちょっと違和感を感じました。
上記のラインナップを参照すると、からし蓮根以降はTVではあまり見かけた事のないライブで活躍中の芸人さんの方が多いですよね。別に「〇〇は第7世代じゃありません!」なんて仕分けるつもりはないのですが(^∀^;)
でも、世間的にも「第7世代と言えば?」と聞かれてからし蓮根以降の芸人さんを答える人ってあんまりいないと思うんですよね…仮にランキング作ったとして、名前が出たとしても上位には行かないんじゃないかな?なので、そんなにズレた事は言っていないと思うんですけど…。
あえて「第7世代」と称するなら、それこそTVの第7世代ど真ん中の宮下草薙、四千頭身、納言やティモンディ辺りの方が自然なんじゃないかと思いました。特に宮下草薙と四千頭身はなんで呼ばれなかったんでしょうね?
で。「仕分けるつもりはない」と言っておきながら、なぜそんなに取り上げられている芸人さんが「第7世代」に該当するかにこだわるかと言いますと、そのせいで上記ラインナップで言う所のからし蓮根以降の記事を読むのが、ライトお笑いファンである私にはちょっと大変だったからです。
例えば同じく若手芸人を特集したムックに「お笑い2020」というものがあるのですが、そちらのラインナップはこうです。
霜降り明星/ミキ/四千頭身/ハナコ/かが屋/納言/
ティモンディ/東京ホテイソン/Gパンパンダ/さすらいラビー
林家たま平/柳亭小痴楽
からし蓮根/コウテイ/濱田祐太郎/ラニーノーズ
個人的には、こちらはちゃんと20代でなおかつ見た事がある人が並んでいるなと思います。落語家さんは別としても、大抵のコンビはバラエティ番組かネタ番組で何度も目にしていて、ネタもキャラクターもどんな感じか分かるひとがほとんどです。この「好きな訳じゃないけど、何度か見た事があるのでネタもしくはキャラクターを何となく知ってる」という前提があると、深く知らない芸人さんのインタビューでもそれなりに楽しく読めるのです。
しかし、この「芸人芸人芸人」は失礼ながらネタもキャラクターもよく存じ上げない芸人さんが多すぎて…「第7世代」という今流行りのPOPでキャッチーなテーマで特集しておきながら、中身がゴリゴリマニア向けなのでライトお笑いファンは読んでもよく分からない事が多かったです。
何と言うか、楽しいアメコミヒーローモノだと思って「バットマン ダークナイト」観たら、思った以上にシリアスで内容が重かった時と似た感覚と言うか…笑
せめて各芸人さんのインタビューの最初に、軽くでもいいから芸風と来歴が分かる様な紹介文があればまだ読みやすかったと思うのですが、それもなかったので…ライトファンは全く無知な状態でインタビューを読むことになりましたとさ(^▽^;)
と言うか、このムックそもそも編集者さんの言葉が凄く少ないんですよね。他のムックだと「ムックの趣旨」とか「あとがき」とか、さっき書いたように各インタビューの前に芸人さんの軽い紹介と質問内容があったりするんですけど、そういうのがほぼありません。
そういう所を見ても、全体的にマニア向けで「分かる人に伝わればいい」ムックって感じがします。「ごちゃごちゃ俺たちの意見なんか言うつもりはないんだ。とにかくこの面白い人たちを見てくれ。見ればわかる。」みたいな。このムックに載っている芸人さん達の事は知っていて、ネタも見た事があるのが前提として読んでもらうものと言うか。
しかしそれだけに、編集さんのお笑いに対する確固たる信念や情熱を感じます。霜降り明星やハナコの様など真ん中第7世代もしっかり押さえつつも、あえてまだ広く世間に知られていない、ライブで活躍中の芸人さんを多く取り上げたのは、編集者さんにとっての「次世代を担う、世に知られるべき面白い若手芸人」が誰かという考えがしっかりあるんだろうし、そういう人をこそ取り上げて読んだ人に注目して欲しい!という芸人さんに対する愛と熱い想いがあるんだろうと思いました。
そういう想いでムックを作る人の存在ってきっとすごく大切で、芸人さんも嬉しいんだろうなと思います。
きっとこのラインナップって、ライブシーンの面白い若手までちゃんとチェックしてる人からしたら納得&たまらない面子なんでしょうね…!個人的にはニューヨークのニューラジオとかダイタクTVとかにたまに出る令和ロマンやZAZYさんが取り上げられていたので、改めて興味が沸きました。YouTobeで公式ネタ動画も探してみようかと思います。
それと、芸人さんのインタビューだけでなく「~~の援護射撃」というコーナーをはじめとした、有識者の芸人さん解説が載ってるのも特徴であり見所です。そしてここにもやはり、お笑いに対する愛と情熱が溢れておりました…。
その有識者も、先輩芸人さんだけでなく、放送作家さん、有名ネタツイッタラーさん、有名ハガキ職人さんやお笑いライブ企画の代表の方など、芸人さんの近くで仕事をしている「プロ」やお笑いにどっぷりつかったマニアの方々で、そんな所からもこのムックのガチさがうかがえます。
お笑い分かってる方々の解説は、自分とは全く違った視点からモノを見ていたり、今まで漠然として言葉にできなかった芸人さんの凄い所を物凄く的確に言葉にしていたりと目から鱗の話が沢山あって面白かったです。芸人さんの特徴紹介の役割はむしろこの援護射撃シリーズが担ってるかも…。
あと、ムックなので写真も沢山載っているのですが、アイドルっぽく写していたりといったチャラついた感じが無く、クールでカッコいい写し方をしていました。全体的に画面暗めもしくは陰影はっきり影濃いめって感じです。
特に金属バットさんは…何か…現代アートみたいな…でもすごく「っぽい」感じでした。
まとめると、一冊丸ごと読むつもりなら、ライブシーンの面白い芸人さんもしっかりチェックしているマニアの方向けのムックだと思いました。プロや人が認めるマニアの見解も取り入れながら、めちゃくちゃガチな感じで作ってあるので、載ってる芸人さんを知っている人や好きな人は凄く楽しめると思います。
そうじゃない人…例えば私の様に推しが何人か載っていたから買っただけor買うつもりの人は、他の芸人さんの所を読むときは、ちょっとでもその芸人さんの概要を知らべるかネタを見るかしてから読むか、「~~の援護射撃」を読んで各芸人さんの特徴をうっすらとでも知ってからインタビューを読むと、入ってきやすくてより楽しめると思います。投稿日:2020.11.23
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